5.0
猫の為に
猫の為にある作品だと感じました。
『高いところに登って降りられない』は猫あるあるですね。お外猫の厳しさがよく描かれていて、猫を知らない人にも読んで欲しいと思いました。
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57535位 ?
猫の為にある作品だと感じました。
『高いところに登って降りられない』は猫あるあるですね。お外猫の厳しさがよく描かれていて、猫を知らない人にも読んで欲しいと思いました。
確か30年くらい前のコミック作品ですよね。
でも今読んでも斬新な設定で、読み直してみてまたすぐに引き込まれました!
『演技力』について、よく考えさせられます。
ここ10年くらいで、『サレ妻』の作品って、本当にすごく増えたけれど、このパターンって、初めて見ました!
すごく面白い!!
本妻が亡くなり、愛人の身体に魂入るとか、これはなかなか思い付かないと思う。
本妻は本来、地頭が良い女性なので、『もっとやれー!』と心から応援します。
主人公を見ていて、すごくイライラするー!
シッターさん雇うの反対されて『具体的にどうするの?それちゃんと私の納得出来ることなんだよね?』てどうして聞かなかったの?何もかも溜め込んで、爆発してからやっと行動に移していたけど、それじゃ遅すぎるのよー!
課金はないなぁ…。
『平凡な主婦がモデルの世界に一歩踏み出し、パリコレモデルまでにかけのぼる』という、見事なまでの王道のサクセスストーリー!
読み応えたっぷり。
美容に関する事がたくさん出てきて、昔エステティシャンをしていたので、思わず『うんうん』と頷いてしまった。
『どんなに不景気でも女性が美に対する執着を捨てる事はありません』というようなセリフが出てきたけれど、本当にその通りだと思う。
ジェンダーバイアスでもなんでもなくて、女性が『美』を纏うのは、生存本能だ。
主人公のバックボーンが、『まあ、グレても仕方がないよね』て感じだったけど、妙な言い方だけど良い方にグレたよね。
主人公の『隠したい過去』は、決して恥じる事ではないと思う。むしろ誇らしい事なのだから、その誇りで、新しい家族を包んで欲しい。
絵がすごく綺麗で読みやすい。
主人公・クラリスが家族に虐げられている様が、今で言う所のネグレクト・児童虐待・姉妹差別等の社会問題を織り込んでいて、保育士をしていた自分には深く響いた。
そんな劣悪な環境で育ちながら、誰も恨む事なく、ただ『違和感』とだけ称するクラリスは、本当に強い女性。
読んでいて気持ちが良かった。
この作品は、これからももっとブレイクして欲しい。
最初、表紙を見た時、アイが前編通しての主人公かと思いきや、まさかのアイの熱狂的なファンの男性の魂が主人公とは。
伏線の張り方、人物を登場させるタイミング、時流に合わせた設定の数々。
この作品の作者は、本当に頭が良いのだなと心から感心した。
アイは『様々な形の愛』という事かな?
よくいるモラハラ夫が出てきて、私も被害に遭った事のある1人だから、妻の気持ちがすごく良く分かった!
こういう男って本当に、はっきりと自分の醜さ突きつけられないと何も分からないんだよね。
妻達の復讐は正に爽快。
まともに生きている女性ほど、強さと怖さが備わっているのね。
凛として前を向いて生きる全ての女性に、心からのエールを送る。
浮気って、された相手の気持ちを全く考えてない最低の行為だ。
された方は、人格否定されたのと同じだけ辛いと思う。
浮気する人は、人間じゃない。
人の心の傷みが分からない、虫けらだ。
そんな虫けら相手に、傷つく女性は可哀想だ。
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ツレ猫 マルルとハチ