2.0
本家の方がかわいかった
本家とは別の漫画家さんとはいえ、もっと絵柄を似せているものとばかり思っていました…。絵もそうだけど、それよりお話に惹かれず無料分さえ読むのを続けられませんでした。
いま確認したら、掲載誌は『なかよし』だったのですね。子どもが読むとはいえもうすこし絵にもお話にも本家のスパイスが欲しかったです。
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9
3583位 ?
本家とは別の漫画家さんとはいえ、もっと絵柄を似せているものとばかり思っていました…。絵もそうだけど、それよりお話に惹かれず無料分さえ読むのを続けられませんでした。
いま確認したら、掲載誌は『なかよし』だったのですね。子どもが読むとはいえもうすこし絵にもお話にも本家のスパイスが欲しかったです。
転生云々を退けても、ご都合主義が目につきます。
昼間なのに狼の群れに遭遇して襲われたり(たとえそうだとしても人間が入ってはいけないところへ踏み入れてしまったからでは…なのになんの描写もない)、初対面の助けてくれた人に酸っぱい梅を騙すように食べさせたり(梅の酸味を毒と勘違いさせる展開にしたいならなにか別のものとまちがえて食べてしまうとか他にもあるはず)、展開に無理がある演出が散見されます。
全体的にも、量産されている他作品と同様のplotと、ざっくりとした絵なので、転生モノでごはんのお話が好きー、と雰囲気を楽しみたい人ならよいのかもしれません。
最初からずっと読み進めるごとに「すごい…」「上手だなあ!」と何度思ったか分かりません…!
よくある普通/地味めの女の子設定でもビジュアルはぜんぜんかわいかったりするのに、ほたるちゃんは眉毛も太くて素朴で素直でしっかりその設定が表現されていて、だけどちゃんとかわいらしく愛らしいし、花野井くんはとても優しくて病んでいてかっこいい。絵がほんとうに上手。
構成も、1話ごとも1巻ごとも全体の構成がほんとうに見事で、お話の展開も巧みでどんどん読み進めてしまいます。
こんなにいい作品に会えてうれしいです。
とにかく「寂しいときもあるけれど、おひとりさまを全力で楽しんでいる」という1話完結のお話が続いていて、読みやすいけれど、「結婚適齢期を過ぎた独身女性のおひとりさまを楽しむってこういうことでしょ?」という押しつけも感じます。
絵は固くてぎこちない印象だけど、テンポよく楽しいです。とにかく「見守りたい」という気持ちで続きが見たくなる作品。
アニメを一気見してとてもよかったので原作を…と思ったのですが、やはり起承転結が明確で、お話の緩急のメリハリがしっかりしていて読みやすいです。怪異ファンタジーだけど、ほっこりあたたかくなる人間ドラマですよね。
話題になっていたので読んでみたのですが、絵もお話も作品としての世界観が確立されていますね…。残念ながら好みではなく、くすりとも笑うことなく、続きが読みたいとまでも思えなかったのですが、ずっとブレない世界観に漫画家さんの力量を見ました。
titleから、また転生モノか…と遠慮していたのですが、早く読めばよかったです苦笑
転生モノではまったくなく、中世ゆるラブコメでした。淡々として働き者で前向きなヒロインと、彼女にそっけなくされるヒーローとの対比が楽しいです。
細かく見ると、
・貴族(しかも公爵夫人)なのに足を出しているキャラデザに違和感
・「い抜き言葉」が散見
・貧乏貴族とはいえここまで客観視できるヒロインの人格形成が謎
・話題の公爵夫人という大注目されるヒロインのことを社交界の人たちがあまり知らなかったり、貧乏伯爵で格差婚なのにかなり好意的
などなどいろいろあるけれど、気軽に読めるラブコメで楽しいです。
評価が高かったのでなんとなく読んだのですが、短編集なのに内容が濃く、ほんとうにこころに響くいいお話ばかりで大満足でした。これが初コミックスとは信じられないです。
丸みのある肉肉しい青年誌のような絵柄も、こういう人間ドラマに合っていると思います。
☆4.5
最新刊まで読了済みです。
小さな事件から、大きな事件へと発展していく構成は王道の安定感があるけれど、最新刊最後は辻褄が合っていなくてあれ? という感じでした。
「マリアを逮捕して僕のものにして罪を償わせる」と言った次の展開で、恋人になって逮捕もせず「罪を償わせるなんて言わないよ」という話に。お話の辻褄や、明智さんの気持ちの折り合いがついていなくて、こちら側は混乱しました。明智さんが突然帰ってきたのも、ほんとうに唐突でした。
説明しすぎも野暮だけど、最新刊はさすがに説明不足では??
受胎告知の葉書で終わっているので、ここで終わることもできるし、続きも描ける、というのは上手だなと思いました。
初めてこの漫画家さんの作品を読みましたが、個人的にはあまり好きな絵と作風ではなかったです…。
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鬼灯の冷徹 シロの足跡