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業か運命か、人間とは愛しく哀しい
人間の数奇な運命と人間模様を描いた話。根底に暗く渦巻く業のようなものが流れている、読むたびにふぅ、、、っと溜息が出てしまう満腹の読了感。
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人間の数奇な運命と人間模様を描いた話。根底に暗く渦巻く業のようなものが流れている、読むたびにふぅ、、、っと溜息が出てしまう満腹の読了感。
医療の現場にいると、さまざまな理由から手に負えなくなった我が子(成人含む)や親を引き取りたがらない家族も少なくない。
彼らをそのままスライドさせ、二度と帰宅しないことを望むような要求をする家族もいる。
このマンガは主に精神障害を抱えながら、家族のはきだめとして隠されてきた子と家族に押川が介入していく話である。
ドキュメンタリーのようであるが、きっと事実はもっと悲惨なパターンも多いであろう。
色々考えさせられる。
邪魔者排除システムは良くないが、仇討ちシステムは今の世にあったら、殺められた被害者の家族は少しは浮かばれるだろうか。
「復讐なんて考えるな」と実しやかに人は口にするが、それは安全なところからの戯言。自身の大切な人間を奪われても同じセリフを言えるのか。そんなことを考えながら読める話かな。
勉強は机の上でするのではなく、日常生活のあちこちに自然に散らばっているものだと思っている。加茂教授みたいな方が実在したら、日本の底力はもっと育つのではないか。
小学生時代の女子は「ときめきトゥナイト」派か「マーマレードボーイ」派に分かれていた記憶がある。更に「遊」派か「熊谷」派か。展開の遅さと中途半端さに毎回焦れながらも、私は熊谷くん推しだったのを思い出す。
改めて読み返して、キスシーンひとつでどきどきしていた純朴な自分に笑ってしまう。
内容はまんがを読んできた大人ならば予想がつく内容だが、アラフォーならばそこに付随する童心の記憶にノスタルジーを感じると思われる。
そんなことより、作者が一橋大学在学中にこの作品を描いていたことに驚く(笑)
自分も1人が好きなので、ワカコの1人飲みは読んでいてわかりみが深い。ダイエットで禁酒している身にはこたえるが、単話設定なのでついつい読みたくなってしまう。
自サバで横柄かつ自信過剰な人間ですが、奈美の逞しさには見習うところがあるなあと思います。結末が楽しみです。
人情を重んじ労力を厭わない弁護士はいないし、なにより主人公の頭が無さすぎる。仮にも司法試験を突破されているであろう設定でありながら、主人公の言動が稚拙。そもそもこの話で主人公が弁護士である必要があったのか。
叩き上げの警察官か、探偵なら良かったのでは。展開が論理破綻、何がしたいのかわからない。
かよさんのお父さんがあまりに身勝手で、漫画なのにお父さんにイライラしてしまいました笑。
お母さんの退院後の不便さと健気さに、お母さんが少しでも笑いながら長生きしてくださることを願わずにおれません。
作者がなんというか、個性的(褒め言葉)。スリランカに住んでらっしゃるんですね。この方のX(旧Twitter)は愚痴というか社会への提言というか、やっぱりこの方は個性的で気になる人物です。
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