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お金の力を使って人を動かしてるから、使用人には騙されるし、思いやりのある人間も寄りつかないんじゃないのかな…と。
顔が良くて権力があっても、心を遣って人の心を動かす事が出来なきゃ、裏切られるし、心からの忠義も得られないっていう事。
今回のカジノ？のイカサマディーラー？にお金をチラつかせて調べさせてるけど、そもそも、『フィローネと言う名前を使った娼○がいないか調べろ』だったら、〇〇と言う名前を使った○婦が居ると言う前提で言ってる様なもので、この裸の王様からお金を吸い上げる為に、この男（キリアン）の望む情報（フィローネへの疑いを確信させるような）を捏造して、お金だけ貰って後は知らんぷりしそう。
前回のメイドはキリアンの部下に脅迫されて嘘の証言したけど、その事実をキリアン本人に密告すれは、黒幕は撃退してフィローネが苦しむ事なかっただろうに。それほどまで、このキリアンと言う男は人から信頼されてないし、悪い人しか周りにいない。
叔父さんがやっと、ドロドロした執着の檻に潜入してくれるから今後が楽しみ。
ダミアンの待遇についても、フィローネの意地？的なものに振り回されて可哀想だけど、父親の様な人の心をお金で買えると思い込んでる人間にならないように、しっかり大人の行動や言動を見て成長して欲しい。今はまだ幼いけど、嫌な事は嫌！とか、酷い事は酷い！と言える様な素直な心をずっと持ち続けて欲しい。
人格が破綻してる人間と恋をしてしまった女の哀れさと、自分を守るとは何なのか？を考えさせられるお話。
他人に迷惑かけられない！とか、自分の問題は自分の力で何とかしないと！みたいな考え方だと、自分を追い詰めて、結果、周りにも影響与えるのにね。その影響は、抱えているものが大きいほど、愛するものの犠牲も大きいかもしれない。
人を頼る事は、利用するとか迷惑行為じゃなくて、その後自分も誰かを助ける側になる為に必要な事だと私は思います。
逆に、助けて！て言ってもらえる側なら嬉しいし、自分に出来ることを精一杯やりたいなと思います。
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