5.0
絵の麗しさは言わずもがな。
素晴らしい。絵の美しさったらもぅ!本当に溜め息もの。お話はまぁ、あるあるだけれども。
家門と領民を守る為に悪徳商会ザカリーの息子、レナードと渋々結婚するジュディ。しかし、ジュディには心に決めた秘めた想い人ウォルターが居たし、レナードにも恋人が居た。偽りの契約としてレナードからも冷たくあしらわれるジュディ。ええ。けれど、この美しい男は後にジュディを好きになって行く、ああ、あるある。しかし!あるある王道では無く。レナードとジュディは結ばれる事は無く!初志貫徹で、紆余曲折の末にジュディは初恋のウォルターと成就する。解せん!えー!レナードで良いじゃん!レナードは改心して、後にジュディのピンチを救けてくれたり、良い男っぷりをバンバン出して来るんですよ!惜しい!惜しいよ!レナード!そんな切なさもこの物語の良きところかも知れません!ただ絵面的にもレナード美しいので、そこは個人的には残念でした。ジュディが商才をメキメキと発揮してザカリーに復讐する様は圧巻です。ちょっと最後の方、本筋から逸れて中弛みもしますが、絵の麗しさはずっと変わらないので、目の保養。麗しさで引っ張る力技に感服です!
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復讐は離婚の後で