晴桜花さんの投稿一覧

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  1. オークの樹の下

    066話

    第66話

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    王女様と騎士団員の皆さんと飲み会がしたい🍺

    王女様とリフタンの掛け合い漫才みたいな会話が笑える♪何だか親友の男同士みたいで、色っぽさや艶っぽさの欠片も感じられない。王女様はリフタンがイチから築いた領地や妻のマクシーに純粋に興味があり、自分の目で確かめたいと思っていて他意は無さそう。一国の王女でありながら魔法使いとして自立しているし、他者に対して敬語で丁寧に接していて、良い人だと思う。

    「これくらいは私にお任せください」マクシー、キッパリと言い切って天晴!素敵!男前!カッコいい〜!ニルタ卿もカロン卿もナイスフォロー♪うん、マクシーは子供じゃなくて立派な領主夫人だし、魔物の襲撃について、リフタンに報告しなかったのはちょっとアレだけと、まぁ過ぎた事はざぶざぶ水に流しちゃえば問題な〜し👍共通の話題に入れなくて疎外感を味わっちゃうのは、飲み会あるあるだから気にしない、気にしない!それより、王女様にアナトールの素敵な場所をたくさん案内して、たくさん話をして、お友達になれるといいね!

    それより問題なのはリフタンの方…。
    ドレスを脱がしておいて、マクシーからすりすりしてキスまでしてきたのに、何でそこで止めちゃうんだよ!マクシーに対する気遣いのポイントがズレてる!違うんだよ!そうじゃないんだ!言葉が足りなさすぎる!マクシーが辛そうだと思っているなら、ちゃんと言葉にしないと伝わらない。マクシーは、リフタンに背を向けられてしまうのが何より1番傷つくんだよ…。
    一発どついたれば、目が覚めるだろうか? いや、無理だな…。

    優しい表情で唇を重ねるリフタンに対し、
    どこか思い詰めた横顔のマクシーが、
    悲しいくらい美しかった。

    • 15
  2. オークの樹の下

    065話

    第65話

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    ウスリ〜ン、王女様がいらしてますよ〜。ご挨拶しなくていーんですかぁ〜?

    アグネス王女、気さくで面白い人だなぁ。好奇心旺盛で無邪気な子どもがそのまま大人になった感じ。討伐隊に参加しただけあって流石の体力オバケ!マクシーが振り回されていて、どちらがお城の案内をしているのか分からないね(笑)

    王女様にとってリフタンは単なる戦友で、だから気軽に呼び捨てできちゃうのでしょうね。「リフタンの結婚相手と彼が帰りたい場所」を見たいと思ったのも、好奇心からであって悪意は無いんじゃないかな。そして、マクシーと接してその理由に納得したと思う。死を恐れぬ戦いぶりは「生きて必ずマクシーの元へ還る」一念だっただろうと、マクシーの優しさ、柔らかさ、慎ましさは、命のやり取りをする血まみれの戦場を忘れさせてくれるだろうと感じた筈。リフタンが帰りたい場所は王宮ではなく、愛する人が待つ美しいアナトールだと、聡明な王女様は理解していると思います。

    だから、マクシーは何も心配しなくていいのに、やっぱりウダウダ考えちゃうんだよね。マクシーの1番の問題はGirl's-talkや何でも相談出来る友達が居ないことかな。この際、王女様とお友達になれればいいね♪結構相性良さそうだし♪王女様の明るい無邪気さが、マクシーに良い影響を与えてくれたらいいなと思う。

    物語は第3部に入り、新たな展開が感じられます。
    マクシーとリフタンは、アナトール領の初代領主夫妻です。2人が選んで歩いて行く未来への道は、そのままアナトールの歴史として刻まれてゆきます。2人を見守りながら、一緒に笑ったり悩んだり励ましたりしつつ、一国の長い歴史が刻まれてゆくのを見届けられるのは、非常に稀で光栄な事だと思っています。
    2人が歩く長い道の途中でふと振り返った時、「あぁ、あそこがターニングポイントだったね」と感じる場面が、今後たくさん出てくるのでしょう。そんな大事な場面を見過ごさないように見落とさないように、大切に丁寧に「オークの樹の下」の物語を読んでいこうと思います。

