午後3時の通りすがりさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全37件
  1. 評価:3.000 3.0

    ここまで酷く描くと破綻気味

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    戦争の英雄で王族とも親しい侯爵家の家柄で顔もいいけど女嫌いの旦那様

    借金肩代わりが条件の結婚で買われたに等しいリリアーナ

    顔を合わせたのは3回、結婚初日に「都合がいいだけ、金で差し出された、泣く女は嫌いだから泣くな」と言い捨ててからは一度も会わず
    結婚式すら最低限以下、花嫁のベールを上げたのは屋敷の侍女
    …この前提条件だけで女嫌いの理由に関わらずアウト

    使用人全員リリアーナの味方で、記憶喪失前の所業を知らされては悶絶&苦言・説教で旦那様はボコボコに

    実はキッチリ好みの妻を選んでいて、友人に「コイツの好みど真ん中」とバラされ
    婚約式で初めて顔を見たときに一目惚れしていたと

    若くして英雄になったのは、才能と家柄に嫉妬した輩から「戦死してしまえばいい」と最前線に送られたからだと

    旦那様の可哀想な過去も、妻が好きだったと分かっても、逆に不信感なのだが?

    一目惚れした女性にも、最低限の義務も果たさない(マトモな挙式もせず、初夜もなし)で放置できる人間が、
    現在どれだけ愛囁いても信用できん

    女嫌いも、戦争中に婚約者に裏切られ、英雄になった自分を取り合う醜い女の争いを見たからというが

    最前線送りにしたのは男なのに、男全員嫌いにはならないの?
    いっそ人間嫌い設定ならまだしも、女なだけでリリアーナを軽視したの?となる

    というかリリアーナの方が可哀想すぎ
    虐待を受けて育ったことが早々に判明するが、その実家も貴族として破綻レベル

    好きな女は家格が低くて結婚できず、でもずっと付き合ってたし、なんなら妻より先に子供作ってた
    結婚を強要した親も家柄だけの妻も死んだし、喪が明けるのも待たずに愛人を後妻に!
    先妻の娘がどれだけ虐待されようが体が傷跡だらけになろうが気にしない!
    ギャンブルの借金もその娘の結婚でチャラ!
    …ってのがリリアーナの父親

    貴族は体面命だというのにあり得ないアホ
    せっかく器量良しの娘なのに傷跡なんて高く売れなくなるし、傷つけた時点で嫁がせたら虐待もバレると分からんアホ

    後妻も元は家格低かろうが貴族のはしくれなのに下品極まりない
    伯爵家の分際で侯爵夫人の娘どころか侯爵本人に刃向かっちゃうし

    • 2
  2. 評価:3.000 3.0

    皇帝がとても散らかってる

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    どうか、アステルと息子と祖父と3人で元の暮らしに戻ってくれ

    アステルを愛している風なのに気遣いは皆無、アステルの意思は無視!な皇帝がイミフすぎて
    縁切れないとしても時々面会程度で…

    愛してるのに事情があって手放したなら貫け
    諦めきれないなら、事情とやらを解決してからの説明・謝罪が先だ

    皇帝の祖母がアステルを大層気に入っていて「超重要な土地の相続にアステルの許可が必要という遺言を残した」的な話から皇帝に捕まるが
    その件は内密に…って流れだったのに、皇帝側にアステルを隠す気がまるでない

    アステルの正体も隠さず連れ歩き、不要な贈り物攻撃・晩餐に誘うなど目立たせる行動連発
    舞踏会にまで引っ張り出してダンス申し込み
    ハッキリと断られたのに「俺がこんなに頼んでもダメか?」と権力でゴリ押し
    「アステルが大好きです特別です」と大声で叫んでるに等しい

    「祖父と甥だけでも家に帰して」と舞踏会で跪いて泣いて懇願したアステルの願いを却下した理由が、「家族を帰したらお前もまた去るつもりだろう」??

