晴桜花さんの投稿一覧

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  1. オークの樹の下

    086話

    第86話

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    「自ら反省中」のユリシオン君と同じポーズを実際にやってみました。地味にキツかったです😅

    マクシー、意外と石頭なのね(笑) 怪我がなくて良かった。
    歯に衣着せぬルースとマクシーの遠慮ないやり取りは安定の面白さ!そしてルースは、「自身を守る方法と重要性」を短期間でしっかり教えようとしてくれている。戦場を知らないマクシーに、バリアやシールドの重要性を理解させるのは難しい。言い方はちょっとアレだけど、マクシーを上手に煽ってヤル気にさせるのは、ルースだから出来るんですよね🤗良い師匠だな♪

    マクシーにバックハグされたリフタンのデレ顔が見られる!と思ったのに、「…なんだよ」ってなんだよ!こっちが「なんだよ!」って言いたいぞ!とツッコミましたが、マクシーが自分の感情をストレートにリフタンにぶつけ、リフタンもそのまま受け止めていたのを見て、ふたりの愛情表現が日常に溶け込んでいて、当り前に自然になりつつあるんだなとなんだか嬉しくなりました♪
    リフタンよ…「最近は可愛らしい真似も上手くなったな」なーんて余裕カマしているけど、マクシーから積極的に迫られると動揺しちゃうって、読者全員にばれてるんだぞー🤭
    🌱
    🌱
    広告の絵の綺麗さに惹かれて読み始め、あっという間に沼落ち。しかもこの沼、居心地良すぎて抜け出す気も無く、浸り続けた1年でした。
    備忘録のつもりで書き始めたコメントは、徐々に長くなり毎回長文になってしまいました。お読みくださった皆様、この場をお借りして感謝申し上げます。
    マクシーとリフタン、この先も、ふたりの距離が縮まったり離れたりすれ違ったりして、その度に読み手側は振り回されるのでしょう(笑)
    それもまた良き♪
    そんなふたりを、ドキドキワクワクハラハラしながら、皆様のコメントと共に見守り続けられるのがとても嬉しく楽しみです😊

    良いお年を🌸

    • 54
  2. オークの樹の下

    085話

    第85話

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    「オークの樹の下」2024年総合年間ランキング第1位!おめでとう🎉

    「俺がお前を守る。どんなことがあっても」と言うリフタンを、泣き笑いで見上げるマクシーが最高に可愛かった。かつて、泣きながら抱きしめていたあの大きな犬に体をあずけながら、安心したように穏やかに眠る子どもの頃のマクシーを見て、「あぁやっと、今迄ずっとマクシーの中で泣いていた小さいマクシーは、安心出来る場所を得たのだ」と、じ~んと胸が熱くなりました。良かったねぇ、マクシー🥰

    リフタンはその言葉どおり、たとえマクシーの意に反しても束縛する事になっても、彼女を守ろうとしています。対するマクシーは、守られる事に安心し心地良く思いながらも、「自分にも出来る事がある筈、人の役立ちたい、リフタンの隣に並び立ちたい」と思い始めている。

    守りたいリフタンと自立したいマクシー。
    相反する二人の想いがどんな過程を経てひとつになるのか、リフタンがどんな風に変わっていくのか、心までしっかり結ばれたふたりはどんな表情を見せてくれるのか、
    ワクワクしながら見届けたいです♪

    ユリシオン君…奥様ファンの君が、まさか奥様の脳天をかち割る羽目になるとは…。
    そんなつもりじゃなかったのに気の毒過ぎる…😅
    マクシーも、強度はイマイチだったけど、シールドを張れるまでになったんだね!
    確実に着実に魔法が上達してる!素晴らしい!
    ルース、リフタンにバレる前に何とかして〜!

