4.0
小国の公女として双子で生まれた主人公は姉の罠にハマり婚約者を寝取られ、入れ替わりされ、姉のしでかした悪名と共に姉の婚約者のもとに姉のふりして嫁ぐことに(親公認)
姉の巧妙な策によってほぼ一文無しな上、婚約者一家からも酷い扱い(汚い部屋に押し込められほぼ無視)を受けている様子。
なぜかはまだ不明ですが、ある日バスルームで主人公は手首を切ります。そのショックで前世の記憶が蘇り自立して働いていた前世の記憶の方が強くなって、不遇な環境を改善しようと一歩踏み出すところから物語は動きます。
この漫画の良いところは、前世の記憶が蘇ってからはしっかりと意思を持った主人公となり物語が動くところ。
双子の姉が自分の名を語り婚約者を寝取った上にパーティで婚約者から姉としての悪行を断罪され、親にも見放されてオロオロしかできない以前の主人公だったら応援できなかった。
また今の婚約者側にも過去があり、主人公が少しづつ記憶を取り戻していくのと同時に色々と明かされるところが興味をそそりました。
-
4
転生公女は今さら傷つかない 姉の婚約者に嫌われていると思ったのに、溺愛されているようです?