    …そもそも留まる理由が全くないぞ?
    すでに何年も他所で暮らして生活の基盤はそこにあり、皇帝に離婚されたせいで実家からは縁切り&周囲からの好奇の視線に晒されまくりだが?
    家族人質にしてまで囲い込もうとしているのに権力闘争からは全然守れてないし

    自分の側近すら制御しないから、勝手にアステルを疑い、侮り、所持品を漁り、嘘ついて危険な場所に行かせ
    もはや最初の遺言の話はどこ行った状態

    皇帝がアステルの都合無視で執着しすぎて、
    息子との触れ合いもアステルを繋ぎ止めるためのご機嫌取りでひたすらに甘やかしているようにしか見えず

    どうせ一晩で離婚するのに純潔だけ奪ったのも他の男に嫁げないように、束縛・嫌がらせのためとしか思えない
    なのに「あの時に何故去った?」みたいなこと聞いてきて、いや本気で分からんの?と

    • 10
  3. 評価:3.000 3.0

    王宮なのにみんな意地汚い…

    始まりは楽しかったし、別に全体的につまらないわけじゃないのだけど

    特に主人公が異世界召喚について正論でキッチリと文句言って、勝手に呼び出した王族を反省させたり
    「聖女」ってキーワードにガンガンとツッコミ入れてるところとか痛快だった
    (なんで女限定なんだ聖人じゃダメなのか、みたいな)

    ただ…
    これまで食に興味がないというか、食文化がまるで育ってなかったというのに
    主人公の料理を食べてから全員が漏れなく食への欲求がまるで抑えられなくなって、行動が控えめに言ってもちょっと意地汚く見えて

    ・侍女なのに仕事しないで主人公の周りをチョロチョロしておこぼれにあずかろうとしたり
    ・料理人でもないのに厨房に居座って、料理を手伝えと言われて「なんで自分が人数にカウントされてるの?」って態度だったり
    ・食べようとしてる王子の周りで物欲しそうな顔をして群がったり
    ・できた料理を王族に先にお出しするなんて当然なのに、材料集めから帰ってきた人が王子が食べてるのを見て「なんで先に食べてるの?」とか言ったり

    みんな「主人公が何か美味しいモノ作るのが当然」の役割みたいに考えてるのが、なんだか気分悪くなってくる
    主人公もただ出すだけじゃなくてキッチリ手伝わせてるけど、いくらゼロから自分で何でも作れる料理上手でも元は高校生
    王宮全員に行き渡る規模の材料やら分量を簡単に把握・計算できるのは不自然かな

    厨房の料理人なら、大人数の料理に手慣れてるから分かるんだけど

    その世界の料理人を選抜して教えて、その人たちが更に下に教えればいいのに、料理を学ぼうと一気に何十人も厨房に押しかけてたり

    基本的に、人の都合とか迷惑とか考えてないのがストーリーとはあまり関係ないところでかなりマイナス

    • 8
  4. 評価:3.000 3.0

    キャラの言動が気持ち悪い

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    なんというか、主要キャラの誰にも共感できなくて

    冷血令嬢、美貌の公爵、令嬢を虐げていた家族
    どいつもコイツも気持ち悪い

    悪役である家族が気持ち悪いのは当然かもだけど、義母の品のなさと実父の無関心さがヤバいし
    令嬢と公爵も、思考の方向が気持ち悪い

    令嬢がお子さまの頃にお母様から渡されたノートを中身も読まずに、
    貴族の邸宅である自分ちの庭の小屋に何故か隠れていた公爵家の坊ちゃんに貸してあげたら、
    その後にお母様は亡くなってしまい、
    母が闘病中に同時並行で浮気してただろって義母が家に入り込んできて令嬢を虐めてた

    ってだけの話なのに、その話をお互いにまるでしないで無駄な行動力ばかり発揮するからモヤモヤ〜気持ち悪い行動〜に見えてしまうわけで

    酷い実家から結婚という形で令嬢を連れ出す公爵なんですが、
    「明るくてハツラツとしてて、見ず知らずの自分を勇気づけるために大事な物を貸してくれるような君を昔から好きでした」と言えばいいものを
    「その冷たい瞳に見つめられて好きになっちゃったっテヘ」みたいなふざけた空気にしたり

