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表現することに純粋に熱中
学生の特権って、こういうことなんだなあ。自分の考えをとことん突き詰めて、表現する。朝も夜も。その自由さも、エネルギーも、満喫してほしい。
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学生の特権って、こういうことなんだなあ。自分の考えをとことん突き詰めて、表現する。朝も夜も。その自由さも、エネルギーも、満喫してほしい。
人間関係がリアルでほんと面白い。あーいる、こういう人とか、共感だらけ。でもそれだけじゃなくて、その乗り越え方をたくさん学ばせてもらいました。私ははるかにおばさんだけど、おかげで、ちょっといいビジネスウーマンになれたかも。
本当に真摯に、損得なく自分のことをかんがえてくれるひとなんて、父母をのぞいて、人生で何人会えるのか。そんな人に明子は、高校で出会った。その人は、やさしさなんて関係なく、どうすれば明子が望み、美大合格ができるのか、真正面からぶつかってくる。その激しさに怒り返しながら、成長していく。その大事さに気がついて、本当の気持ちを伝えられなかったことが、なんとも人生って、切なさを感じる。秀作!!
生きてることと狭間にあったすごい体験。表現の仕方が絶妙で、そのモヤモヤした意識の中に入ったような気持ちになった。意識があることが生きている証だとしたら、かろうじて、生きている。そんな脳感。いや意識体験。
まわりの人たち、大人も子どもも、みんなあったかい。そんなふうに見ることのできる作者の視線なのか、ユンタを愛している人が集まってしまっているのか。もし、自分の近くにユンタがいたら、あたたかく見守って接せられるといいな。
夫へのイライラポイントや、自分が腹の底にどんなドロドロした気持ちを持っているかとか、読みながら、そう!そう!そうだよね!わかちあえることに、すっごくスッキリさせてもらいました。自己嫌悪も共に…
ゴリラのぬいぐるみと仕事するなんて、想像もしてなかった。なんというか、視点が変わるのか、トゲトゲを向けなくなるのか、四角四面で縛られたやり方から、解放されるのか、とにかく、ナチュラルな気持ちで接することができるようになる。一皮(一枚が厚い人もいるけど)剥けば、みんないいヤツ。そんな単純なことを気づかせてもらえた。ありがとう。
善十は、ダメダメな感じだけど、一生懸命で愛すべきヤツ。身のまわりに起こる小さな事件にふりまわされて、喜んだり、落ち込んだり、泣いたりしているところに、心あたたまります。話はまだ前半だけど、しあわせになってほしいなあ。
家族でもない、友達でもない、もちろん夫婦でもない、でも、切れないつながり。このふたりは、そんなつながりでつながっている。こんなつながりを私も欲しい。きっと生きていく糧になるかなあ。
相手を尊敬して、信頼して、愛があるなんて、本当にうらやましい。乗り越えなくちゃいけない困難がいくつもあるんだけれど、それぞれが力を尽くし、そして相手がもっと活きるように思いやる。こんな夫婦、素敵すぎる!登場人物がすべて魅力的なことも読んでいてほっこりする。みんなにしあわせになってほしい
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