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伝説の花「月下草」に願いを!
あるある設定のお話だけど、未来読みの能力・五感喪失という代償・伝説の花「月下草」・現在の婚約の破棄と新しい嫁ぎ先との交渉は自分自身で等珍しい設定もある。他の登場人物も、勿論ヒーローである侯爵、殿下や皇后陛下(陛下がなかなか登場されないのは謎)お付きの人等、特徴的な人物も多くて期待して見ています。主人公の家族は多いのに、理解して可愛がったのは今は亡きお祖母様だけという、呆れた家族。母親くらい優しく接してくれても…実母でしょ!って感じ。強く優しいヒーローと共に敵を倒し退け、月下草を探し出し、皇后陛下も主人公も身体が快復し幸せになるというストーリーなのは間違いないと思うけど、どういう展開でそこに持っていくのかな。期待です。が、ところどころ首をひねるところが…。このエピソードは後々に関わる事?だったらもう少し丁寧に描いた方が…。怪しい側室とのお茶会の事はちゃんと報告したの?側室の住まいの方から戻る主人公を見かけて怪しんだ殿下、その後どうしたの?いろんな情報は集めてるんだよね?双子の弟は情報を伝えてるの?多くの疑問は今後の展開のどこかで答えてくれたり見せてくれたりするのでしょうか。それから主人公が侯爵にお願いした「私が必要なくなったら◯して下さい」の言葉。最初の状況ではこう依頼するのも仕方がない所もあるかもだけど、そろそろ取り下げてほしい。他の方もおっしゃってたように、失礼ですよね。
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消える私に夫の愛はいりません