    そういえば、最近のリフタンは「愛の名言集」(←ベタで昭和なタイトルでスミマセン😅)が出せそうな程、詩的な表現が多いですね。
    「時々お前が愛しすぎて苦しくなるんだ…」と言える愛しい相手が目の前にいる。
    なんて幸福で奇跡的な事だろうと思いました♪

    • 49
  3. オークの樹の下

    084話

    第84話

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    相変わらず可愛い奥様ファンのユリシオン君が今回最大の癒しでした…。

    ルース〜!「他の術師たちも腕を磨くため〜」とか言ってるけど「解毒魔法の特訓」を考案したのって絶対貴方でしょ!特訓中1番楽しそうにしてたし!
    揺るぎないドSっぷりを遺憾無く発揮していて、いっそ清々しいです(笑)

    マクシー!貴女凄いわ!
    モザイク案件の謎のイキモノをいきなり手渡されても怯えず騒がず悲鳴もあげず、特訓に食らいついていくんだもの!つい半年前迄は、城の外にすら出たことのない深窓の御令嬢だったのに!解毒魔法も成功するし肝も据わってるし、とっても勇敢!

    火かき棒でルースの背中に穴を開けたくなったマクシーの気持ちも分かるくらい、今回かなり凄い特訓だったけど、ルースなりにマクシーなら出来ると信頼しての訓練だったと思いました。

    マクシーに領主夫人としての貫禄が備わってきていて、とても頼もしく思えました♪
    ロドリゴへの指示も迅速的確。この前の王都からの使節団をお迎えした時の経験が、自信へと繋がったのかな♪更に自身で状況判断し機転を利かせて、身なりを整えお客様をお迎えする姿は堂々としていて、もう完璧!

    リフタンは相変わらず誰彼構わず嫉妬しているけど、もういい加減そんな子どもじみた真似は止めにして、「俺の妻のマクシーは綺麗だろ〜可愛いだろ〜♪恋女房なんだぜ!ドヤ顔!」ぐらいのドン!とした、大人の余裕をカマして欲しいです(笑)

    アロン・リバイエ卿、シブいイケオジですね〜♪
    深夜3時迄リフタンが鎧姿だったって事は、それまでずっと話し合いをしていたのかな?そりゃあマクシーも気になって質問するよね。でも、あんなに可愛い真っ直ぐな瞳で見つめられたら、リフタン、瞬殺で答えられないのでは?🤭

    リフタンがマクシーの手のひらで転がされてる😁
    いいぞマクシー!その調子!(笑)

    • 20
  4. オークの樹の下

    083話

    第83話

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    この二人に必要なのは腹を割って話をする事と、防音仕様のシステムバスルーム♨️

    「無理させたくない」と過保護なリフタンにカチンとしたのか、馬乗りになってリフタンのオトコのオスを自ら挿れるマクシー。今迄ずっと抑圧されていたから、本能の赴くまま、欲望を解放させる快感も味わえたのではないかと思う。
    「あっ…」「んっ…はぁ…」って言葉だけじゃなくて、快楽にとっぷり浸ってリフタンの上で身をよじって喘ぐマクシーと、そんなマクシーを見上げるリフタンの顔が見たかったなー。

    それにしても、カリプス城勤務の使用人さん達は大変だ!
    あきらかに「今迄シテました」感が濃厚な中で、怒鳴られながらお仕事しなくちゃいけないなんて気の毒過ぎる…。リフタンの使用人さん達に対する傲慢な態度は、かつて自分が使用される側だった時の、雇い主と同じではないか?マクシーと使用人さん達は同等ではないとしても、人によって態度を変えるのは、凄く残念。

    うわぁぁぁ!びっくりした!ルース!良かった生きてた!亜人種の魔物対策かな?もの凄くお疲れみたいだけど大丈夫?
    そうだよね〜、身を粉にしてアナトールやカリプス城の為に働いているのに、高位魔法使いなのに、弟子に火かき棒でつつかれるし、ルースに対する扱いが雑過ぎるよね!相変わらずマクシーは、魔法授業の再開をリフタンに報告していないから、絶対モメそうなフラグ立ってるし!もう、家出ぐらいしてもいいと思うぞ!

