4.0
急展開に眼が虚ろ
ドラマも始まっているが、彼らに何が起きたのか、灰川の意図は何だったのか、すべてが謎。宗教団体ならばともかく、排除されていた子どもたちが、灰川を慕う。保護者としてなのか、それとも、いわゆる「ひよこ現象」なのか。読めば読むほど、謎は深まり、これぞ、と思えど、急展開により、仮説は崩壊。まだ未完ゆえ、着地点まで読んでいきたい。
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ドラマも始まっているが、彼らに何が起きたのか、灰川の意図は何だったのか、すべてが謎。宗教団体ならばともかく、排除されていた子どもたちが、灰川を慕う。保護者としてなのか、それとも、いわゆる「ひよこ現象」なのか。読めば読むほど、謎は深まり、これぞ、と思えど、急展開により、仮説は崩壊。まだ未完ゆえ、着地点まで読んでいきたい。
ダオンは何者で、助けてくれた人との日々は、どうだったのだろう。謎が多すぎるけれど、凜としたダオンは、とても魅力的。外見の美しさではなく、精神力の強さゆえだろう。早く、続きを掲載してほしい。
生まれて殺されての繰り返しの中で、学んでいったことが、今、役に立っている。真っ先にしたのは、温かく接してくれたメイドを救うこと。温かさと、学習能力、これこそが最強のアイテムでは?家族だけでなく、同じ魔法が使える者も、彼女を狙っている。高い能力ほど、狙われるということか。協力者も現れるだろうけれど、持ち前の心と能力で、よりよく生を獲得するだろう。
顔を知らなくての結婚。まるで、ギリシャ神話のプシュケのようだ。顔は知らなくても、心の交流はできるはず。プシュケと同じく、顔を見たい、という好奇心に勝てないのか、それとも、顔を見せない相手が、自分を信頼していない、と不安なのか。展開が気になって続きを読みたい。
意外にも早く気づいてもらえたけれど、まだまだ至難の道。やはり、相手を思っていると、相手のことがよくわかる。外見を入れ替えても、中身は変わっていない。そのための表現なのだろうが、入れ替わった後の表情は、明らかに、
入れ替わり前とは異なり、悪役の方が美しく、聡明になっている。
年齢の異なる四人でのシェアハウス。楽しそう!恋愛になっていくのだろうけれど、その過程で、それぞれが抱える悩みや苦しみも描かれるのだろう、と楽しみ。そうでなければ、他人が寄り添って「家族」にはなれないだろうから。
魔力の暴走を抑制する薬。材料を知ることはできたけれど、お世話になった方達に、ストレートに話す勇気が持てない。虐げられて育ってきた環境のせいだ。環境は人を作る。だからこそ、温かな人達の中いることで、頑なな心もほぐれて、さらなる進化が遂げられるのだろう。
ヴィクターに救われ、能力を発現させていくリディ。ヴィクター達の計画、計算に驚いているが、果たして・・・。ヴィクターが師匠の遺志を継いで、構築したい世界のためには必要なことだろうが、おきまりとして、たぶん、二人は恋人になるのかな、そんなことを思いつつ。
魔力を失って、虚弱体質になったけれど、人の心を感じられるようになって、心豊かに。人を利用したり、陥れたりするだけでは、真の人との繋がりは生まれない。聖女が登場したけれど、どうも怪しげ。続きが待ち遠しい。
偏見なし、好き嫌いははっきりしている。獣族とは、種が違うけれど、ヒロインの在り方は同じ。自身がまったりすることよりも、もはや、お客様にまったりしてほしい、そんな思いが透けて見える。彼女自身は気付いていないけれど。料理系コミックとして、優れもの。面白いだけでなく、異文化交流の原点を見た、そう感じさせる逸作。
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降り積もれ孤独な死よ