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香水の瓶と効能が楽しみ~
お店を持つのが目的の調香師が主人公なので、毎度素敵なボトルに入った香水が出てきます。それぞれの香水に過剰なほどの効き目があって、今度は何の香水かなってわくわくしますよ。そうそう!最初脅迫同然に無理やり付き合ってもらっていた公爵とも、物語の初めにいったんお別れして、仕事のパートナーとして協力し合える関係になったのが、ステキ!
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2250位 ?
お店を持つのが目的の調香師が主人公なので、毎度素敵なボトルに入った香水が出てきます。それぞれの香水に過剰なほどの効き目があって、今度は何の香水かなってわくわくしますよ。そうそう!最初脅迫同然に無理やり付き合ってもらっていた公爵とも、物語の初めにいったんお別れして、仕事のパートナーとして協力し合える関係になったのが、ステキ!
でも自分の婚約者の名前くらい確認してから出ていけばいいのに!主人公いイーラは田舎貴族の娘だけどなんでもできるのね掃除洗濯から、メイクアップまで。めちゃくちゃ有能よね。残念なのは婚約者への態度がもうもろに推しに対するオタクの態度で…ここまで来ると贔屓の引き倒しというか、恋愛フラグぶった切りというか。ばっさばっさと連内フラグを切りながら、たくましく押しに奉仕する姿と、ロシアっぽい文化が魅力的です。
覚醒とやらができなかったために虐げられていた王子を、前世ジムトレーナーだったロザリンが体力作りから始める話です。
覚醒って何ですかね。それができなかっただけで第一王子なのに馬鹿にされてたり疎まれたり。魔法使えるとかそういうのかな。弟と差別されててひどい。恋心による感情の高ぶりによって、結構早くに覚醒するんですが、その対象のロザリンがそりゃもう鈍くて、王子の恋心に気づかないんです。覚醒がすんだら出ていこうとするし、いつもなきそうになって王子がロザリンを引き止める感じです。サラッとした地味な顔ですが、王子の泣き顔がいいです。もっと筋肉つけて告白してもらいたいものです。
弱弱しい姉と、腹違いの妹の性格の差が凄い、この手の話の御多分に漏れず、実家で使用人扱いされていた姉は、持参金を婚家からもらったにもかかわらず妹に取られてしまう。ドレスなども。この妹、金持ちのはずなのにせこい!間違いで嫁いだとはいえ姉が相手に気に入られて仲良く暮らしていたところに、なんと呼ばれてもいないのに乗り込んでいって、家主の留守中に使用人に乱暴を働いたり、家探しして離婚届を見つけたり下品の極み。控えめな姉とのギャップがものすごい。断罪されるにふさわしい、見事な悪女っぷりでした。
何年か前に読んでずっと忘れてたお話を読めて嬉しいです。お飾りの妻として始まったヴィオラの結婚生活は、時々旦那様にときめきはするもののなんと長いあいだ恋人未満の関係なこととか!旦那様の忍耐には脱帽です。これってもう二人が結ばれると完結ってことなんでしょうか。
お目目つぶらな地味顔姫様が、兄弟皆殺しのこわぁい暴君兄になんとか取り入って生き残ろうとするお話。人質である他国の王子もちょっかい出してくるという。誘惑というか、もっとゆるい感じかも?
姉が失踪、両親から全く愛されない妹を婚約者とその家が慈しんでいるところに姉が帰ってきた。両親は全て良いものは姉に与えようとし‥…という歪な家庭の話です。親の愛情が平等でないのは世の常ですが、母親のいうことがコロコロ変わったり気持ち悪いです。でも当の姉妹たちが時々助け合う形になったり、不当な扱いを受けている妹が堂々として親に正論をかましている姿には素敵です。
高貴な人間の苦悩と、周りに好かれるけど常に命が危うい少女の話。静かにゆっくり物語は進むけど、恋情、思慕、権力、しきたりに縛られたお城の中でこの話は何処に進むのか検討がつきません。今のところ王は小さい子が好きというわけではないけど、執着はしているのよね?溺愛ものかと思ってたのに掴みどころがありません。でもここのエピソードに心揺さぶられます。
わぁ「王家の◯章」の現代版だあ!川に流されてタイムトラベルするんではないのね。主人公が知識を利用したりエジプト文化に興味を持っているから恋愛以外もだいぶ面白くなりそう
セルの八つ当たりが許せん!元はと言えばセルが自分を愛してくれないフィリップに全てを捧げて人間になる選択をしたせいなのに!助けに来たアンシアにこれでもかというほどの試練を与えて、ブレイクがそれでもアンシアを見つけ出したら更に邪魔を。セルが自分の間違いに気づくのはいつかしら?アンシアとブレイクの愛が実を結んで欲しい。
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暴君のたった一人の調香師