    💡そういえば、リフタンはマクシーが魔法を使う事で体に負担がかかる事を心配してるけど、リフタンのオトコのオスを、指一本動かせなくなるまで気持ち良く受け入れられるんだから、むしろ頑健なんじゃないかなー。

    • 24
  5. オークの樹の下

    082話

    第82話

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    リフタン怒りの形相、からの濃密激甘ターン。やはりこの原作者、読者に対してドS

    「貴方を抱きたい」と全身で伝えるマクシーが素敵♪触れられて振り向いたリフタンの表情が、うぶな少年みたいでこれもまた良き♪
    「これまでリフタンが優しくしてくれたことが〜」と回想するシーンは爆笑でした。確かに、いつでも何処でも何度でも、リフタンに押し倒され或いは立ったまま、激しくシテたよね。なのに「優しくしなくても大丈夫です」なーんて、むしろマクシーはそっちの方が良かったのね♪

    リフタンの言うとおり、オンナの顔をして横たわるマクシーはとても魅惑的。しかも、体は豊満で成熟した女なのに、「嫌です」とワガママを言って泣く顔は童女の様で、無垢で無防備なエロティックさにぞわぞわしました。(←Yes!変態!)

    二人とも気持ちはすれ違っているのに体だけは繋がっていて、いつまでもこのままでいいのかなと思っていたけど、リフタンの胸の内を知ってから少し考えが変わりました。二人とも、自分ではどうにも出来ない「身分や出自」に捕らわれもがいているみたい。(←特にリフタン)だけど、裸になってベッドをギシギシさせて体を繋いでいる間だけは、身分や出自なんか消え去ってただの男と女でいられる。それは二人にとって、凄く重要なんじゃないかなと思うようになりました。
    早く心も繋がるといいね。

    「行かないで…」に続く言葉は何だろう?「途中でやめたりしないで、最後までイカせて」だろうか?否か?
    リフタン、マクシーも全身で貴方を求めているでしょう?
    貴方はちゃんと愛されてるよ。

    • 56
  6. オークの樹の下

    081話

    第81話

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    ルース祭りとリフタン祭りが同時開催!ブラックフライデー並みの大盤振る舞い🎉

    ぱああっと過去イチ可愛い笑顔で高等幾何学の本をお勧めしちゃう、全くブレない鬼師匠ルース(笑)マクシーとの遠慮ない会話も心地いいです♪マクシーはブチ切れていたけど、ルースなりの言い方で最大限マクシーの才能と正義感を褒めていたよね。これからどんな風に才能が伸びてゆくのか、期待しちゃう🌱

    81話迄読んで、改めて「オークの樹の下」の世界観に魅了されています。
    ファンタジーなので魔物は出てくるけど、主人公の親友になってくれる妖精は出てこない。その代わりに、才能を見出し教え導いてくれる生身の親友がいる。
    ファンタジーなのに、魔法使いは魔力が枯渇すると一般人に戻っちゃう。魔法使いとして生まれ変わって特別な存在になるのではなく、あくまで一般人のまま。授かった魔法使いの才能をより良いものにする為に、コツコツ努力し続ける。だからマクシーを応援し、魔法が成功すると凄く凄く嬉しいですよね♪
    ファンタジーなのに甘過ぎず、むしろピリ辛😁人間の描き方が繊細で骨太だから、我が事の様に共感出来るのかなと思っています。

    リフタンの裸体がゴリゴリのバッキバキで、こうなるともう人外🦖鎧は脱いでいるのに、別の鎧を着ているみたい(笑)服を着ている方が逆にセクシーだな🤣
    小言を言いながら、リフタンの濡れた体を拭き拭きするマクシーはお母さんみたいで、なすがままになっているリフタンは小さい子どもみたいで、ホッコリしました♪

    でも、マクシーの一言で、一瞬にして戦士の顔に戻ってしまったリフタン…。
    リフタンの気持ちは良く分かる。血の匂いが濃いほど、たくさんの命が失われている凄惨な現場だと思うから。マクシーには、そんな場所に慣れて欲しくないし、居て欲しくないよね。
    誰もがリフタンの事を、軍神だ最強だって思っているけど、マクシーだけは生身の人間だと思っているから、凄く凄く心配してる。だから非力でもどんな場所でも、リフタンの側に居たいと思っているんじゃないかな。リフタンにもしもの事があったら、マクシーは嘆き悲しむよ。

    だからさリフタン、
    「死を悼んで復讐しに来るような兄弟もいない」なんて悲しい事、
    もう二度と言うな。

    • 51
  7. オークの樹の下

    080話

    第80話

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    バルド卿、どこか少年の面差しが残ったイケメンさんですね♪

