4.0
最後まで読みました
昔はその筋の人だったけど、訳あって組を追出され、今は銭湯の親父さん。
そこに「あなたの息子です」という少年が現れ、同居生活が始まる。
この少年がまた今時というか、ちょっと小生意気な感じなんだけど、定虎さんや銭湯に来る馴染のお客さん達との人情味ある交流に触れるうちに、少年の心も解れてゆくのだけれど……。
そこへ少年を引き取りたいと言って、本当の父親が現れる。実はこの男は市長候補で、商店街を無くし新規開発をしようとしていて、少年を街頭演説に利用する。悟った少年が元いた児童保護施設に戻ろうとしていたところへ、事実を知った定虎さんが迎えに来てくれて……。
ほっこりとする内容の読みやすいショートもので、最後はハッピーエンド(?)で良かったです。
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極パパ ボクと訳ありオジサンのサイテーでサイコーの親子ゴッコ。