    • 61
  3. オークの樹の下

    064話

    第64話

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    ブレない鬼師匠ルースと、必死に食らいつく弟子マクシー。スポ魂ですね♪

    マクシーの領主夫人デビューが、堂々としていてとても素晴らしかった!メイドさん達の気合充分なお支度で、ショールやジュエリー、シックで上品なドレスもマクシーにとても良くお似合いで素敵だし、優美で優雅な気品あふれるお辞儀も美しかった!リフタンも鼻が高いね♪

    リフタンは、普段のマクシーの仕事ぶりを見て彼女を信頼し、使節団を迎える準備を頼んだのだと思う。もし、マクシーが頼りにならないと判断していたら、ロドリコに全てを任せていた筈だから。マクシーもお城の改修や造園工事などもやり遂げ、リフタンの信頼に応えた。マクシーはずっとリフタンの信頼を得たい、頼りにされたいと願っていたけど、その信頼は既にマクシーの手の中にあったんだね。リフタンはマクシーの事を、領主夫人として頼りにしているんだね。マクシーは気付いているかな?

    噂のアグネス王女が遂にご登場!勝ち気そうな姐御っぽい人をイメージしていましたが全く正反対。見た目と同じく華やかで健やかなオーラ。柔らかく親しみやすいキュートな笑顔。とっても素敵な方だなぁ♪それに、とても強い「光」のマナを宿していて、人に分け与える事が出来そうな感じがします。王女と関わる事によって、マクシーにどんな変化がおとずれるのか?ちょっとドキドキワクワク♪
    まさかの2話配信だから、続けて読めるのがとても嬉しいぞー!

    【余談】
     今回、剣をペンに持ちかえて、机上で書類仕事をするリフタンが新鮮でした。
     次は、ペンを剣に持ちかえたルースの勇敢な姿を見てみたい。

    • 16
  4. オークの樹の下

    063話

    第63話

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    ユリシオン君!才能も実力も認められてて凄い!入団デビュー戦期待してるよー!

    ルースのアドバイスを素直に実践するマクシーの前向きさが素敵♪騎士団員との会話も凄く滑らかだし、自分の意見や気持ちを言葉に添えて相手にしっかり伝えてる。特別な儀式の入団デビュー戦の話も聞かせてもらって、リフタンも食事に参加していい雰囲気♪と思ったのに、え?マクシー、そこで席を外しちゃうの?以前はリフタンと一緒に食事が出来るとわかっただけで、パァァっと笑顔になったのに…。「優しい」リフタンは疲れたと言ってるマクシーを、お姫様だっこで寝室に連れて行ってあげないの?マクシーがやっと騎士団員達と打ち解けてきてるのに、何故リフタンはサポートしてあげないの?ざわ〜りとした違和感が大きくなったように思えて、切なくなりました。

    若い騎士団員を誇らしげに見つめるリフタンを見て、疎外感に襲われるマクシーへ
    「やっと打ち解けてきたんだから焦ることはないよ」と言ってあげたい。死なないから生きていた様なマクシーの人生で、親子の絆は実父によって叩き斬られ、他の誰とも絆を結べずにいたと思う。そんな彼女の目に、リフタンと騎士団員達の深い絆はとても尊く映ったのではないか。魔物と戦ってまで「あの輪の中に入りたい」と切望する彼女はとても健気。きっとマクシーなら自分のその手で願いを叶えると思います。

    マクシーとリフタンの間に、ひたりひたりと不穏な空気が漂いはじめましたが、「あなたにここに居て欲しい」とシンプルに想いあっていれば、上手くいくんじゃないかな。

    アナトールの春は「水の春」って言うんですね。雅で麗しい響きだなぁ。
    マクシーにとって初めて迎える水の春が、美しく優しいものでありますように🌸

    • 32
  5. オークの樹の下

    062話

    第62話

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    ユ、ユリシオン君、血まみれなのに可愛い笑顔で元気に挨拶なんて怖いですよホラーですよ😱マクシーにしっかり治してもらってね!

