5.0
無料分が増えていたので、嬉しい!
早逝した主人公が、小説の中の悪女セリア・シュテルンに転生する。バッドエンドを避ける為、悪女だった頃の失態と悪評を取り戻そうと頑張って、シュテルンの役目もしっかりこなす。
小説ではヒロインの聖女リナと、ヒーローの大公ルシェが結ばれ、サブヒーローのカリスはリナに失恋して亡くなってしまうのだが、悪女を返上した結果、セリアとカリスが恋をして婚約し、大公城で結婚式を挙げる事になる。
だが、聖女リナの保護者にカリスが任命された為、カリスは婚約者であるセリアそっちのけでリナを優先し、結果として、セリアとの結婚式に間に合わなくなる。
シュテルンの結婚式は、時間厳守しないと命が危ないとわかっていたのにも関わらず。
セリアの命が危険に晒されたので、大公ルシェがカリスに代わりセリアと結婚式を挙げる事で命を助けるが…。
セリアを羨み、なんでも欲しがる聖女リナがうっとうしい!聖女というだけで十分だと思うが、シュテルンの称号も欲しがり、婚約者まで欲しがり、結局両方とも手に入れる。
しかもやり方があざとい!わざとじゃないのと言いつつ、わざとやっています。悪どい聖女です。
そして、カリスと結婚したのに、大公妃の方がいいと今度はルシェに迫る。
ただ、ルシェはカリスと違ってリナの悪どさに気づいている為、騙されずセリア一筋で安心できる!
色々手を回してくる欲しがり聖女リナに腹を立てつつ、これからの展開が楽しみです。
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正統派悪役令嬢の裏事情