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作品レビュー
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21 - 30件目/全37件

  1. 評価:5.000 5.0

    推しへの愛,主役の二人に復讐を

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    前世で小説オタクだったモブキャラのヘスティアは、2番手キャラのカエルス侯爵を推している。カエルスは、愛する聖女ディアーナと親友の皇太子ヘリオスのために事件を起こしたが逆に二人に非難されて絶望して、二人の結婚式の日に初めて自殺を試み、その後自殺未遂を繰り返し、1年後に死んでしまう。
    カエルスの哀れな死を嘆いたヘスティアが、神にカエルスの生き返りを願うと、主役の二人の結婚式の日にタイムリープする。タイムリープしたヘスティアは、カエルスの自殺をくい止める。
    ヘスティアは、カエルスを救う為に役立つ力(未来が見える能力)があることを信じてもらって侯爵夫人になることに成功する。
    一方、聖女ディアーナは、皇太子妃になってから癒やしの能力を失い始めていた。また、性格も変貌して、庶民に寄り添わなくなっていった。元々、聖女の器ではないのでは、とさえ思ってしまう。
    まだ序盤なので先のことは予想するだけだが、ぜひヘスティアには、主役二人に復讐して欲しい。二人の為に手を汚して全ての泥を被ったカエルスに酷い拒絶と冷酷な仕打ちでカエルスを自殺にまで追い込んだ罪は重い。
    タイムリープしてからのヘスティアは賢く明るく逞しく、とても魅力的でかっこよくて、応援せずにはいられません!

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    悪い奴らに制裁を!

    ヒロインの菜々緒がとにかく見た目も心も美しく、菜々緒を苦しめる奴らが憎たらしい。菜々緒の心と体を深く傷つけた白蓮寺家の者たちが鬼畜。美麗な若君の麗人は中身はキモくてゲスの極み。従姉の暁美に至っては 、己の欲望を満たす為には、菜々緒を罠に嵌め虐げ菜々緒の能力を利用して悪道の限りを尽くす。一方、菜々緒の心が清らかで慈愛深く、ヒーローの夜行に溺愛される未来しか考えたくない!菜々緒と夜行の幸せを心から願わずにはいられません。そして、菜々緒を貶めた極悪非道の悪い奴らには、厳しい制裁を断行してほしい!

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    ヘタレだった透晴の逆転劇

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     主人公の透晴は、義理の弟の大我に金の扉を奪われてからというもの、自分の家族やチンピラみたいな銅ランクのプレイヤーなどから、いじめ虐げられ続けて地獄のような辛い日々を送っていた。
     ところで、いきなり街なかで大我が透晴とバトルを始め大暴れしたり、銅ランクのゴロツキなどが平気で弱いものいじめしている、など、この世界では犯罪をまあまあ野放しにしていて、法整備はどうなってるのか。 害悪プレイヤーの無法地帯みたいになっちゃっているのは、少々不快感を覚えた。
     とはいうものの、いじめられっこだったヘタレの透晴の怒涛の巻き返し、大逆転劇は、爽快感を味わえる。
     透晴が、どんどん強くなっていって、透晴を馬鹿にして虐めていた奴らをやっつけていく様子は、凄い痛快で、溜飲が下がった。
     まだ序盤までしか読んでいないので、先の展開が気になります。ドキドキワクワクさせてくれるので、楽しみながら続きを読んでいこうと思います。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    愛しさと切なさと心強さと

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    初っ端から、竜一と虎太郎の二人兄弟のぼっちな、寂しげに歩く姿に、心持っていかれて、少し涙腺がゆるくなってしまった。
     「きゅう」っと兄にしがみつく虎太郎...可愛いけど、まだ、こんなにも、ちっちゃい...
     元々、両親が、家を空けがちだった上に、飛行機事故で亡くなる、って親の愛情は十分与えられていたのかな?幼い虎太郎は、親の記憶さえも、ほとんどないんじゃないのか?など...切ない。
     竜一は健気でとても気丈、「自分が虎太郎を守る」、という気概が凄く伝わってきて、またぐっと胸に来る。竜一だってまだ子供で、友達と思いっ切り弾けたいよね?遊びたいよね?殊勝過ぎるんだよ。
     この作品は、日常の、ほっこり心温まるエピソードがメインだけど、その奥にある、愛しさと切なさが詰まった想いの波が、時折見え隠れする感じがした。
     竜一は、虎太郎にとって、世界一愛情深くて心強くて、唯一のかけがえのない存在だ。周りは慈愛に満ちた人たちばかりなのだから、竜一には、竜一を支えてくれる心強い存在にもっと甘えて頼ってほしい。たまにはワガママになっていいのよ。
     みんなの幸せを願うばかりです。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    家光がヒロイン

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    この作品は、家光(竹千代)を守る逞しい男気質の蘭と、蘭一筋で一途な女気質の家光の愛のお話です。
    蘭にとって家光は守るべき護衛対象というのは一貫しているが、恋愛対象としては意外と移り気で、割と惚れっぽいところがあるな、と気になりました。    一方の家光はひたすら蘭を追い求め続けます。
    しかし、蘭が家光との子を流産した時は、子を失う女としての蘭の辛く悲しい気持ちが伝わり、号泣してしまいました…
    なので、後に蘭が一厳との間に男の子を授かったことは本当に嬉しいです。自分にも一人息子がいるので、母親になる喜びは良くわかります。
    ラストは、家光が再び蘭を思い出しながら倒れる、というシーンですが、その表情が幸せそうなのが、何より救われる思いです。二人の愛は浄化されたように感じました。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    新鮮なヒロイン