    ニルタ卿いい人だなぁ。騎士団員との距離も縮まって良かった。
    心から嬉しそうなマクシーの可愛い笑顔を、ここに居ないリフタンは見ることが出来ず、ましてやリフタンに向けられたものでも無い事が何だか哀しかった。どうしてマクシーは、魔法が成功した喜びをリフタンと分かち合わなかったのだろう。どうしてリフタンは、マクシーがあちこちで回復魔法をかけているって「聞いてる」のに、自分の目で確かめないのだろう。二人の間の「何か」がズレている様で、ざわ〜りとした違和感を感じました。

    リフタンの過保護っぷりが過熱気味。「お腹ポンポン」は流石に子供じゃないんだからと思ったけど、リフタンが子供の頃、お母さんに「お腹ポンポン」されて嬉しかったから、マクシーにも同じ事をしてあげたかったのかな?
    マクシーは、リフタンの前では完璧でいたいと思うあまりに、緊張してしまうのでしょうね。完璧な人なんて居ないし、完璧である必要も無いのに。その事に早く気づくと良いなと思う。

    リフタンは、マクシーの事をか弱い女だと思い込んでるから、目の前の彼女の事をちゃんと見ていない。
    マクシーは、完璧なレディでなければ、リフタンに捨てられると思い込んでいるから、彼の想いを素直に信じられない。
    ありのままの自分の気持ちを伝える事は勇気がいるし、相手の想いを理解するには時間がかかるかもしれないけれど、マクシーもリフタンもその事に向き合う時が来ているのではないかと思いました。

    【余談】
    タブレット端末で読んでいるのですが、スクロールしたらいきなり現れたリフタンのどアップに驚き、端末を落としそうになりました。顔圧最強。

    • 29
  6. オークの樹の下

    061話

    第61話

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    うわぁ~!マクシーおめでとう!回復魔法で人様のお役に立てたね♪良かったね♪ルースも褒めてる!素晴しい!クロム君も勇気を出して治療を受けて凄いよ。治してもらって良かったね♪使用人の皆さんの目の前で成功したのも嬉しいね。「ウチの領主の奥様は魔法が使えるんだぜ!」なーんて自慢しちゃうよ♪騎士団員もキター!もう、つまんないわだかまりなんて、雪のように解けて消えちゃえ!

    …で、肝心のリフタンは何処で何をしているのかな?

    ルースが提案した話し方の練習方法はマクシーに最適だと思う。「ゆっくりはきはきと、遅くても正確に」を意識すれば、飲み込みがちな気持ちや意見を言葉に添えて、相手に伝えられるようになるのではないかなと思うのです。マクシーは不可能を可能に変える力を持ってる。「諦める」なんて似合わない。リフタンの名誉・立場・尊厳を守りたいと思うのもマクシーの愛のカタチ。だから大丈夫、絶対克服できる!

    ルースって、マクシーにとっての「水先案内人」なんだなと思うんです。マクシーの痛み悩み苦しみ、願い、可能性、出来る事、出来るようになりたい事などを聞き取り、精査して考え、彼女にとって最善の道を指し示す。その道は困難を伴うけれど、行き着く先には希望があると確信できるから、勇気を持って歩き出せる…。今日までの二人をみてきて、そうなふうに感じました。ルースがマクシーの師匠でホントに良かった。

    マクシー、回復魔法が成功してホントに良かったね。おめでとう。
    後に、偉大な魔法使いとしてその名を刻む事になるであろうマクシミリアン・カリプスの、その最初の一歩に立ち会えた感動の神回でした。

    【余談】
    レビュアーさんのコメントで、リフタン外伝がある事を知りました。主人公が変わると視点も変わるので、物語が立体的になりますね。漫画化されるといいなぁ。楽しみが増えました♪
    ちなみに「こんな外伝あったら読みたい」シリーズ
     ①ニルタ卿の恋バナ
     ②ルースの恋バナ
     ③メイドたちは見た!領主夫妻の🌸🐤や○△な❤❤シーン
     ④アナトールのdanger zone 魔法の塔潜入ルポ!
       ※魔法式タトゥーシール付き
     ⑤マクシミリアン・カリプスの華麗なるDress&JewelryCOLLECTION
       ※A3判オールカラーで一挙ご紹介!
       ※御予約特典:今ならマクシー&リフタンの等身大カラーポスター付き