    ガベル、「魔物の割に高い知能を持った奴ら」じゃなくて、「高い知能を持った魔物が出現、又は高い知能を持った魔物に進化した」ヤベェ奴らじゃないの?しかも、そんなヤベェ奴らが3種類もいて、大領地を略奪できるほど統制がとれた軍隊を組織しているって、かなりヤバい状況なのでは?リフタンの出征もあり得るかもだし、人間VS魔物の大戦争になりそうな嫌な感じがします。

    そもそも、「オークの樹の下」には何故魔物が出てくるんだろう?「風の谷のナ○シカ」の王蟲は腐海を守る為に存在していたけど、「オーク」の魔物にも何か存在理由が有るのか無いのか?全てが伏線に繋がる様に思えて、ついつい深読みしてしまいます😅

    マクシーは、魔法を習得し人の役に立てるようになって、自尊心が急成長していますね♪心の中でだけど、あのクソ親父に反論出来るようになったし!「できることがあるはず」と決意した顔はとても凛々しく頼もしいぞ!

    ルースお久しぶり!「大魔法使いルースが来たって大声で〜」って、相変わらずの減らずぐちで安定感抜群(笑) お元気そうで何よりです♪
    そうか、ルースも遠征に同行するのか。そうなると、有事の際、城内の人達の為にマクシーが無茶をする→リフタンがブチ切れる→マクシーが凹む。いつものパターンになりそうだな〜⤵️リフタンの言いつけを守って大人しくしてたら、マクシーの信用ガタ落ちだし…。いっその事リフタンは、マクシーにつぎ込むドレスや宝石代を全額投入して、高位魔法使いを雇えばいいじゃん!そうすれば、みんなWin-Winじゃないかなー?リフタン、お金と気のつかい方がちょっとズレてるんだよね😅惜しいぞ!

    【私事ですが…】
    皆様のコメントで、「リフタンの肌色が褐色なのは異民族の血によるものだ」と初めての知りました。そうだったのか!
    今迄ずっと、日焼けしているからだと思っていたのです。
    言われてみれば、日焼けしにくいケツも褐色でした。(←5話の後ろ姿)
    青天の霹靂…
    「天然ボケなとこ、あるよね」と、たま〜に言われます。

    • 26
  8. オークの樹の下

    079話

    第79話

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    いつの間にか31話迄無料になっていました。めちゃコミックさん腹が太い。じゃなくて太っ腹!

    クロイソ公爵の悪意が遅効性の毒の様にリフタンを蝕んでいるみたいに思えた。こいつが画策したから、リフタンとマクシーが結婚出来たのかと思うと胸糞悪い。
    おのれ〜クソ親父!てめえなんぞウェアウルフに頭からかじられちゃえ!

    「お前は俺との結婚を〜」とか「父親の都合で無理やり〜」と自虐的に言うリフタンが哀しかった。そんな事無いのに。マクシーはリフタンのオトコのオスの欲求を、何時でも何処でも何度でも、あの細い体で気持ち良く受け入れていたし、マクシーなりに精一杯愛情表現していたから、彼女の想いは伝わっているのだと思っていた。だから余計哀しかった。剣一本で下剋上を果たし、今の地位と名声を手に入れ、アナトールを復興しても、身分や出自が人の価値を決めてしまう世界では、「自分はマクシーにふさわしい男ではない」とずっと思っていたのか?
    マクシーは、宝石もシルクも必要としていない。「私はすでに充分満足しています」の言葉が、少しでもリフタンの希望と救いになれば良いと思う。

    バルド卿は、「はじめまして」の方ですよね?騎士団員はやっぱりイケメン揃いだ🥰
    顔と名前が一致しない騎士団員が多いので、名札を付けてもらえると嬉しい♪できればフルネームのカタカナでお願いしたいです(笑)

    マクシー!解毒魔法も使える様になったんだ!コツコツ勉強してたんだね、素晴らしい!マクシーは、回復魔法や解毒魔法など人を助ける魔力と相性が良いみたいだね。騎士団員との距離も縮まって信頼されて、凄くいい雰囲気♪良かった良かった🤗リフタンが褒めて認めてくれたら、もっと嬉しいね。
    だけど、「亜人種」って何だ?「連合組織が誕生」するくらいだから、知性がある魔物?何か不気味…。アナトールが戦場にならないといいのだけれど。心配…。

    今回は、リフタンが胸の内を吐露してくれた神回でした。
    「愛している」と伝えるだけで、それだけでいいのに。
    マクシーとリフタン、お互いの目を見つめ合いながら、「愛している」と伝えるのは、この物語の、一番最後でしょうか…?

