お母さんが必死なのはわかりますが、才能のあるピアニストが最高の指導者になれるとは限らないのですよ!まして海君は先生の指導など受けていません。海の素質は天性のものですから。あるいは、3歳の時の墜落事故が原因かも?
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お母さんが必死なのはわかりますが、才能のあるピアニストが最高の指導者になれるとは限らないのですよ!まして海君は先生の指導など受けていません。海の素質は天性のものですから。あるいは、3歳の時の墜落事故が原因かも?
海は絶対音感の精度がかなり高い。僅かな違いがわかるほど耳がよく、聴き分けられる能力があるらしい。指のタッチは習ったことがなく、森のピアノしか知らなかったからだろう。
馨はここで滑って落ちたんだ!左右馬と鹿乃子が鰻につられて来てくれたからいいようなものの、もし鰻の約束してなかったら二人に気づいてはもらえなかった。でも一晩、山の中で心細かっただろうね?
本当に、子供に罪は無いよね!こういうのって離婚した親にはしんどいよね。でも子供の方がしんどいんだから受け止めないとね。親の責任って子供が成人するまであって、離婚してもしなくても同じなんだと思った。
厚かましいにもほどがある。だからこの二人は地下牢に入れてしまえば良かったものを。今更またも蒸し返して、何とかなると思っているのか?国外追放か修道院行きだね!
信頼関係は一朝一夕には築けないよね。小さなことの積み重ねが大切だから。少しづつ積み上げていけたらいいね!そうすれば、いつか揺るぎない絆ができるかもしれないから。
このままでは桜子が危ない!沙知が鬼になったら何をするかわからないから。身辺気をつけないといけない、気を抜けないよ!暫くボデイガード雇った方がいいかもね?
なんか、放流したサケが産卵の為に次から次へと生まれた川に戻って来たみたいで凄く面白い!
昔のサケたち、どんどん戻って来いよ!
キロランケは土地勘も知識もあるからする事に無駄が無い。アシリパの信頼も次第に上がっている。何も知らないアシリパが不憫だが、事実関係を知るまでまだ時間がかかるだろう。
キロランケの話はアシリパに父親を思い出させ、昔の懐かしい記憶が蘇る。アシリパにとっては楽しい時だが、彼らに父親を殺されたことは知る由もない。皮肉なことだが、知った時の驚きと怒りを思うと心が痛む。
ピアノの森
015話
第7話 阿字野壮介(2)