5.0
真実の愛は年齢差も乗り越える
僕の想いを正しくあなたに認めさせてみせる!と宣言したアリステアの言葉が
この物語の軸となっています。
子供から少年、せいねんへと成長していき、外見や地位も変わりながら
ララへの愛情は決して揺らぐことなく存続し続ける。
想いを寄せられるララは石になっていた事もあり、20年という年月を経ても
相変わらず可愛くて純粋なままで、成長を止めていた事がかえってよかったのかもと思えるほどです。
12歳年上のままで結婚という結果にはなれなかったかもしれないし、
アリステアは失恋していたかもしれない。
確かに20年待たされてしまったけれども、ララを自分の妻に出来、幸せな人生と言えるでしょう。
結婚後新たな試練が二人に降りかかるけれど、絶対乗り越えて幸せになっていくと信じてます。
魔女は愛弟子の熱い口づけでとける
というサブタイトルが次の展開のヒントとなっているのでしょうね。
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ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】