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ダリヤが、タイトルにあるうつむかずに生きていこうとなるまでの前置きのエピソードがけっこう長くて、その間婚約破棄されたりするくだりやらはイライラしますが、それ以後、ようやく本格的に物語が始動してからは魅力あるキャラに変貌していって、とても面白かったです。
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9515位 ?
ダリヤが、タイトルにあるうつむかずに生きていこうとなるまでの前置きのエピソードがけっこう長くて、その間婚約破棄されたりするくだりやらはイライラしますが、それ以後、ようやく本格的に物語が始動してからは魅力あるキャラに変貌していって、とても面白かったです。
平行して同じ作者の『信長の忍び』を読んでいると、このコミカルな感じの光秀が本当に将来本能寺の変を起こすのかなと、少し不思議な気分になりますが、それはそれ、これはこれとしてとても楽しんで読めます。
マオマオが凄くハンサムな性格で頭も良く、でも可愛らしくもあり、魅力的なヒロインでした。
けっこうドロッとしているシーンでもマオマオがサバサバとさばいていくので、スルスルっと入って来て読みやすいです。
最初は何の事かサッパリ分かり辛いですが、何となくミステリーチックで、どうなるのかなどうなってるのかなと続きを気にしながら読み進めていくと、段々と引き込まれていきました。
転生ものは数多あるけれども、あらゆるパターンが使いふるされた果てには、ついに無機物に転生したかという感じですが、意外とちゃんと話が成り立っていて面白いです。
ヒロインの性格がけっこうハッキリしていて何でもサバサバ切り裂いていくのが気持ち良いです。
異世界でどんどん出世してお金を貯めるのは良いけど、現世でもフロント企業を持っておかないと、現世で色々怪しまれたり税務署に目をつけられるのでは…?と思ったりしますが、そんな細かい事はファンタジー漫画では野暮ですね。
黒田官兵衛は、歴史に名を轟かせた人物であるだけに、ヒーローっぽく描かれる事が多いけど、この作品では性格的には親しみの持てるオジサンって感じで描かれているので、親近感を持って楽しく読めます。
書く仕事と隠し事、凄くうまくかけてるなぁと思いました。
一見ドタバタ劇にも思えたけれども、父娘の心理をとても丁寧に描写していて引き込まれました。
アニメが大好きでアニメから来ました。
ファンタジーなんだけど、実際に下鴨神社とか京都の北の方に行くと、実はこんな狸達が潜んでたりしてと思える様な気分になれる様なお話です。
とても分かりやすく、歴史を学べます。
真田幸村の話は有名で沢山ドラマにもなっていますが、先代、先々代の話まではあまり知らなかったので、分かりやすく、面白く、サクサクと理解出来て良かったです。
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魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~