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アイヌの世界観
アイヌが持っていた砂金を奪った一味がどこかに隠し、隠し場所を囚人たちの入れ墨にして暗号にしている。それを戦争で生き残った不死身の杉元がアイヌの少女と追っていく。しっかりとした取材をしているようでアイヌの生活もよくわかります。
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アイヌが持っていた砂金を奪った一味がどこかに隠し、隠し場所を囚人たちの入れ墨にして暗号にしている。それを戦争で生き残った不死身の杉元がアイヌの少女と追っていく。しっかりとした取材をしているようでアイヌの生活もよくわかります。
「かくかくしかじか」は東山アキコ先生の高校生から美大に行く自伝を交えたマンガなので、ブルーピリオドとはセットで読みたいところです。ブルーピリオドは男子高校生の仲間とだらだらした生活から美大予備校、美大と連面と話が続きます。葛藤の強さはハンパない。個性的な人たちが多く出てくるのも魅力。
リディの行動力が好きです。策士策に溺れてしまうのですが、ドラマチックな出会いが用意されています。フリードの青薔薇が咲く設定もいいです。
着物の知識がなくてもあっても楽しめます。着物を知らない女の子が着物に詳しい銀太郎さんから教えてもらうというオーソドックスなつくりです。着物愛があふれてます。
お金を稼ぐことの意味を考えさせられます。人よりも得意なことを仕事にすることでお金を得るという発想が前向きで好きです。東村アキコ先生はマンガですね。
独自の世界観とルールが存在します、三人の男子の中で誰が不幸なのか。家族、仕事、恋人、お金、人それぞれに持っているものが違い、簡単には決まりません。心に刺さります。テーマの重さを緩和するようにアイスでパルムって美味しいとか出てくるバランスが好きです。
貧しい生活をしている女の子がお金持ちのイケメンに癒される話とまとめてしまうと、ありきたりに聞こえてしまうかもしれません。ところが「秘密」がスパイスとなり、楽しめてしまいます。現実にはなかなか難しい設定ですが、少女マンガとしてはありです。
誰もがうらやむような人にも悩みがあります。この二人も仕事が出来て容姿端麗ですが、それぞれに恋愛に悩んでいます。他の部分が完璧だからこそ、だめな部分が際立ちます。そんな二人だからこそ、一緒になったら最強です。
非業の死を遂げた後に18歳に戻るビアンカは、今度の人生をより良くしようと奔走する。まわりの人たちもそんなビアンカに協力しようとしていて温かい。領主様も彼なりの優しさがじんわりと伝わるのがいい。
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ゴールデンカムイ