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ピュアな二人が近づいていく愛おしさ
本音を直接伝えられず、相手の意図とはかけ離れたところで思い悩む二人にエールを!少しずつ、心の距離が近づき、回を重ねるごとに、「恋愛中」の二人が、ほほえましい。
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本音を直接伝えられず、相手の意図とはかけ離れたところで思い悩む二人にエールを!少しずつ、心の距離が近づき、回を重ねるごとに、「恋愛中」の二人が、ほほえましい。
転生ものが多い。好きだからよいけれど。なぜか、復讐かスキルアップかのいずれか。でも、それぞれ面白い。この作品もポーション作りという、ゲームのような展開。ストーリーのあるゲーム感覚で楽しめる。
生まれ変わったので、運命を変えよう、と頑張るヒロイン。しかし、思うようにはいかない、これも運命なのか。運命って、そもそもプロセスは違っても、結末は同じなのか、そう言いたくなる。もちろん、最悪の結末は避けられるだろうが。ふと感じたのは、自身の心持ちを変えれば、運命も、また、生き方もすべて変えられるということかな。
出自ゆえ、虐待されていたヒロインが、他国へ行き、そこで真の自分を見つける、いわゆる、アイデンティティ発現の話。そう思って読んでいたけれど・・・。もちろん、流れはそうなのだが、ポジティブに捉え、どんどん、自身の世界を広げていく姿に魅了される。サブキャラもステキ!
どんな扱いをも甘んじてうけるヒロイン。でも、与えられた環境で、自身にできることを探して、頑張る姿は、とてもステキだ。病の義母に、少しでも口にしてもらえるものを考えるなど、なかなかできることではない。
嫁いだ時に期待はせず。ずっと低く扱われてきたクラリス。でも、嫁いでからは、自分にできることを精一杯して、周囲から信頼されていく。何事にも動じない姿は、まさに、あっぱれ!
自分の人生は自身で切り開く、という前向きなヒロイン。予知夢は、どこまで正確なのだろうか。予知夢が知らせるのは、起きるであろう出来事。立ち向かったり、避けたりしているけれど、彼女の気持ちの変化は未知数。さて、いかなる結末か。
誰しも、自身の人生に満足して最期を迎えるわけではない。思いが大なり小なり残っている。その思いを叶えることが幸せなのか、どうか。苛酷な現実を知る場合もあるし、癒されて、行くべき場所へと向かうこともできる。どう「指導」するのか。
なぜ悲劇が起きたのか。果たして、誰の陰謀なのか、謎がいっぱい。謎を解き明かしても、戻ってこない人がいる。喪失感を、どうやって埋めていくのか、興味深い。
人間関係が仕事でも、学校でも、どんな社会でも悩みのタネ。そこに「客観性」を備えた人物が、きちんと調べ、判断してくれたなら、誰もが夢見ること。どこまで客観性を保持できるのかは難しいけれど、救われる人が増えれば、生きやすい社会になるに違いない。
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波うららかに、めおと日和