    • 37
  9. オークの樹の下

    078話

    第78話

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    ロラ😺を連れて退場するルディス、ホントに有能♪
    オークの樹に若葉が芽吹いた🌱!ルース、good job!

    二人っきりのお散歩デートなのに、なんだか緊張感が漂っていて、読み終えたら脱力してしまった。マクシーがリフタンに対して敬語なのはいつもの事だけど、今回はいつも以上に気を遣っているように感じられて、マクシーがリフタンの専属メイドの様に見えちゃった😅

    お祭の時のマクシーの笑顔をもう一度見たいのに、どうすればいいのか分からないリフタン…。宝石や豪華なドレスなど「現物提供」するのもいいけど、雨の中、摘んだ花を贈った時の様に、見つけた子猫達を部屋で飼う事にした時の様に「愛情の気持ち」を伝えるだけでマクシーは笑顔になれるんだよ。
    そんな「形の無いモノ」の方が尊いということを、リフタン自身が理解出来ないのは、元々人の感情の機微に疎いからなのか、「愛情の気持ち」を贈られた事が無いから、実感出来ないからなのか…。
    リフタン、「形が無く目に見えないけど大切で尊いモノ」って、この世界に確かに存在するんだよ。剣を振るわなくても、それは手に入れられるんだよ。それが何なのか気づいた時、マクシーも貴方も今よりもっと幸せになれるよ。

    それなのに…

    マクシーの手を取って、不敵に嗤うリフタンの野望と野心に溢れた目が怖かった。
    リフタンが初めて見せた、野心家の男の顔。
    「この先お前はロエムの王女にも〜」の言葉と嗤った顔は、今迄自分を虐げてきた全ての人達に向けられているように思えた。
    「七つの国で最も気高い淑女にしてやれば」マクシーは幸せなのだと信じている、この男の考えが、何より一番恐ろしかった。

    • 40
  10. オークの樹の下

    077話

    第77話

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    リフタンが詩人化しているぞ…🌷

    アグネス・ドラキナ・ルーベン王女殿下、この度はアナトールへお越し下さり、更に道路建設や魔物討伐にも御尽力いただき、誠にありがとうございました。

    殿下がずっと気になっていたという「魔巨の結婚相手」のマクシーについて、どの様に思っておられたのか、お伺いするのを失念してしまいましたが、殿下は、マクシーの魔法使いの資質と才能を全力で肯定し認めて下さいました。これが、殿下のお答えだと判断してもよろしいでしょうか?

    マクシーは、実父に虐げられ蔑まれ続け、過酷な環境で育った為、自尊心が非常に低く、なかなか自分に自信が持てません。ルースに魔法使いの才能を見いだされ、リフタンの役に立ちたいと勉強を始めましたが、マクシーの身を案じるリフタンは、彼女が魔法使いになる事を消極的に反対しています。その様な状況下での殿下のお言葉は、マクシーをものすごく励まし勇気を与えて下さいました。味方がいる、認めてくれる人がいるという事は、大きな原動力になりますから。彼女もとても嬉しかったと思います。

    以前殿下は、「王都では神官たちの顔色をうかがって魔石一つ買うのも一苦労」とおっしゃっていました。魔法使いにとって完全にアウェーな王都で、王族でありながら魔法使いとして生きて行くのは、ご苦労が多いのではないかと思われます。敵は多く、味方や理解者は少ないのかもしれない。それでも、魔法使いとして生きて行く人生を選択されたのには、確固たる覚悟と信念をお持ちなのではないでしょうか?
    それらがどの様なものなのか計り知れないのですが、いつかお聞かせ頂ければ幸いに存じます。

    長々と愚考を申し上げました事をお許し下さい。
    お帰りの道中、どうかお気をつけて。
    いつかまたお会い出来る日を楽しみにしております。

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