    好きだから我慢できずに令嬢を抱いたのに、諸々と秘密にしていることを抱いた後に後悔して避け始めたり

    ただ「生きて帰ってきて、それまでノートを貸してあげる」ってだけの約束だったのに、「僕が彼女から奪った」って思考になってて意味不明

    でもノートに残されてたお母様の言葉は素敵だった
    何歳のあなたはこうなっているでしょう、その頃にはこの勉強もしておきましょうね。みたいな

    だからこそ余計に、ノートの中身を知らない令嬢にノートに書いてあることを説明せずにやったら何も伝わらないじゃんと

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    王子の良さがわからない

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    婚約者が俺様王子というよりも
    ただの傍若無人で思慮も足りないお馬鹿さんにしか思えなかった

    主人公アメリアはゲームで悪役令嬢ではあるけど、急に憑依したり前世を思い出した時には既に悪行三昧だったわけではない
    赤子の時から前世の記憶があったわけでもないけど、成長過程で悪いことはなーんにもしてない
    見た目で気が強そうとか、派手めの美人ゆえに男好きそうと噂されているだけ

    俺様王子は王家がすでに決めた婚約の顔合わせの場で、女よけで破棄前提の婚約者になれと失礼な提案をする
    しかも男好きのお前には婚約破棄してもちょうど良いだろうみたいな侮辱付き

    王族の結婚相手になる令嬢、しかも国が決めた相手ですよ?
    どこの貴族よりも血統を重んじるに決まってるのに、本気で男遊び激しい令嬢が選ばれるわけがない

    そんなことにも思い至らない挙句に噂の真相を確かめもせずに侮辱してくるお馬鹿なんぞ政略結婚以外は誰も相手にしてくれんわ

    アメリアは婚約破棄になっても家名に傷がつかないように、婚約中でも次の結婚相手探しは自由にしていいと条件を取り付ける
    俺様王子はその約束を簡単に破りやがる

    推し活に勤しむアメリアが美しいと評判になり、しかも自分に興味を示さないからと勝手にプライドが傷つき
    推し活同志のストーカー騎士クラークさまとの仲を邪推して嫉妬してちょっかい出してくる

    せめて自分で噂の真相を調査して間違いを認め、無礼を謝罪して契約を破棄してもらってから行動に移すべきなのに

    「男好き」と散々侮辱してきたくせに
    「その唇は男を知っているのか?」とか言いながら勝手にキスしてくるシーンは、鳥肌ものの気持ち悪さ

    それで好きになっちゃうアメリアのチョロさにもガッカリというか
    同志のクラークさまの言動の方が、好意というか善意に溢れているのに、あんなに悪意まみれだった王子を取るんだなーと

    • 2
  6. 評価:3.000 3.0

    非常に惜しい

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    無料23話まで
    28話で完結、残り5話も読むつもりでいたけど

    15話くらいまでは非常に良かった
    話のテンポも良かったし、短くまとめるための駆け足〜ってかんじもしなかった
    主人公2人のキャラも良い

    義両親に結婚という形で売られそうになったクラリスは逞しく生活能力に溢れている令嬢
    呪いのせいで小さくなってしまった皇子殿下も、力を発揮できない不自由さに葛藤しつつ、必要であれば子供としてあざとく振る舞うことを躊躇わない

    16話あたりで、クラリスが殿下の呪いを解けるのは「解呪魔法を使う一族の末裔だから」と判明して
    それまで元に戻れてたのは「無意識かつ不完全に魔法を発動してただけ」と…
    元に戻る条件はなんだろうと、結構楽しく考えながら読んでたので、まずそこでプチガッカリだけど、プチレベル

    「要は魔法なので魔法の先生を」って流れで現れた公爵令嬢アンジェリカが、とにかく、ウザい

    ・自分が到着する前に大量の本を読み終えて内容を完璧に覚えろと命令
    ・無理な読書をして睡眠不足のクラリスがよろけ、殿下が手を貸そうとしている間にどう見ても攻撃魔法を放つ
    ・「人を呼びつけておいて殿下の気を引こうなんて良いご身分ね」と嫉妬丸出し
    ・上手くできない人間は「頑張ってない・サボってる」と決めつけ
    ・「命懸けでやってみなさいよ」と危険な呪われたモンスター的なものが潜む穴に突き落として置き去りにして自分は帰宅
    ・その呪いは解いたけど、クラリスは死にかけた

