5.0
打算で愛を語るな
安易に愛を語る者こそ、疑うべし。そこには打算あり。一年前に戻り、生き方を変え、自分も国も思うヒロインに乾杯!出会いは偶然なのか、必然なのか。今後、二人が近づいていくにつれ、見えてくるはず。
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安易に愛を語る者こそ、疑うべし。そこには打算あり。一年前に戻り、生き方を変え、自分も国も思うヒロインに乾杯!出会いは偶然なのか、必然なのか。今後、二人が近づいていくにつれ、見えてくるはず。
アリスは気づかないけれど、元婚約者も、新たな婚約者も、アリスのことを思っているみたい。感情を表すことが苦手な元婚約者なのか。また、新たな婚約者とは、以前に会って関わりがあった気がする。さて、展開はいかに。
ふと見回せば、人のモノだから欲しくなる、自分のモノにしたくなる、こういうタイプがいかに多いのか。誰かが持っているから自分も買う、コレも同類。モノの価値ではなく、所有することこそが目的。姉の婚約者を奪うのも、歪んだ欲望。安易に妹に乗り換える男達は、美貌だけで相手を選ぶ、ルッキズム重視。こんなクズとは関わらないのが何より。真の愛に巡り会えるといいなぁ。
カーストも、ルッキズムも、本人が縛られている価値観。自分は違う、でも、あの人は変わるべき。自分を省みること泣く、他者批判をしている限り、自身も偏見の渦の渦中に。
生活は苦しくても、笑顔で立ち向かうヒロイン。単なる、甘い優しさではなく、懐の深さがあり、芯が強いからこその温かさ。厳しさも、冷静さも兼ね備えていて、実に魅力的。彼女の影響で暴君を演じていた彼は、いかなる変容を遂げるのか、とても楽しみ。
いやぁ、実に面白い。吸血鬼ではなかったとは。妹も元婚約者も、もちろん親も最低。難しいと思わず、何でも必死になれば、うまくいくんだな。
友人でも知人でも、こういうタイプは、どこにでも生息!自分のテリトリーには入れない、繋がりは速攻で切るべし!怒りに震えつつ、かつて、似たことをされた時の悲しみが甦ってきた。
特殊能力はあるが、自分のためにではなく、仕事に、そして、人のために活かすヒロイン。真摯な姿に、心からのエールを!
一作読んだだけだが、とても面白い。中は大人だが、外見は幼児。テトテトと走り回って、よく働く姿は、実にけなげ。空腹、いや、飢えを知っているからこそ、ご飯のために働く。タダ飯に甘えず、ご飯の分ぐらいは、せめて、そう考える姿が、とても愛おしい。
皇太子妃になるべく教育されてきたけれど、愛はなく、すべてを冷静に受け止め、分析し判断するヒロインが魅力的。皇太子妃になるから、と恋心まで心の奥に封じ込めてきたけれど、思いがけず、相手と再会。婚約破棄されたことも、嘆いたり、悲しんだり、恨んだりはしていない、そんな潔さがステキ!
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