5.0
あれ、初レビューだ。
小さい頃夏休みに田舎のおばぁちゃんちに行った時の様な感覚になれる漫画。
嬉しい夏休みが始まってワクワクする、夏の空、陽射し、気温、緑の匂い、そんなモノに名一杯囲まれる。何か不思議なエネルギーまで感じる。けれど夏休みは無情にも着実に終わりに向かっていく。
楽しい時間は永遠では無い。同じ夏も二度と来ない。けれど楽しかったと云う思い出はずっと残る。そんな感じの作品です。
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あれ、初レビューだ。
小さい頃夏休みに田舎のおばぁちゃんちに行った時の様な感覚になれる漫画。
嬉しい夏休みが始まってワクワクする、夏の空、陽射し、気温、緑の匂い、そんなモノに名一杯囲まれる。何か不思議なエネルギーまで感じる。けれど夏休みは無情にも着実に終わりに向かっていく。
楽しい時間は永遠では無い。同じ夏も二度と来ない。けれど楽しかったと云う思い出はずっと残る。そんな感じの作品です。
何となくキリスト教や仏教について知ってるとより楽しめる作品。そこにそのネタを…!とかそれをオチにするか~とか。
そしてそうじゃない場合は神様トリビアを知れる作品。
え。キリストってそんな事出来るの?とか、ブッダってそんな人なの?…みたいな感じで。あと現代の生活にそれぞれの神様の特技が披露されてるのが面白いです。
昔昔の人達が語り継いできた伝説や奇跡が極東の島国の漫画という文化で、こんな形で描かれ、人々に知られるなんて、漫画って凄い。笑
何度読み直したか解らないくらい何度も読んでます。何度も読みたくなります。
ハッピーエンドだけどハッピーエンドじゃない。この言い方には語弊があります。
それでもクライマックスに向けての展開はとても切なくて寂しくてけれどキラキラと夢の様に美しくて、心にずっと残る宝石箱の様なストーリー。
そんな鮮やかな感傷に浸りたくて何度も読んでしまうのだと思います。
初めて動物園でカワウソのコーナーにさしかかった時、緊張が走ったのを覚えています。
そして初めてカワウソを見たとき、「全然カワウソくんと違う!全然可愛い!」ってなりました。
何故カワウソが主人公なのか。
4コマとかギャグ漫画とか読むことない、読みたくない、興味ない…そんな人に読んで貰いたいのが吉田戦車。
pixivに載せられた時からずっとずっとファンで大好きで、何度何度も読み直してました。
いつの間にか商業誌で連載されていて、単行本を目にした時はどれだけ嬉しかったか!
こういうキレキレのキャラクターをありがちな感じで無く魅力的に描けるの、本当尊敬します。
ただ怖いとか頭がキレるとかじゃなくて、捻れまくった性癖やヤクザのバイオレンスでグロテスクな性分をしっかり持ち合わせてるのが素敵。
大好きな漫画です。
小学生の時に読みましたが、作品の中でスウが歌ってる歌と雰囲気がずっと印象に残っています。
ただただ静かで緻密で儚い世界。
クランプの作品を全て知ってる訳では無いですが、少し他の作品とは異質な気がします。
私的にclover掲載誌の「ami」は伝説的漫画誌でした。
載ってる漫画ほぼ全てが独特で面白くて一線を画していたイメージ。
面白い。
タイトルからして今風のありがちな感じかと思いきや昼ドラさながらのドロドロっぷり。
舞台が金沢の老舗和菓子屋とあって全体的に漂う和の雰囲気も良いし、和菓子の事も細かく描写されていて楽しい。
真相が分からないさつ人事件という重苦しい過去があるせいで主人公達がシビアな関係なのがツボです。
まだ途中ですが、どんどん読み進めたくなります。
本当この作者さんの出汁がこれでもかと云うほど詰め込まれた作品です。ナンセンスで皮肉たっぷり。悪趣味なトリックアートの世界に紛れ込んだ様な感覚というか。
でもそういう所だけじゃなくて、弥子の人間としての成長を魔人であるネウロが観察し分析し、違う生き物である二人に妙な信頼関係が生まれる所が好きです。
当時ドーピングコンソメスープで読者達をざわつかせましたね。懐かしい。
ラストは衝撃的でした。
死から生に繋がる連鎖が普通じゃなくて、その生が生まれる瞬間が悲しくて切ないです。それでも一歩づつ目的が無くても歩んでいく主人公の「なにか」がだんだんと人間らしく肉付けされていく様が新鮮で面白いです。
そして何よりも主人公が出会う者たちこそが主人公で、魅力的なキャラクターが現れる度にどんなストーリーが展開されるのかという期待感と共に、読み進める度に寂しさがよぎります。
不思議な感覚に落とされるので、是非とも読んでみて下さい。
何でこんな漫画描けるのかしら…
冨樫先生を構成する色々を知りたいです。とにかく賢くて多趣味でマニアックな方なんでしょうね。
幻影旅団編でフェイタンが見ていた画集が自分も好きな画家さんのモノだったので、あのシーンを読んだ時はとても嬉しかったなぁ。
幽白の頃からそうでしたけどアングラ趣味というかそういう雰囲気がちょいちょい作品に投影されてるのが好きな所の一つでもあります。
全体的に多分とても残酷なのにあまりそう見えないのが不思議。ずっと好きです。
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