reo8864さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全292件
  1. 評価:4.000 4.0

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    新たな人生を生きることになって

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    二百年に一度厄災が発生し、それを封じる聖女もまた現れるという世界。代々聖女が誕生すると言われているフィロント公爵家に生まれたフィロメラ。次代の聖女として、幼馴染の第一王子アンドリューと婚約した。だがその後遠縁の娘で同じ年のパトリシアが養女として引き取られると、パトリシアも聖女としての資質を見せ始め、今ではパトリシアがホンモノの聖女で、フィロメラはニセモノの聖女として扱われていた。毒入りのお茶を飲んで倒れたことで、前世の記憶が甦ったフィロメラは、自分が小説の登場人物で「悪役のニセモノの聖女」に転生したことがわかる。パトリシアの策略で、呪われた第二王子の婚約者として隣国に送り出されたフィロメラ。ところが自由にのびのび暮らせる場所を得たことで、癒しの力を使えることがわかって……。呪われた王子とされていたジリアン殿下がとてもカッコよいです。

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  2. 評価:4.000 4.0

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    ヘレナがカッコよ過ぎです

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    孤児の難民から剣の腕を買われて、皇帝にまで昇りつめたダンテ。ダンテは、公園には彼女がドラゴンを倒してのを記念して象が建てられているほどの伝説の皇帝だった。ダンテが亡くなって五百年がたったところで、ダンテは前世の記憶を持ったままぺスカ公爵家の末娘エレナとして転生した。そしてエレナは10歳にして、人生が退屈で仕方がないと言って両親を心配させる。3歳年上の兄レナードの剣術の授業を見学したエレナは、口ばかりの講師をクビにして、自分が兄の剣術に責任を持つと宣言する。夏になり公爵邸に皇子のカエサルがやってきて、ヘレナの剣術の弟子は一人増えて二人になった。切磋琢磨して成長していく三人の子どもたち。皇宮に居場所がないカエサルにとって、ヘレナのいる公爵邸は「心の縁」となっていく。

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  3. 評価:4.000 4.0

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    恋愛に奥手の二人が

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    広告代理店に勤めるやり手リーマンの日野と、彼に憧れている部下の新木の恋の物語です。真面目で仕事はそつなくこなすのに、周囲とコミュニケーションを取るのが苦手で、会社の飲み会にもほとんど出席しないので、回りから孤立している新木。日野は時間が余ったので、新木と二人で偶然参ることにした神社で、縁結びのお守りを買って、互いに贈り合うことにする。カバンにそのお守りを付けた時から、新木の心の声がなぜだか日野に聞こえるようになって……。彼女の心の声を聞き彼女の本音を知った、日野の助けもあり、女子社員とも少しづつ打解けるようになった新木。彼女の可愛い本音を聞くうちに、新木から目が離せなくなっていく日野と、熱烈「日野さん推し」の新木の恋が始まった。

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  4. 評価:5.000 5.0

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    これは沼るよ

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    木下桃花は25歳で処女だった。朝起きたら隣りに見知らぬ男が寝ていた。昨夜エチを拒否して元カレに振られ、同期とお酒を飲みグチって……その後の記憶がない。男はイケメンで、5歳下の大学生だった。男を部屋に残して先に家を出たが、間違えて男のスマホを持ってきてしまい、仕方がないので半休をとって男の大学に行ってみると…。男は「ガチ恋沼」と言われている有名人だった。部屋が水漏れで住めないという男、叶君を正式に部屋に泊めることにした桃花。断れずに出た会社の飲み会で元カレに絡まれていると、なぜか部屋にいるはずの叶君が現れて、桃花の少女趣味をバカにする元カレに「誰がどんな夢を見ようと勝手だろ」と言ってくれて…。ずっと言ってほしくて憧れていた言葉を言われて、叶君の前で号泣してしまう桃花だった。こんな男になら、誰だって沼るよ…と思った私です。

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  5. 評価:4.000 4.0

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    読むとストレス解消になります

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    とにかく面白いです。共学校出身なので、女子高という自分には縁遠かった世界を垣間見れた気がしました。学級日誌に書かれている「絵しりとり」や、漫画家志望の生徒が描くハチャメチャな筋のぶっ飛びマンガ…などなど、なんどでもないようでいて「とても面白い」日常生活が描かれています。生徒たちがみな構成的で、担任の星先生をはじめ先生たちもいい味を出しています。読むとストレス解消になります。