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  7. オークの樹の下

    060話

    第60話

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    ルースの揺るぎない飄々とした安定感はホントに安心する。

    騎士団員達がマクシーを受け入れ難い理由って「リフタンがアグネス王女と結婚しなかったから」だとー💢そんなのマクシーには関係無いじゃん!自分達が勝手に盛り上がってただけでしょー!そんな事でマクシーが積み上げてきた儚い自信がぶっ飛ばされたなんて許し難し!リフタンと王女はお互いを戦友として認め合っていただけだと思うし、リフタンから再度「気性の荒い女はお断り」とか「宮廷生活は俺には合わない」って団員達に言ってやって欲しいよ!ウスリンも王族と親交が深いなら、王族の姫君を娶ってドヤ顔すればー!
    どうして「相手が自分の思い通りに行動してくれなかったから」って、腹を立てたり相手を否定したりするんだろう。自分とは違う人間なんだから、違って当たり前なのに。ルースの独り言のボヤキに激しく同意!

    それにしても、ウスリンの怪我の具合を心配したり、騎士団のプライドまで気遣ったりする、マクシーの優しさ、思いやりの深さに感動して泣きました。その優しさや思いやりの心は、どんなに過酷な環境下でも決して損なわれなかった、彼女の魂の「核」みたいなもので、幼い頃から今日までそれを護り通して来たことが、彼女の強さであり底力なのだろうと思います。ホントにマクシーは優しくて強い。

    ルースの「ご自身で話し方を治そうと試されたことは〜」の言い方に優しさを感じました。そう言われたマクシーの、鳩が豆鉄砲を食らったような顔(って見たこと無いけど)が印象的でした。そんな事、今まで考えた事も教えてもらった事も無かったのだろうな。そして、コンプレックスを解消する為に一生懸命頑張るのだろうな。
    今のマクシーは伸びしろMAX絶賛成長中。リフタンに愛され、才能や可能性を開花させてゆく彼女が、どんな過程を経て大きく花開くのか。とても楽しみで期待しています。

    • 52
  8. オークの樹の下

    059話

    第59話

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    リフタン、部下を殴ってしまいましたね。マクシーと他の団員の目の前で。
    組織のトップに立つ人間が私怨で部下を殴りつけるなんて言語道断、絶対あってはならぬ事。しかも「今度こそ一太刀で叩き切ってやる」などしたら、裁かれるのはリフタンの方です。レムドラゴン騎士団は貴方の私物ではありません。溺愛する事が悪いのではなく、マクシーにちょっとでも何かあったら、頭に血がのぼり冷静さを欠き、相手を攻撃するその性根を何とかした方がいいと言いたいのです。貴方を信賴し命を預け、共に闘った団員の為にもマクシーの為にも。何より貴方の為に。何かあってからでは、遅い。

    マクシー、「尊敬に値するレディ」とか関係なく、傷ついたと感じたなら相手に抗議していいんだよ。そうすれば、自分の尊厳を自分で守る事が出来る。ウスリンなどレムドラゴン騎士団をクビにして、国外へ追放してしまえばよいのです。

    過酷な環境で育った故マクシーの自尊心は低いまま。どんなに言葉を尽くし「貴女はこれだけの事を成し遂げたんだよ」と伝えたとしても、彼女の心に響かない事が凄く悔しい。でも、自尊心を目覚めさせる為には、彼女自身がもがき苦しんで、様々な事を経験し体当たりでぶつかって行くしかないのでしょう。

    外野がガヤガヤうるさいけど、そんなもの捨て置いて構わない。成長スピードは人それぞれなんだから、マクシーのペースで、一つずつゆっくり丁寧に確実に積み上げていけばいいし、間違えたら何度でもやり直して、疲れたら休めばいい。信じる事に怯えずに、リフタンの心に手を伸ばしてみよう。貴女は優しく素直で賢く、しなやかで強い。大丈夫、貴女を愛している人は大勢いるから。

