3.0
面白いけど、負の感情の方が強い
面白さ < 息苦しさ < イラつき
どうしても、こんなバランスになってしまう
弓弦と花
・自己犠牲しすぎ
・自己肯定感低すぎ
・人助けしすぎ
昴とルカ(当て馬?)
・自分の不幸を人のせいにしすぎ
・幸せな人を引きずり下ろそうとしすぎ
・不幸な自分に酔って前に進む気なさすぎ
・拒否られてるのにウザ絡みしすぎ
・ストーキングしすぎ
この昴とルカが、とんでもウザい
家庭環境が悪いという点を考慮しても、それを相手に押し付けすぎ迷惑かけすぎ
「事情があるんだから仕方ないだろ許せよソッチが受け入れろよ」感も酷い
それを、主人公の2人が良い人すぎて受け入れちゃうんだよ
いちいち傷つけられて、2人の人の良さに甘えて多大なる迷惑かけられて、でも怒らないんだよ
花は大切に育てられてそうで、ぽわーっとして「パッと見は」幸せそう
母親を亡くし、何もしてあげられなかった → 何かしてあげたい、と拗らせて
父の再婚相手との関係は良好でも、腹違いの弟の面倒をヤングケアラー並みに自発的に見ていて親もそれに甘えている
「アンタみたいな幸せに生きてきた人間にアタシと弓弦のことなんて分からない!」的なこと言われて否定もしないし怒らない
弓弦は未婚の母に育てられ花と遊んだ幼少期は幸せだった
母親が亡くなって不倫関係だった父親側の世間体?で引き取られてから大荒れ
ご近所の噂になり、無責任な大人の話は子供に伝わり、揶揄われて絡まれて喧嘩になっても弓弦が悪いことにされ
義理の母には嫌味を言われ、母親から貰ったものは捨てられ
ただ単に周りの選択の結果に過ぎないのに、
「お前の存在が周りを不幸にする」とか言われ
その通りと受け入れて怒りもせず、ただただサンドバッグ状態でやり過ごす
とにかく、2人は息苦しいし周りはイラつくし
たまにある、平和にイチャイチャしてる回は貴重
ちゃんと結ばれる結末だけど、今までの理不尽なほどの不幸せをチャラにするくらい幸せになる!
までは描かれてないんだよなぁ…
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僕に花のメランコリー