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  6. 評価:5.000 5.0

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    ものすごく面白いです

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    王宮の城付き女中として働いているコニー。炊事洗濯掃除から戦闘まで何でもござれの超優秀女中だ。頼まれた仕事は迅速にこなし、人の二倍も三倍も働く、17歳にしてまる9年目のベテランだ。仲間の信頼もあつく、ついたあだ名が「万能女中」で同僚の悩み事相談もしている。コニーの母親は歌手で「魅了」の使い手だった。「魅了」された母親の再婚相手の家に引き取られて、義兄たちから酷い苛めを受けて殺されかけたこともあるコニーは、母親の再婚相手からは距離を置くことにしていた。今回は騎士団副団長が義兄になるらしい。彼から一緒に彼の実家に帰ることを誘われるが、断固として拒否していると実力行使されて、馬車で連れていかれそうになる。チャラい義兄はなんとか振り切ったが、経理部の仕事ができる上司や、麗しの第二王子までもが、コニーに関心を持ち始めて……。さあ、コニーはどこへ向かうのか。

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  7. 評価:5.000 5.0

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    お互いに事情がありまして

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    実家が倒産したのに昔日の暮らしが忘れられずに借金を繰り返す母親のせいで、お金におわれる生活をしている春花。勤めている会社は当然副業を禁止しているが、副業をかけもちしていた。会社では本社から御曹司が異動してきたと、女子たちが色めき立っているが、春花はまったく興味をもつことなくスルーしていた。ところが副業のハウスキーパーで新規の顧客が住むタワーマンションに行ってみると、新規顧客=御曹司の神木遊人で、開口一番「うちの会社、副業禁止だけど」と言われてしまう。仕方がなくてその日の仕事だけして帰ることにする春花だったが……。一方遊人は、春花の家事の腕に驚き、用意された食事の美味しさに胃袋をつかまれてしまう。翌日、高報酬の住み込みが条件の依頼に飛びついた春花だったが、なんと依頼人は遊人で…会社に副業をバラさないことを条件に、強引に「住み込み家政婦」を承諾させられてしまう。ボンボンにはボンボンの春花には春花の事情があって……。ハートフルコメディです。とても面白いです。

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  8. 評価:4.000 4.0

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    運命のタロットカードを使って

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    神に愛された人間の血、つまり青い血を継ぐものが、神の遺物、アーティファクを扱う力を持つとされている世界。公爵令嬢のフィーリは、婚約者の第一王子テリオスに、実験動物のように駆使されたが、死と引き換えに「運命のタロットカード」の精霊ノルンの主として生き返る。死んだはずが、王子と婚約する前の日に戻っていたフィーリは、「運命の輪」のカードを使って、運命の変革を願い運命を変える瞬間まで時を遡ったのだと、ノルンに教えられて……。戦争を始めるという第一王子の野望を挫くために、兄と敵対する第二王子と手を組んで、ノルンの力を借りながら新たな運命を切り開くフィーリの闘いが始まった。

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  9. 評価:4.000 4.0

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    愚かな妹を演じて

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    前世でプレイしていた乙女ゲーム「ウスボロスの迷宮」の世界に転移してしまったダリア。そのゲームは登場人物たちに不幸な結末しか用意されていないという、夢も希望もない残酷なゲームだった。狂気に満ちた悪役のヒーカンの妹として転移したが、その運目を変えるために涙ぐましい努力をするダリア。四大公爵家と皇家にだけ誕生する最強キャラの超越者たちに、本来の主人公のアドリーシャに代わってなぜか好かれるダリア、ゲームのキャラではないダリアが加わったことで、物語の世界が変化してしまったのか? メインルート全てがバッドエンディングだった物語はどう変わっていくのか、ハラハラドキドキです。

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  10. 評価:5.000 5.0

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    遺族を癒す葬儀を目指して

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    スカイツリーのたもとの街の葬儀場で、アルバイトをしている大学生の美空。就活が振るわなくても、自分を認めて必要としてくれるバイト先に来ると元気が貰える。葬祭ディレクターの漆原が仕切る葬祭は、事故や事件がらみが多く、今回は焼身〇殺だった。葬儀社と契約しているお寺の末っ子僧侶の里見は、霊感のある美空に、自分も色々なものが見えるのだと明るく語り掛けてくる。どのお話もそれぞれ心に残ったが、特に歩道橋から落ちてお腹の中の子どもと一緒に亡くなった女性が、お通夜の席に、自分が夫(この葬儀の喪主)と一緒に詰めた紙オムツの入ったカバンを届けるというエピソードの「見送りの場所」は、読みながら涙が止まりませんでした。死者と遺族に寄り添った葬儀の必要性が心に沁みます。感動作です。

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