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    ヒロインの葵みどりは、若手の薬剤師で、薬剤師なんて必要とされているのかな? と、医師などと比べて薬剤師の存在意義が薄いのでは、と思っています。しかし、みどりは、常に目の前の問題から目をそらすことなどしないで、立場が上の医師にも、果敢に食い付いて意見もするし、前向きに積極的に患者と向き合おうと努めます。
    これまで医療の中でもとりわけ薬剤師に着目したことなどなかったので、みどりの活躍がとても新鮮でした。疑義の重要性も初めて知ったし、救急に薬剤師も参加して心臓マッサージなども行う、ということなどもこの作品で初めて知りました。無知でした。
    エピソードの中でも、シングルマザーと幼い子供の話では、ホロリと泣いてしまいました。看病で悩む母親の心にも優しく対応していて、ほっこりしました。
    医療従事者の、医師も看護師も薬剤師もその他スタッフも、患者の不安に誠実に向き合い対処していく、という目的・志しは、皆同じ。上も下も高い低いもない。
    堅実に経験を積んで、コミュニケーション・信頼関係を大切にして、患者に心優しく向き合い、真摯に仕事に取り組むみどりに、盛大にエールを贈りたいです。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    リナリーは誰と結ばれるのか?

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    この作品は、ヒロインのリナリーが、何者かによる陰謀でリナリーを含めリナリーの家族全員が処刑されてしまう運命を覆すために、タイムリープして、弟リアムと入れ替わり、人生をやり直して、罠に嵌められた真相を暴いて、運命を巻き返し奮闘していくお話。
    剣技に長けているリナリーは、男装して、弟リアムになりすまして学院で生活を送るようになる。
    皇太子のディランは、亡き母親に関わる暗く悲しい過去を背負っている。キラキラキャラのファシアスたちは、それぞれにみんな色々と事情を抱えているらしい。
    二度目の人生でリナリーは、ディランやファシアスのひとりのカイルや婚約者のリーチから好意を寄せられる。まだ途中までしか読んでいないので、リナリーが誰と結ばれるのかわからないが、心優しくて努力家で健気なリナリーには幸せになってほしいと願うばかりだ。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    優しいお話

    転生もの、なんだけど、転生、という括りが無くても十分しっかり構築された読み応えあるストーリーです。
    ただ、一点、アルスの母親が、最初のアルス誕生以来、登場していないのが、謎です。まだ途中までしか読んでいないのですが、後で、その理由がわかるのかな? 気になります…
    主要な登場人物たちが、ほぼみんな優しいです。また、敵との戦いでピンチに陥っても、なんだかんだ必ず上手くいくよね! という不思議な絶対的信頼感があり、ずっと穏やかな気持ちで、安心して読み進むことができます。戦闘シーンもありますが、むしろ、ホロリと泣かせられるほっこり心温まる場面の方が多いです。
    優しいお話です。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    意表をついてくる、飽きません

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    はじめは、この作品には、人間臭さなど無いと思っていた。ただ無機質で、スリルとかサスペンスとかミステリーとか謎解きとかホラーとかだけかと。
    だが、不覚にも、涙を流してしまった場面が幾つかあった。
    最初は嫌な奴だと思っていた戸崎が、実は、全ての行動が最愛の恋人の為だったこと、身の危険があるのにも関わらず永井たちの為に裏で動いてくれていたこと、かっこよかった男たちの勇敢な死、永井側の男たちの厚く固い結束、彼らの強い信念と覚悟、田中と下村に芽生えた絆、強い友情…など、意外にも多く盛り込まれていた。
    しかし、なんといっても、永井と佐藤の熾烈な頭脳戦バトルが、この作品の真骨頂だろう。最終局面まで、ハラハラさせられます!飽きることはありません。面白いですよ。

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  10. 評価:4.000 4.0

    パパ活をする理由

    この話では、パパ活をする女の子たちが主役として、何人か入れ代わって登場する。
    始めは、有名私立大学に通う女子大学生の椿。父親は体を壊してしまい、飲んだくれの毎日。母親のパート収入だけでは生活は苦しい。椿は、生活費と学費をまかなう為に已む無くパパ活を始める。しかし、父親に貯金を盗まれ、客にストーカーされ、刺傷事件に遭い、大学を辞めて、恋人とも別れる。だが、元恋人の母親の慈悲深い助言に救われ、立ち直り、前を向いて未来へと歩き出す。
    次の主役は、美しく生まれたことが自分の才能と思っている昼職OL32歳の桜子。勤務先の社長に囲われてリッチな暮らしを送らせてもらっている。しかし物足りなさを感じ、女性用風俗に手を出し、セラピストのシュンと出逢う。シュンも、始めは桜子を利用しよう、としていただけだった。が、桜子が、簿記などの勉強を始めて、男に頼るばかりの自分を変えていこうと努力し始める姿に、シュンも変化していく。シュンにも暗い過去があったが、シュンと桜子の間に友情が芽生え始め、シュンも救われていく。
    他にも、虐待する毒親から逃れるようにパパ活をする日向など、が登場する。
    それぞれのパパ活理由は異なるけれど、彼女たちは皆、心がピュアであり、もがいてでも生きていくんだ! という芯の強さを感じる。パパ活を一概に悪と捉えず、成長する為の稀有な経験だったな、と思考を切り替えて、前向きに力強く、自分を愛し、自分を大切にして、とにかく生き抜いてほしい、と思った。

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