4.0
主人公の熱血ぶりに好感が持てます!
黒木華ちゃんのドラマで興味を持って、原作を読んでみたくなりました。
ドラマより、さらにドスコイぶりが激しい分、骨太なストーリーが伝わってきて、読みごたえがありました。
カワイイを売りにしない女子の働く姿が好ましいです。
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6396位 ?
黒木華ちゃんのドラマで興味を持って、原作を読んでみたくなりました。
ドラマより、さらにドスコイぶりが激しい分、骨太なストーリーが伝わってきて、読みごたえがありました。
カワイイを売りにしない女子の働く姿が好ましいです。
貧民街で生まれ育ったカメリアが、体が弱い腹違いの兄のスペアとして、父である侯爵家に連れて来られ、カメリオンとして男装を強いられる。
女性であることを知らないままカメリアに惹かれる大公クロード、知っていて求婚してくる敵国の王子イアンなど、魅力的な登場人物がいっぱい。
ただ、絵がイマイチで、カメリアが美少女に見えないのが残念…。
それに、ポニーテール姿の最後のほう、男性で通すのはさすがに無理があると思うけど。
病弱な普通女子が小説のサブキャラ・おデブ悪女に転生して、外見を磨き、心入れ替えて生きた結果、ヒロインである妹と良好な関係を築くが、ヒーローの第一王子からも悪役の第二王子からも執着され、小説とは違う形で事件が起こっていく…というのは面白い。
セリーヌもアデルもいい子で、成長してからもお互いをリスペクトして支え合っているところが◎。
ただ個人的には、ウィルが気持ち悪い。ヤンデレ設定だから性格が悪いのは仕方ないけど、ビジュアルも不気味で、身も心も美しくなったセリーヌと釣り合わない気がしてしまう。
あと、おデブなのはごく最初だけなので、タイトルと話の中身がどんどん乖離してしまって、ちょっと損している気も…。
最初は、戦後まもない時代の話といっても家制度の理不尽さ、人の幸せを踏みにじる戦争の悲劇に怒りを感じ、周の生意気な言動にもムカついてばかりでした。真面目で一生懸命ないち日には、田嶋シェフみたいな人と結婚して、西洋料理のプロとして才能を発揮してほしいと思っていたけど、周も悪い奴ではないとわかってきて、少しほっとしています。恋愛結婚でなければ、厳しい歳の差だけど、老舗を立て直すという共通のミッションを通じて愛を育んでくれるよう祈ってます!
雪女の末裔の氷室くんと、彼が密かに好意を抱く職場のクール女子・冬月さん。氷室くんは感情がたかぶると吹雪をおこしてしまうし、好きな花をうっかり凍らせたりするけど、仕事熱心なサラリーマン。冬月さんもあまり表情は変えないけど、意地悪なところはなくて生真面目で周囲との関係も良好。2人を取り巻く人たちも、妖怪の末裔とか、それぞれ癖はあるけど、嫌な奴はいなくて、どの話もほのぼの…。こんな世界で暮らしてみたい!
従兄弟同士の転生者とタイムトラベラーが一緒に暮らしているという設定が、まず面白い。
その2人がそれぞれイケメンで、性格もいいので、自然と応援したくなります。
タイムトラベラーの仕組みが難しくてよくわからないけど、誕生日ごとの1年で強制的に時空移動してしまって、周りの人の記憶にも残らないというのは切ない。
2人の周りにもタイムトラベラーがいっぱいいる世界線の話なので、なんとかよい落としどころを見つけてほしいです。
絵はきれいで、ヒロインやメインキャラのビジュアルも魅力的。ただ、設定や話の展開に「?」と引っかかる箇所が多すぎて…。
・ヒロインの社交界デビューとなる夜会のドレスが、膝上20cmほどの超ミニで、ありえない。婚約者も王族なのに、宝石を散りばめた貫頭衣みたいな服で登場し、夜会では一人だけシルクハットでかなり恥ずかしい。
・天才針子であるヒロインが思いつくデザインが超ダサい。イケオジにホスト風の服を着せてみたいとか、美少女に生まれ変わった自分にガーターベルトという発想も下品というか、控えめにいって変。
・夜会の翌日、王に呼ばれたヒロインの服装がエプロン姿! メイドじゃあるまいし、それなりのお披露目をした後の謁見の場で、なぜ⁉︎
・実年齢より幼い15歳の少女が、成人した息子をもつ40前後の前王の3度目の結婚相手に選ばれるのはシンデレラストーリーと言い難い。しかも、ほかに好きな相手が見つかったらその男の子を産んでいいぞってプロポーズと同時に言われるのはいかがなものか…。
・加護縫いがわからなくて虐待されていたのに、保護されて「お礼にやってみよう!」で軽くできちゃうんかい⁉︎ 転生ものなんだから、前世の経験とか記憶と絡めて、できるようになったことにすれば説得力あるのに、転生の設定が活かせていない。
・なのに、伝説レベルの加護縫いの始祖の名前がサクラって、いきなり日本名で違和感ありあり。
ほかにも、王の婚約者となる貴族令嬢が男言葉で、ドレスの下の太ももに武器を忍ばせていたり、もうツッコミどころが多すぎて…。
いったいどういう世界観なんですか???
プロローグは、さっぱりわけがわからなくて、読むのやめようかと思ったけれど、レビュー&コメントが高評価なので、読み進めてみたら、予想外のシリアスな展開。それでいて随所に、笑わせるようなタッチやエピソードもあり(カッセルが悪気ないお馬鹿さんだったり、ヒロインの父が意外にも娘思いでカッセルを威嚇していたり)、先が気になって無料分すべて読んでしまいました。
ヒロインが長年隠していた美貌を見せつけて、ついに結婚。さてこれからどうなるのか…2人が真実の愛に目覚め、幸せになれるよう祈ってます。
通常、つらい場面で始まったら、過去の幸せだった場面が挟まれることが多いのに、3話まで読んでも一向に明るくならない。ヒロインの母の友達も、引き取ってはくれたけど打ち解けた仲にはなっていないし、息子も若いうちから打算的。どうやって結婚に漕ぎつけたかはわからないけど、お先真っ暗やん…というわけで、読み続ける気がおきません。
「ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない」からエロ要素を抜いた感じでしょうか?
「ヤンデレ…」もよかったけど、こちらもルークとサラが可愛くて純愛ぶりが微笑ましい!
早い段階で両想いになってるから、これからどう続けるのか、楽しみにしてます。
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重版出来!