lovely7さんの投稿一覧

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1 - 4件目/全4件
  1. 評価:1.000 1.0

    ジェンダーフリーの現代なのに。

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    誰向きのお話しなのかな?
    と、ふと考えてしまう。作者は男性なのかな。
    男性から見ての「女の人って大変だよねぇ。」なのか。おひとり様が増えたから経験の無いという人=処女(あるいは童貞)って増えたらしいよ、なのか。非処女=普通の人なのか。セクス込みで恋愛というものを男が「教えて」あげる、は。何だか男性向けの漫画の様にも思えて来て。絵の女性っぽさとセクハラかまして来る男性上司の描き方とのアンバランスさが不穏に感じられました。まぁ、ああいうのは同じ生物とは思えないですものね。
    主人公の夏乃はとりあえず非処女になって男の人から引かれたく無い。という意志の弱さ。そこだけに拘らずに生きてみる、を試しもしない。小林くんは見目麗しいイケメンだが、皆んなよく考えてみて。30歳の男がこんな風に迫って来たら、絶対気持ち悪いから!そこはファンタジー。漫画だから読ませてしまえる。けれども現代の働く男女をベースに描いてる限り、そこはファンタジーにはなり切れない。もしかしたらこの世にこんな気持ち悪い事を考えたりしていたり悩んでたりする人が居るのかな、という殺伐とした気持ちになりました。他の方のレビューも考えさせられる内容で、とても参考になりました。

    • 3
  2. 評価:1.000 1.0

    吸血鬼専用シンデレラ

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    両親を亡くしてからというもの、叔父家族に家と病院を乗っ取られ、学も無く、召し使いとして虐げられて来た小夜は、吸血鬼の御曹司に見そめられた事で、その生活が一変する。彼等には「血の契り」という、言わば「運命の相手」があり。小夜の血は真紘に必要なのだという。ところが、長命の吸血鬼に添い遂げる人間など居ないこと、吸血鬼一族の純潔を守りたいこと、この2つの懸念と心配で、真紘の母は2人の結婚を許さないという。正に家族からの「疎まれ婚」。まぁ、その前に、虐げられて来た小夜には自己肯定感が低く、それを補う機転も無い。心は優しいのかも知れないが、愚鈍で愚鈍で。真紘の母は叔父家族とは違い、意地悪で言うのでは無い。真紘にも「最低限の矜持を持たせなさい。」と言っている。そう、小夜は最低限の矜持すら自分で持てないのだ。「真紘さんに迷惑をかけてばかりではいられないわ!」と言う決心は、次の瞬間には失っている。真紘の幼馴染に美しく着飾らせて貰っても、シャンと立つ事すらしない。せっかくのシンデレラっぷりを自分で台無しにする。愚鈍で頭の悪い、飾り気の無い私が、何の努力もせずにシンデレラになる、は一昔前の読者からは共感されたんだろう。今の女子達はもっと強い。学ぼうと努力をし、自らを磨く。それはどんな境遇にあったとしても。小夜は従姉妹に嫌われているが、フツーに女子達に嫌われるタイプだ。だがしかし。真紘は旧いタイプの男なんだろう。得てしてこういう男は愚鈍な女が好きだ。良かったね。小夜の幼ない頃の記憶の少年は真紘だろう。幼馴染、吸血鬼、シンデレラストーリー。ロマンチックが詰まっているのに。絵も綺麗なのに。読み進めるのがこれはキツいかと思いました。

    • 0
  3. 評価:1.000 1.0

    ずたぼろ令嬢は自分本意

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    残念なのは、姉の婚約者と取り違えられた事では無い。自己肯定感低くてネガティブ過ぎるあまりに、周りの人や敬愛すべきキュロス様の愛さえ信じられないというマリー。酷過ぎる。過度の自虐は返って周囲を傷付ける。愚か過ぎる。。。それでもキュロス様は、マリーを愛して見守ってくれるという、安心感。マリー、いつか周りの人達の善意に気付いてくれます様に。手放しで愛を受け入れてくれます様に。

    • 5
  4. 評価:1.000 1.0

    シタ女にも制裁を。

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    後半はシタ女・絵美側のやむを得ないシタ理由で絵美もそんなに悪いヤツじゃ無い風に持って行こうとしてるんだが。いやいやいや。シタ女には全く同情出来ないんだが。友達の妻を見下し、可哀想な私。人の夫くらい寝とるよね、ってなるかー!
    せっかく娘の心を大事にした母娘の綺麗な話で帰結したのに。気持ちごと返せ!という残念な心持ちになりました。どんな事情があろうとシタ側に共感出来ないと思うので。この作者さん何が言いたいんだろう?と迷子になります。

    • 2

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