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その赤い瞳に魅せられて
人形姫ベル・プベーと呼ばれる公爵令嬢のレティシアは、猫を被っているだけで素は何事も人任せにしない豪胆な女傑だった。赤い瞳を持ち娼館通いの噂もある第二皇子との婚約が決まり、出席した舞踏会では皇子への口さがない噂が囁かれていた。舞踏会を抜け出す皇子について娼館に向かったレティシアは、そこで皇子が作ったオムレツを食べさせて貰う。毒殺未遂事件から必要に迫られて料理をするようになったという皇子。周囲に信用できる者がいない皇子との距離を埋めていこうとレティシアが決心した瞬間だった。
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ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)