なんてラブレターだ…
読んでいて切なくて…胸が苦しくて…ため息が出た
あの山小屋で見せたカッセルの別の顔
そんな彼がイネスの前では間抜けな人間になってしまうのは
もちろん大好きなイネスの前で少年のようにどうしていいのか分からなくなってしまうのと同時にイネスの前でだけはすべてを脱ぎ捨てて本来の自分でいられるからじゃないのかな
そしてイネスが自分の方が愚かかも知れないと思ったのは
まるで初めての人生のようにカッセルに溺れそれを変える気もないこと
もしこの選択で自分がまた不幸になったとしてもカッセルと共に生きる道を選んだことに悔いはないと思えたのだろう
『だからイネス 私はもう本当に大丈夫だ』
この言葉の意味がわからない
手紙の最後
『まるで世界が私の頭上に降り注いだようだった』
『全てを手に入れた気がしたよ』
これは何かを暗示してるのか…
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この結婚はどうせうまくいかない
091話
第089話