    これはもう殺じん未遂では
    しかも魔法や呪いの知識を学ぶ場所でトップクラスの成績な公爵令嬢が知識を悪用する形での

    「頭が良いゆえに周囲から浮いてしまった」って話してけど、だから何?と
    好きな人の呪いを解ける唯一かもしれない人を本気で死ぬかもな状況に置くって、どう考えても頭悪いし

    クラリスの義両親、殿下を殺害しようとした第一皇子、嫌な人間は悪役だけでお腹いっぱい

    アンジェリカがあそこまで嫌な人間である必要性が見出せないけど、それを何の罰もなく許す主要キャラにまで嫌悪感を持ってしまう
    残り5話を読むか悩みどころ

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

    王太子がね…

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    悪行からの悲惨な死からの死に戻りのテンプレながら、主人公はけっこう好き

    婚約者の王太子はさ、よく分からんというか、なんか自分勝手じゃない?

    主人公はかつて傲慢でヒステリックで、それゆえに死んでしまう未来から戻ってきた
    目覚めたら魔力失って、ベッドから起き上がることもできない
    いちおー婚約者だから「どうせ喚き散らしてるに違いない」とか考えながら仕方なく見舞いに行く王太子
    まさに悲惨な死から戻ってきたばかりで生きている喜びを噛み締め、穏やかに大人しく話す主人公

    …たったコレだけで婚約継続を決める王太子
    いや、いくらなんでも簡単すぎ
    魔力なくして体力なくてロクに動けない人が大人しいだけで良い人判定とかチョロすぎん?
    単純に騒ぐ元気ないだけとか思わん?

    急に変わって疑わしいから監視するとかでもなく、破棄したがってた婚約継続する理由がない

    「上辺の会話ばかりで深いところまで見ていなかった」と主人公は後悔するけど、それは王太子もお互い様なわけで

    王太子が主人公を婚約者に選んだのは、並外れた魔力を使って国を改革するパートナーになってほしかったから
    「貧民街をどう思う?」という質問に対して切り捨てるような返答をしたから、1回目は話さなかったらしい

    主人公に限らず、平民どころか貧民のことまで考えている貴族がどれだけいるのか疑問だし

    主人公は「転生して中身別人」とかで人格が変わったわけじゃなく、悔い改めた同一人物
    元々、自分で考える力を持っていて、キッカケがあれば後悔も反省もできる人だったはず

    1回目で、説明もせず勝手に期待して、勝手に失望して、上部の付き合いだけで済ます選択をしたのは王太子自身だろ?
    そりゃ婚約者に選んでおいてテキトーに扱ったら相手もヒステリックにもなるさ

    何もかも自分が悪いと悔いて改心する主人公、自分が悪いと全く思っていない王太子
    罪の重さは同じくらいだと思うんだけど、バランスが悪すぎる

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    保護してくれた家は良い人

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    まだ短いのでなんとも…

    主人公はお爺ちゃんの教えを元に芯が通っている女性だし
    周りの人というか、保護してくれた公爵家の人たちは良い人なんだけど

    そもそもの元凶である召喚元の国がやっぱり酷すぎてさ
    勝手に巻き込んだくせに聖女じゃないからって王族が挨拶も謝罪もしないで公爵家に丸投げ

    同じように国家規模の人攫いに遭ったも同然なJKらしき聖女は何故かピョコピョコ喜んでて、とんでもなアホか、逆に闇を抱えてるかの謎テンションだし

    「聖女の力にムラがある」とか、主人公にも特別な力あるフラグ立ってる気がするんだけど

    こんな失礼な国のために、何かしてやらなきゃいけない義理はないよねって思っちゃいますよね

    • 2
  9. 評価:3.000 3.0

    うーん、失速

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    設定やキャラクターは面白いけど

    いくらなんでもそんな事になる?今の話いる?…と、進むにつれて失速感

    そもそも「未来読み」という能力がさほど万能でないのに、主人公の元家族が無双できたことに違和感
    時期は指定できるようだけど、せいぜい4〜5枚の絵?くらいの映像だけ
    そんな断片から情報を読み解くだけの頭脳を、元家族がお持ちのように見えないんだよ

    だって「契約に穴があって商人に騙された!」って父親がキレてたけど、契約の穴って契約書読んで分からんの?

