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スズキマサカズさんらしい、淡々と描かれる話。男子も女子も、それぞれに難しさがある中、社会の悪に利用されて犯罪に手を染めることも多い。現実を知るには入りやすい作品。
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14363位 ?
スズキマサカズさんらしい、淡々と描かれる話。男子も女子も、それぞれに難しさがある中、社会の悪に利用されて犯罪に手を染めることも多い。現実を知るには入りやすい作品。
妹弟を両親から守るために、さつじんの手伝いをさせられていた長女。それをなんとなく記憶してるけど関わっていない妹。赤ちゃんで何の記憶もないけど、あえて事情を知らされていないことを悔しく思う弟。三人三様の状況と感情。難しいテーマをテンポよく描いてておもしろいです。
勇者は戦った相手のスキルをすべて吸収して成長するタイプ。最初は新入社員みたいなかんじだったのが、今ではあらゆるタイプの仲間の成長を促進できるリーダーになってて、それも魔王に推されても副官タイプでやってくってのが、いさぎよい。
倫理の先生と真逆の状況をここまで描いてるのが、さすが雨瀬先生!大戦直後の絶望的な状況で、悪い孤児院に引き取られても脱走ししんで家族を追いたいと思いながらも生き抜く少年と元スパイの男性のお話。絵には癖があるけど、話は良い。
最後に処刑されることがわかってて、それをくつがえすためとはいえ、ここまでやるか?と思えるほど、地道に公平に発展のための努力と協力をする主人公。公明正大ってこういうことなのかな。
魔王討伐後に仮想敵が必要と考えて人間の王。勇者と賢者を悪者に仕立てて処刑。賢者が執念でよみがえり、仮想敵がいたほうが人間同士は平和と思い、敵役になる、という話。一話一話が短すぎて、なかなか進まない。。。
純粋に勉強になります。動物の死を目にした時、老衰なのか病気なのか事故なのか事件なのか、こうやって調べるんだ、とわかります。たぶんアドバイザーのかたの本当の話なんだと思います。
亡びの国の、の意味はまだわからない。人生に絶望した男性がエルクの貴族の赤ちゃんに転生し、大事に育てられていく話。とても丁寧にえがかれてます。
悪魔のいけにえとして辺境の地につれてこられた赤ん坊が、そこで剣士や聖女、魔術師の亡霊に大事にそだてられ、知識も剣術も信仰も魔術も高いレベル、そしてまっすぐな性格になって、成人し、世界を救います。王道ですな。
吸血鬼と人間の混血の子が、純血でないものの吸血鬼の高校に通い、差別を経験しつつも、最上位貴族に気に入られ、さてどうなる、という話。思春期特有の暴走をおさえるのに特化した先生ぞろい。表紙ほど暗い話ではないけど、テーマが複数あって、ちょっとわかりにくいです。
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ケーキの切れない非行少年たち