    • 23
  9. オークの樹の下

    058話

    第58話

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    ルースって人の心が読める人だったっけ?いやーいくら何でもそれは無いよな…。ただ、前回ルースは自身のマナをマクシーに注入していました。注入されたマナはマクシーの体内で「マクシー自身のマナ」に変化したのだろうと思っていましたが、実は「ルース自身のマナ」のままで残っていて、そのマナを通じてマクシーの考えが伝わったのかも…?マクシーの抱いた小さな違和感は今後の伏線なのか?なーんて色々深読みしてはワクワクしています♪

    リフタンの登場シーンが漫画みたいで笑ってしまった。魔物が出たのかと思いましたよ。彼にはマクシーがどこにいても感知できる、高性能レーダーが標準装備されているのでしょう。
    リフタン、マクシーへの溺愛っぷりを他人に押し付けるのはいい加減辞めた方がいいのに。部下に対して「俺の妻に無礼を働いた」とブチ切れ苛烈な訓練をしたり、今回みたいに殴りかかったり、領主なのに公私混同が過ぎる。自分の上司や上官がこんな人だったら嫌だよ。マクシーへの風当たりも強くなっちゃうのに、全く気づいていないし。愛する人の立場を守る事も大事だよー!

    騎士団員のマクシーに対する偏見は根深いものがあるなと思います。悪いのはクロイソ公爵であってマクシーではないのに。回復魔法の練習も断られちゃったし、ウスリンの「そんなんでちゃんと呪文を唱えられるんですか?」はマクシーの吃音の事を蔑んでいるようで酷い。マクシーがアナトールに嫁いでから色々頑張って来たことをちゃんと認めてあげて欲しい。ウスリンが叫んだ「団長にはプライドもないんですか?」は、今まで散々煮え湯を飲まされてきたクロイソ公爵の娘を娶り、今迄になくデレデレしているリフタンに対する怒りなのか?もうここまできたら、言いたいこと全部ぶっちゃけてスッキリしたほうがいいかも。

    51話以降、物語の湿度がジワリと上がり、不穏で不安で不安定な重苦しい雰囲気が続いていてコメント数も右肩下がりですが、やっと二人の内面に迫っていくような内容になり面白くなってきたと思います。作者が投げ続けるサイコロが、どんな賽の目を出し物語が何処へ転がっていくのか、マクシーとリフタンの関係がどう変化していくのか、ワクワクしながら二人を見守り続けたい♪♪

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  10. オークの樹の下

    057話

    第57話

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    「僕がお世辞を言うと思いますか?」確かにルースにしか言えない褒め言葉だ。裏技が吉と出て良かった。ルース自身も実験的に楽しんでるフシもあるけど、面倒見は良いし、しっかりダメ出しするし、理想的な師匠だと思う。

    マクシーが感じた「マナ」や「魔力」のイメージが解りやすくて、なるほど!と思いました。「魔法」についての本質もしっかり捉えているように思います。魔法使いになる為には、才能の他にもこんなセンスも必要なのでしょうね。

    で、1つ疑問に思った事がありまして。
    魔法使いって、マクシーの様に才能があって訓練や努力を重ねれば、「後天的に」なれるみたいですよね?って事は、邪悪な考えを持ったヤツが魔法使いになっちゃったらヤバくね?ガチなリーサル・ウェポンじゃね?と思うのですが…。そうなる前にどこかの時点で「規制」が働くのか?既にもう邪悪な魔法使いが存在しているのか?考えすぎなだけなのか?先のストーリーが分からないなりに、色々妄想するのも楽しいっす♪

    マクシーの魔法は本当に明るくて暖かそう。日々の成長を噛みしめ、自信がつき、生き生きと楽しんでいる様子はとても美しくて眩しい!そんな彼女が見られてホントに嬉しいです。

    マクシーが魔法使いになりたい理由はリフタンの役に立ちたいから(本音は捨てられたくないから) でも、魔法を学ぶうちに「私がリフタンを護ってあげたい」「私はリフタンを護りたい」に変わっていくのではないかなと思いました。

    マクシーがリフタンを護る(もう既に守っているかもしれないけど)そんな未来が感じられる、本人が思うよりずっと素晴しい魔法使いになれると思える、覚醒の神回でした。

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