直接乗り込んで、何を話すつもり? ランゲツが女であることも知らないから、適当にあしらわれるのに。文句言っても効果ないし。
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直接乗り込んで、何を話すつもり? ランゲツが女であることも知らないから、適当にあしらわれるのに。文句言っても効果ないし。
第三皇子の陰謀は気づかれたので、ランゲツは助けられるが、女であることが分かってしまったから、これから心配の種が増える!
薬を使ってまで確かめるとは、卑怯なことをするものだ! 絶体絶命ではないか? しかし、女であることがわかってしまったのはまずい!
この皇子は、困ったもんだ! 何かとちょっかいをしてくるのは、ランゲツが気になってしょうがないのだろう。好奇心以上のものを感じるので危うさが否めない。
従獣は、主がなくなると、後を追い死ななければならないのか? 古代エジプトも王が死ぬと、側近も殉死する習わしだし、武家社会にもあった習慣の一つだが、死にたくない場合は、どうしたらいいのだろう?
隠さなければいけない気持ちが溢れそうな時、どうやって隠し切れるだろうか? とめどなく溢れる気持ちの行く先を、どこに求めればいいのだろう?
母親の言う事は本当のこと、事実なの? 静ちゃんの思い過ごしで、ずっと悩んでたの? それとも母親が静ちゃんを洗脳しようとしてるの?
二人を取り巻く人たちの思惑に縛られたり、翻弄されるのは、あまりにも残酷で、何とか乗り越えて欲しいと思うけど、貴族社会の現実はそれを許してくれるだろうか??
五十嵐君は自分の彼女を守りたいんだね。迎えに来たり、送って行ったりしたいんだ。可愛いね!
椿ちゃん、心配の種は尽きないね! そのこと五十嵐君と話し合えるかな? でも五十嵐君の性格だと隠すのは好まないかも?
王の獣~掩蔽のアルカナ~
062話
第26話 -2