5.0
慈しみ深し
一族代々、齢三十までの短命、血塗られた孤高の軍神・コウメイ。
仙女の一族ながら、医術を独学で学び周りの人に役立てようとするメイリン。母親からは「仙女」の名折れと蔑まれ、見せかけの「仙女修業」をする姉シェンリンは、何かとマウントを取って意地悪をする。
ある時、コウメイは皇帝の命により仙女一族から妻を娶ることになる。仙女と交われば長寿になるという房中術にあやかるために。当然ながらシェンリンに白羽の矢が立つが、婚礼を嫌がった姉の身代わりにメイリンが嫁ぐ。初夜を迎えても無理強いせずメイリンの気持ちを尊重し、折りに触れ生活に不足がないよう気遣うコウメイ。噂とちがうコウメイの優しさに触れるメイリン。次第に二人は惹かれ合っていく。
王道の流れにハマります。姉シェンリンの腐れ外道ぶりに腹立つやら呆れるやら、ヒールとしては最高。これからの流れに期待!
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軍神と偽りの花嫁