4.0
深い。いい!学べる!いい味出してる!
医療系・医療現場を題材にしたコミックが増える中で、この作品は子供に絡む日常世界を介して実際起こっている状況や病状を描写している点で、一般には知られ難い病原も含めて知れるのが醍醐味な気がします。
たまたま?短期有期で学校の保険室医師として赴任してき牧野先生は、ともすると横暴すぎる言動で彼自身も何か訳あり背景?かと思える状況から物語はスタート。
口にすることは横暴で子供相手でも容赦ない言動。だけれど、医学的・相手の症状についてはドクターならではの千里眼とセンサーで「真っ当に見抜く」ことで相手を救っていく。パターンのようです。
特に第一話などは、一般的ではない病状や症状であり、それによって子供のこころを不安定にさせてしまっていた中で、
彼・牧野先生の超マイペースな言動によって、同級生達のみならず担任までもが当事者の子供を追い込んでいた悪床を払拭する流れを作ったり等。イコール、病の解明だけでなく子供の心も救ってあげる状況も。
学校生活の環境を土壌をオムニバス的な作品の構成なので、飽きずに、学びつつ、吸い取るかのような気持ちで読める作品です!
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