4.0
構成がしっかりしていて読みやすい
アニメを一気見してとてもよかったので原作を…と思ったのですが、やはり起承転結が明確で、お話の緩急のメリハリがしっかりしていて読みやすいです。怪異ファンタジーだけど、ほっこりあたたかくなる人間ドラマですよね。
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4158位 ?
アニメを一気見してとてもよかったので原作を…と思ったのですが、やはり起承転結が明確で、お話の緩急のメリハリがしっかりしていて読みやすいです。怪異ファンタジーだけど、ほっこりあたたかくなる人間ドラマですよね。
話題になっていたので読んでみたのですが、絵もお話も作品としての世界観が確立されていますね…。残念ながら好みではなく、くすりとも笑うことなく、続きが読みたいとまでも思えなかったのですが、ずっとブレない世界観に漫画家さんの力量を見ました。
titleから、また転生モノか…と遠慮していたのですが、早く読めばよかったです苦笑
転生モノではまったくなく、中世ゆるラブコメでした。淡々として働き者で前向きなヒロインと、彼女にそっけなくされるヒーローとの対比が楽しいです。
細かく見ると、
・貴族(しかも公爵夫人)なのに足を出しているキャラデザに違和感
・「い抜き言葉」が散見
・貧乏貴族とはいえここまで客観視できるヒロインの人格形成が謎
・話題の公爵夫人という大注目されるヒロインのことを社交界の人たちがあまり知らなかったり、貧乏伯爵で格差婚なのにかなり好意的
などなどいろいろあるけれど、気軽に読めるラブコメで楽しいです。
評価が高かったのでなんとなく読んだのですが、短編集なのに内容が濃く、ほんとうにこころに響くいいお話ばかりで大満足でした。これが初コミックスとは信じられないです。
丸みのある肉肉しい青年誌のような絵柄も、こういう人間ドラマに合っていると思います。
☆4.5
最新刊まで読了済みです。
小さな事件から、大きな事件へと発展していく構成は王道の安定感があるけれど、最新刊最後は辻褄が合っていなくてあれ? という感じでした。
「マリアを逮捕して僕のものにして罪を償わせる」と言った次の展開で、恋人になって逮捕もせず「罪を償わせるなんて言わないよ」という話に。お話の辻褄や、明智さんの気持ちの折り合いがついていなくて、こちら側は混乱しました。明智さんが突然帰ってきたのも、ほんとうに唐突でした。
説明しすぎも野暮だけど、最新刊はさすがに説明不足では??
受胎告知の葉書で終わっているので、ここで終わることもできるし、続きも描ける、というのは上手だなと思いました。
初めてこの漫画家さんの作品を読みましたが、個人的にはあまり好きな絵と作風ではなかったです…。
全巻読了しましたが、魅力がまったく分かりませんでした。漫画家さんって、編集部ってこうなってるんだなあという新しい知識を得られたし、漫画家として成功していくサクセスストーリーを少年ジャンプ流の恋/友情/戦いの方式に当てはめた構成はすごいなと思うのですが。
あと単純に、これだけ影響力のあるレーベルと作家タッグで近年の作品なのに、女性蔑視や性別役割分担を押しつける内容にドン引きしました。時流に合っていないうえに、日本の人権/倫理教育が遅れているのを目の当たりにした気持ちです。
序盤はいろんな神候補と、それぞれの天使の条件が絡まって、頭脳戦でおもしろくて引き込まれたのですが、中盤からは人間ドラマっぽくなり、最後は生きるとは? 幸せとは? という哲学的に終わりました。最後はわりと急に収束したのも
終盤、ナッセが降格した説明がちょっとよくわかりませんでした…。神が最終決断を下す辺りの自問自答の台詞も接続詞がつながっていなかったり不明点があります。
そして最終話は、作品としてのメインテーマは分かるのですが、この終わり方でいいの…? という苦笑
なんだか文字通り、いい意味ではなく予想外の終わり方でした。
悪魔云々が出てくるファンタジーな世界観だけど、主人公のDTくんがいろいろ勘違いしたまま人間界で暴走する学園ラブコメで楽しいです。ヒロインの天然もすごい笑
絵はかわいらしく、お話もピュアラブな感じでかわいいです。
他作品から推測するに、漫画家さん自体、中世ロマンティックファンタジーが好きなのかなと思うけれど、絵と構成にどうしても拙さが見えて、これは特に展開も急すぎて読者は置いてけぼり感があるように思います…。読み終わった後、記憶に残らなさそう…。
千夜一夜物語をベースに、ロマンティックなファンタジーに仕上がっていて読後感もよかったです。
絵やコマ割りなどが若干ぎこちない印象もあるけれど、お話としてまとまっていたように思います。
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怪病医ラムネ