4.0
長編
珍しく長めのお話でした。映画を見ているような臨場感で最後までドキドキハラハラしました。長くても一気に読めてしまう魅力的な作品でした。
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3882位 ?
珍しく長めのお話でした。映画を見ているような臨場感で最後までドキドキハラハラしました。長くても一気に読めてしまう魅力的な作品でした。
この作品で初めて、修道士の頭を剃る髪型をトンスラと呼ぶのだと知りました。
美し過ぎるから修道士になったとは···シスターにもそんな人がもしかしたらいるのかも?
クスッとしてしまうやり取りが面白かったです。
毒親戚から逃げて幸せになるための偽装結婚ですね。
こんな親戚絶対嫌だよね。今まで良く耐えた、もう耐え無くていいから、幸せになって。
葛城先生の絵が美麗です。
ベティ作品のヒロインにしては珍しく、お節介から突っ走るタイプでした。結果オーライだからそれでもいいのかな?
絵が綺麗なのでストレスなく読めました。
ハイスペックなイケメンだけど、歳の割に恋愛面が不器用、想いを表すのが下手すぎてなかなか展開が進まない物語ですね。
契約婚の相手選びの段階で無自覚でも好みのタイプ、ストライクゾーンの相手を選ぶのですから、好意や好感は表に出さなくてもあるわけですよね。
そこからなかなか素直になれないだけですね(笑)
ベティ·ニールズと葛城しずく先生のコラボはいいですね!
ベティ·ニールズ作品は40年前ぐらいの古いものが多いですが、その分ゆったりほっこり、しじわんと来るような内容が多いので、安心して読めますね。
葛城先生の絵が素敵で、ストーリー以前に目の保養でもあります(笑)
自分の好意を素直に表さない男性に、自信の無いヒロインは余計に心が揺れて可哀想かな。ハッピーエンドではあるけれど、アグネスにちゃんと看護師資格を取らせて欲しかったな。
好きなのになかなかアプローチしない男性キャラがわりとベティ·ニールズ作品には登場しますね。それでヒロインは無駄に(?)相手の気持ちがわからずにやきもきしてしまう展開です。
ヒーローがもっと早くから積極的に動けば誤解や無駄な心配や動揺などいらないのに。でもハッピーエンドは定番ですね。
ベティ·ニールズ作品はちょいちょい毒親が出て来ますね。しかも親は無自覚なのでヒロインが気の毒です。
ハラハラドキドキな展開はあまりないけれど、二人の信頼関係が徐々に築かれていくその過程がほのぼのしていいと思います。
結局愛は信頼かなと思わせてもらえる作品です。葛城先生の絵が好きです。
ベティ·ニールズのコミカライズでは最も好きな絵師さんです。
ベティ作品はゆっくり二人の関係が進んでいくパターンが多いのですが、でもイライラすることなく、自然にほっこりできるストーリーが多くて好きです。
この作品もヒロインの姉が要らんことして来ますが、昨今の姉妹不仲、虐げられ系作品の元祖かな?(笑)
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道化師は恋の語りべ