3.0
本当に勇者だったの?
魔王を倒すほどの能力を持つ勇者であっても
日常生活で無知でポンコツなのはガッカリ(笑)
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49601位 ?
魔王を倒すほどの能力を持つ勇者であっても
日常生活で無知でポンコツなのはガッカリ(笑)
異世界物では勇者と魔王がいて人類と魔族の闘いは定番だが、人類側が負けて勇者が捕虜にされるのは新鮮味があります。人類を降伏させたにもかかわらず、自分の代で憎しみの連鎖を絶とうとするのが可愛らしい魔王で、本来なら捕虜である筈の勇者とのやり取りがほっこりして飽きない。シリアスなテーマにも関わらずコミカルに描かれているのが最高です。
異世界の辺境の村ででのんびりと生活していた主人公。しかし、相次ぐ日本人の出現により日常に変化が訪れる。皆が何かのスキルを持ち活躍するのは異世界転移物の定番だが、主人公が日常の変化に動じる事はなく、むしろこの先かがどう変化していくのか楽しみにしているように思えてくる。
作品のタイトルを読んだとき内容は期待していなかったが、異世界冒険者物でキャラクターの設定もまあまあ。だけど、スキルの取得はご都合主義だし、何より「お助けマン」のネーミングセンスはイマイチかな?
突然、異国あるいは異世界に放たれ、無一文にもかかわらず慌てる素振りもなく冷静に現実を受け止めるリゼル。人に媚びる事もなく行く先々で出会った人の心を掴んでしまうのはまさに“ ひとたらし”。元の世界での正体も気になりますが、この先の展開はもっと気になります。アニメ化されても良い位のクオリティで面白いです。
異世界に転生されてもなお、女神の力を借りて現世の銃や弾薬を買えるのは都合よすぎるかな?と思いつつも、使用する銃や弾薬の性能や特徴を説明しながら話を進めるところにはリアルな知識を感じる。でも、エルフを嫁にしての異世界生活には男のロマンがつまって単純に面白い。
たとえ間違われて召還されたとしても、何もスキルが無くても、美味しい 料理で胃袋を掴めれば何人たりとも怖いものなし!
大体の異世界物は敵から国を守ってもらう為に召還されているが、この作品では国王の悪だくみの為に勇者召還が行われた。先の展開が読めないところか面白い。
辺境の地を与えられ、その土地を領地として開墾しながら生活しようとしてもゼロからのスタートでは、サバイバルの知識とスキルがなくては自分の生活が成り立たない。志を共にする仲間がいたとしても全員で休める小屋や飲み水の確保など生活基盤の確保が最優先なのではないかと、熱く感情移入してしまう。
作品の世界観の中とはいえ手先の器用さを評価され生活出来るのは羨ましい。
現実世界で三十年程金属加工に携わってきたが、職人として出来上がりの精度は評価されず、小手先の「やっつけ仕事」ばかりが注目され器用貧乏にこき使われている自分が悲しい。
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魔王を倒した元勇者、元の世界には戻れないと今さら言われたので、王国を捨てて好き勝手にスローライフします!