    弟&元婚約者は騎士なんだけど
    実際の戦場ならまだしも、「鍛錬が足りない」「学校で騎士コースの追試をサボる」…根本的な部分が怠惰すぎて、未来を読んだからって強くはなれなくない?

    頭弱そうな妹の結婚相手選びに未来読みを利用してたらしいけど、相手に触れないと能力使えないのに、妹の婚約者候補に触りまくるとかできなくない?

    なのに主人公が嫁いで1ヶ月で没落寸前までになってて笑
    努力も頭も足りない家族に代わって主人公が情報解析していたんだ!と思ったけど
    それも無理なほど、主人公も実はアホじゃない?って行動が多い

    能力使ったら倒れることが増えたのに、今まさに襲われて命狙われてます!な場面で能力使う
    敵に会った時に自分の身に異変があり、それを把握しているのに全く気にしない報告もしない

    挙句、なんか大した意味もないかんじで船から海に落っこちた時は「なんでだよ!」ってなったよ
    (それに2話くらい使うし)

    あと「なんか怪しい人」を散りばめすぎてて、イラ〜モヤ〜が渋滞しがちなので、もう少し頻繁に解決しといてほしい

    • 2
  10. 評価:3.000 3.0

    メアリにおんぶに抱っこすぎる

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    話としては面白いし、主人公メアリは魅力的だけど

    「転生した悪役令嬢が断罪を回避」でなく
    「悪役令嬢だけ断罪される軽めの没落を目指す」話であり、メアリが記憶するゲームでは元々そうなる予定

    なのにメアリが動かないと話進まない
    それに甘える周りも図々しい

    ゲームヒロインのアリシア…孤児院出身の庶民、本当は王女
    メアリの元婚約者パトリック…アリシアが好きだけど、メアリのことは嫌いじゃない

    ↑この2人がありえない図々しさで、そもそも付き合うのすらメアリの後押し

    メアリとの婚約は、パトリックとアリシアが親密になってからの話
    「君に都合の良い婚約破棄の理由にしてくれていい」とか言って破棄になるけど
    「既に好きな人がいる、その人は貴族ではない」とちゃんと親に伝えて婚約そのものを断れ

    メアリが学校休んだ時にアリシアへの嫌がらせがあって「婚約破棄を逆恨みしたメアリが犯人」と断罪イベント発生、パトリックはメアリの人柄を信じて断罪をむしろ主導するけど

    逆恨みて…どう見てもパトリックは浮気男、アリシアは婚約したての男に手を出す略奪女じゃん
    嫌がらせされるならパトリックのせいなのに「君ならこの程度あしらえるでしょ」とメアリを大勢の前で侮辱

    そしてアリシア、ハッキリ言ってただの馬鹿にしか見えない
    メアリは人の良さが滲み出て本気の意地悪してないけど、ちゃんと通じる嫌味を言っても通じないどころか勝手に友達認定
    (…いや、自分が婚約者を奪った相手だよ?)

    本来のゲームならば、恋愛にかまけて自分磨きを怠ると自信を持てずに攻略対象と本当の意味では結ばれない設定
    で、その分岐点でバッドエンドに向かうところをメアリに助けを求めてハッピーエンドの分岐に

    …いや図々し過ぎない??
    ヒロインの成長ゼロ、悪役令嬢の力でハッピーエンドとかクソゲーにもほどがある

    「アリシアが王女と発覚」イベントのキーアイテムすらメアリがいないと出ない
    婚約者奪った女と元婚約者と偉い大人が大勢いる「本当に王女なの?」会議にメアリを引きずり出す

    周囲がメアリの人の良さに甘えすぎ、尊厳を軽視しすぎて本当に萎える

    • 3

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