引きこもりだろうが何だろうが、公爵令嬢で、王族で、女王候補筆頭なのに、後先を考えない令嬢達だな。というか、なんで人んちのお針子部屋の鍵を、外から掛けられるの? 使用人を買収したのか?
ここまでの貴族達の言動を見るに、フランチェスカが次期国王の最有力候補になった経緯は、あまり知られていないんだな。
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引きこもりだろうが何だろうが、公爵令嬢で、王族で、女王候補筆頭なのに、後先を考えない令嬢達だな。というか、なんで人んちのお針子部屋の鍵を、外から掛けられるの? 使用人を買収したのか?
ここまでの貴族達の言動を見るに、フランチェスカが次期国王の最有力候補になった経緯は、あまり知られていないんだな。
冒頭の、シアンのドヤ顔が面白すぎる。
スチュワートを茶化しつつ、重いのはドレスだ、とちゃんとフォローしているし、イケメン振りが凄い。
スチュワートと自分だけだと、2人でフランチェスカを取り合っている、あるいはフランが両天秤を掛けているように見られかねないから、アーヴィンも誘ったんだろうなとか、目茶苦茶気遣いの人じゃないか。
心配もあるけど、ユーリはニヴァルに嫉妬したんだろう。
多分、ブリジットが契約したのが「微精霊」でなければ、ユーリと婚約していた筈なんだよな。
それで手焼きの場面に同席する羽目になったユーリは、ブリジットの事を気に掛けつつも、会いに行く口実もなく、何年かたつうちに王族と婚約したと風の噂に聞き、ひとまずは安心しただろう。
ところが、学院に通う前後から彼女の妙な評判が聞こえ始め、何がどうなっているんだ、と思いつつ、下手に近付いて負の記憶を刺激するのもな、と見守る姿勢でいたら、とうとう婚約破棄に至ってしまった。
学院で初めて会話した頃の、ユーリのツンツンした態度を思い出すにつけ、どんな気持ちでいたのやら、と想像を巡らせてしまう。
図書館で会ったのは偶然だし、勝負云々はブリジットが勝手に言い出した事だけど、ユーリから見ると、今までずっと気になっていたアレコレを聞き出す好機でもあったわけで、ブリジットが本当はどういう人間なのか、探りを入れていた節がある。「風は笑う」についてとうとうと語るのを、その場では止めず、後で文句を言っていたのも、反応を見るためではなかったろうか。
ブリジットが考えているように、確かに最初は同情だったかもしれないが、高価なお守りをくれて、抱擁して、手をつないで、心の痛みに寄り添って、リサにはガチギレ。同情だけで済む態度ではなかろう。遠慮せず、ここは素直に! 恋心云々は後回しでも良いから、王子がおかしいんです、ぐらいは言っても良いと思うぞ。
この回、何度読んでも笑える。ニヴァルのそれは名前じゃないし(というか、それをブリジット本人に言えと? 辱しめが過ぎる)、キーラはバーベキュー好き過ぎだろ。ユーリのが一番無難ではあるが……ピーちゃんのお目々キラキラしてて可愛過ぎか。
私の得意分野は魔法だから、というなら、最初からそう言おうよ、リーナ。実際、書類仕事のできない学者なんて幾らでもいるわけだし。
一所懸命やっているのが事実だとしても、現にそれで支障が出ているならーー裁可しちゃいけない書類を裁可してしまっていたなら、是正指導はすべきであって、それを泣き落としと脅迫で乗りきろうとするリーナも、お色気で惑わされているフレッドも、なんだがな、である。
……フレッドって結局、リーナの「才能」にしか興味ないの?
リーナの暴挙はともかく。
魔法に通じている事と、政治能力は必ずしも比例しない。
いきなり書類だけポンと渡して、何の手解きもなしに仕事なんてできるものなのか。せめて、補佐官を付けるぐらいの気遣いは必要だったのではなかろうか。
リーナ、学生時代はあんなに猫を被っていたのに、王宮に部屋を与えられた途端、全く形振り構わないな。
それで、フレッドにとってリーナは何なの? ルイゼが駄目駄目に見えたところに、たまたま同じ顔した頭良いっぽい女が現れたから、なんとなく食い付いただけなのか? でも、ファースト・ダンスの作法を破ってまでリーナに肩入れして、ルイゼの事なんか全然好きじゃないアピールしていたのに、ルキウスと交流が復活したと分かった途端、ブレブレ。王位を継ぎたいわけではなく、単に兄に嫌がらせしたいだけなのだろうか。
フランチェスカは笑っているけど、シアンは割と本気だと思うの。今回の手紙は、冗談めかした部分が多だろうけど、忠誠心で赤面はしないもの。スチュワートはどうにも暴走しがちだし、叔父と姪という近過ぎる関係性も気になるし。シアンぐらいの距離感が丁度良いかもしれない。
外見を磨く事が悪いとは言わない。が、たったあれだけの事でレイドに執着しているーー努力する精神を認めてくれる人が他にいなかったというところに、このやり方の限界がある気がする。顔しか取り柄がない、と自分でも認めているのに、ミスティアの事は家格だけで云々と馬鹿にしていたわけで、その理屈の立て方、あのいじめっ子達と大差ないぞ、ルキット。
ミスティアがいようがいまいが、レイドに欠片も相手にされていないではないか、ツインテール。下手に顔が良いというのも考えものだよな、無駄に自信家になっちゃうから。
女王陛下と呼ばないで
036話
第14章 小さな棘(3)