5.0
とても綺麗で切ない物語です。
まず、感想を言うととても切なく感動しました。経験上他の小説の数倍は感動し、涙は必ず流すような物語です。
僕がこの話を知ったのは「猫」という曲です。この曲が好きで調べていると作詞したあいみょんさんが君の膵臓をたべたいを読み歌詞に起こした的なことが書いてあった為です。
確かに猫の歌詞には君の膵臓を食べたいを想起させるような歌詞が多くあります。ぜひ、「猫」の歌詞を一度ご覧ください。そうすることによりこの作品への気持ちが高まると思います。
主人公である「僕」は病院にいて、偶然クラスメイト「さくら」の日記を発見します。このことによりさくらの病気を知ります。さくらの秘密は「肝臓の病気で余命が短いこと。」この出会いから二人は仲良くなっていきます。
この本はとても素晴らしいレトリックがあります。主人公である僕の名前が伏せられていることです。作中「僕」や「仲良しの僕」などといろいろな呼び方をされています。
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君の膵臓をたべたい