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働き者は転生しても、よく働く
一作読んだだけだが、とても面白い。中は大人だが、外見は幼児。テトテトと走り回って、よく働く姿は、実にけなげ。空腹、いや、飢えを知っているからこそ、ご飯のために働く。タダ飯に甘えず、ご飯の分ぐらいは、せめて、そう考える姿が、とても愛おしい。
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19966位 ?
一作読んだだけだが、とても面白い。中は大人だが、外見は幼児。テトテトと走り回って、よく働く姿は、実にけなげ。空腹、いや、飢えを知っているからこそ、ご飯のために働く。タダ飯に甘えず、ご飯の分ぐらいは、せめて、そう考える姿が、とても愛おしい。
皇太子妃になるべく教育されてきたけれど、愛はなく、すべてを冷静に受け止め、分析し判断するヒロインが魅力的。皇太子妃になるから、と恋心まで心の奥に封じ込めてきたけれど、思いがけず、相手と再会。婚約破棄されたことも、嘆いたり、悲しんだり、恨んだりはしていない、そんな潔さがステキ!
悪と善、能力者と非能力者、そこに登場する救世主。お決まりの展開だけど、龍族と声を失ったヒロインの組み合わせては面白い。どうして悪役は、ヒロインをいたぶり、追い出した後まで憎み、追いかけるのだろう。歪んだコンプレックスか、ヒエラルキーを作って、スケープゴートを必要としなければ、自身を保てないのかなぁ。
タイトルからハッピーエンドだ、とわかるけれど、互いに少しずつ距離を縮めていくこと、周囲の人々が偏見なく、彼女を受け入れていること、どれもが心癒される。
作中の世界に転生。しかし、ヒロイン不在。悪役令嬢として転生したのに、とんでもない婚約者がいるだけ。ヒロインの邪魔をしてきた作中とは異なり、二人を結び付ける気でいたのに。うまく婚約解消でき、ひそかに愛する従者との旅に。二人の行く末は?
異端ゆえに排除され、貶められ、必要となれば利用されてきた。異端であることに心底、諦めてはいないからこそ、冷静な判断ができるのだろう。
二十歳まで、後少し。ラルフの登場で運命は変わるのか。欲を捨てれば運命は変化する、のかもしれない。人として、どう生きるかではなく、どのようなラストにするのか、ふと考えてしまった。
絵が好き。テンポもいい。一つ一つの台詞が活きている。かき集めた感謝のカケラ、すてきな響き。ストーリー展開もよいけれど、二人が実に魅力的。
抜群の身体能力、頭脳も明晰・・・らしきパレサ。剣を握っていたようだけど、果たして何者なのだろうか。悪女と言われる皇后は、単に退屈しているだけのようだし。皇太子にも裏ばありそう。
努力は報われる。モチベーションが不純だとしても。アリアは、どこまで自分を向上させられるのか、また、ミエールの逆襲は?
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あなたのお城の小人さん ~御飯下さい、働きますっ~(コミック)