チャぺさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全24件
  1. 評価:3.000 3.0

    かつては娘だった

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    「きのう何食べた」から本作に来た。高評価で母娘の話とあったので興味を持ったが、期待はずれだった。主人公の雪子と母親は言いたいことを言い合い口喧嘩が絶えないが、内実は信頼と愛情で結ばれた親子であることが最後で示される。個人的には、母親とその母(雪子の祖母)との関係が胸に刺さった。幼い時から可愛いと言われた母親が自惚れないようにと顔の不細工を取り立てて言い続けたため母親はそれがステイグマ(心の汚点)となってしまう。親から、褒められることはおろか顔や性格の欠点を何かにつけて言われると傷つくし大人になって許せても一生忘れることはない。子どもは親の所有物ではないし、同じ一人の人間なのだ。2編目の女子大生の話はいきなり唐突な出だしで内容も他から浮いて見えた。本作で特に気になったのは顔の描き方で、斜めから見る横顔の目尻の幅がやけに広くて不自然に見える。

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  2. 評価:3.000 3.0

    孤立死を防ぐには

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    死ぬ時は一人だと思う。それが「孤独死」。本作のテーマは「孤立死」であろう。人知れず死んだ後にしばらく発見されず、最悪の状況がが主人公の伯母のケース。バリキャリで主人公も羨む生活をしてしてきたが、退職後のことなのか、入浴中に死亡して発見が遅れた為悲惨な状態に。同居人がいたり、日頃交流を持つ友人・知人がいれば発見が手遅れになることは免れるだろう。最近も50代の歌手が入浴中突然死したが仕事に現れなかったため駆けつけたスタッフにより発見された。孤独死をしても社会との繋がりをもっていれば孤立死は防げそうだ。作品中何度も出てくる風呂場のシーンはオドロオドロしく気持ち悪くなるが、一人暮らしの人は入浴中の突然死に備えて追い焚きをしないことを勧められたことを思い出す。温められたままだと腐敗が進むから。本作は熟年離婚で一人になった時の課題など詳しい説明があり、指南書とまではいかなくても参考書のようだ。医療漫画にも時々見られるが、なぜ作画がこんなにも稚拙なんだろう。人物の絵が崩れるし、ほぼギャグマンガに見える描き方に読み続ける気力が萎える。

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  3. 評価:3.000 3.0

    一味違う夫婦の問題

    無料20話まで読んでの感想。作画は見やすいが、表情が少なく単調に見える。経済的に裕福で一見幸せそうな専業主婦のヒロインには夫のことで悩みがある。女性マンガによくある不倫かなと思うとさにあらず。話は意外な方向に向かう。21話目で妻の方の問題も明かされるようだ。幸福な家庭は互いに似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸だ、との名言がある。夫婦それぞれに抱えた身内の問題を助け合いながらどう乗り越えていくか、関心のある読者には面白いかもしれない。

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  4. 評価:3.000 3.0

    ヒロインのキャラが強すぎて…

    以前ドラマ化が人気を呼んでいたが、36話無料を機に初めて原作のマンガを読んだ。のだめを演じた女優の顔がチラついたがそれも初めだけで、ピアノ以外の生活のハチャメチャぶりが周囲の人たちを巻き込む凄まじさに引いてしまった。のだめのような人を育んだ家庭に興味が湧いたが、この先に出てくるのかもしれない。登場人物だけでなく内容もかなり誇張した描写が続くドタバタ劇が嫌いでなければ、クラッシック音楽の世界に触れながら楽しめそうだ。個人的には、同分野の他作品--「青のオーケストラ」など--が好みだ。これは一部アニメ化されていてTVでみたが、同時に音楽を聴けるのがよい。本作でウィーンフィルは男性しか採らないとあるが、‘97 年からハープ奏者を皮切りに女性団員を採用していると知った。

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  5. 評価:3.000 3.0

    題名通りダンスに沼るヒーロー

    初めて目にした時は興味の薄いクラッシックバレーの世界だったのでやめたが、無料配信を機に32話まで読んだ。人物の目が男女とも大きすぎて違和感があるが、踊る人物の溢れんばかりのエネルギーと熱気そして躍動感が直に伝わり惹きつけられた。バレーの世界、その中での男性の役割などを知れて面白い。若者が夢中になれるものを見つけて突き進む姿はよくある「成長物語」だが、男子には珍しい分野だけに興味が湧く。今後家族との交わりなど主人公を取り巻く人間関係も見られたらいいと思う。

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  6. 評価:3.000 3.0

    ドジ男のアオハル

    作画の上手さに惹かれて無料20話まで読んだ。不注意と不運のため日々あちこちに怪我をしてほぼ満身創痍の矢野くん。毎度ほっとけずに傷を手当てしてあげる世話好きのクラス委員長吉田さん。吉田さんの「親心」が「恋心」に変わっていき、ウブな矢野くんが吉田さんを意識し始めるのも時間の問題か。怪我の頻度と状況が酷すぎて父親も同じ性癖となると漫画でも誇張し過ぎだろう、と引いてしまう。一方、クラスのみんなは普通に接して仲間はずれもないし、これが今でも普通に見られる高校生活なのではと思ってしまう。安心して楽しめる学園物。

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  7. 評価:3.000 3.0

    安定の物語と作画

    以前白黒で17話まで読んでいたが今回クエストでフルカラー版を5話まで読んだ。作画は落ち着いていて内容にマッチしている。どちらの版でも大きな違いはなく好みの問題か。障害を持つ二人が心の目で見ながらお互いに信頼を深めていき、諸々の困難や邪魔を乗り越えていく先行きが想像できるのでこの時代の風潮に興味のある方にはお勧め。

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  8. 評価:3.000 3.0

    実際ありそうな恋愛

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    あれよあれよという間に配信分24話まで読みました。何が良かったかと言うと、作画がスッキリきれいで読みやすく、言葉が少ないのに顔の表情、目の表情の描き方が上手く心情を捉えている。内容は漫画の世界では珍しく現実にありそうだ。むしろ恋愛漫画の多くは現実にはあり得ない。片思いの相手の気持ちが掴めなくて一挙手一投足に意味を探して期待と失望を繰り返し悶々とする様子は、読者には焦ったいと思われるかもしれないが実際はこんなものではないだろうか。ただ相手の男子学生が遊び上手のクズ男みたいなので、今後主人公が翻弄される場面が続くのか。ボランティア活動で知り合った下級生が関わってきて悶着を起こすのか。今時点では何とも言えない。今後の進展が興味深い。

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  9. 評価:3.000 3.0

    謎はこの先に

    クエストで無料5話までの感想は、課長の腹黒さが強調されただけ。新人として入った社長の娘に職場で大小の嫌がらせはありそうだが、大切な取引先への納入期日の変更をメモ書きで貼って置くだけなんて普通あり得ないでしょう。仕事場を、ましてや父親のあとを継ぐことになるかも知れない会社を物語の背景にするのであれば、漫画とはいえもう少し細部を詰めて欲しい。

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  10. 評価:3.000 3.0

    珍しい経歴の主人公

    55話まで無料を利用して読んだら内容に現実味があり恋愛の進み方も丁寧で読み易かった。主人公が実業団の陸上選手だったという設定が女性漫画では異例で彼女が異分野のホテルスタッフとして四苦八苦する描写はさもありなんと納得。同じホテル内で働くパテシエの梶が選手時代からの主人公を知っていて近づいていくのは理解できるが、それ以上に何に惹かれたのかの描写が弱い。男性の梶は表情豊かに描かれている一方、主人公の女性の顔は画一的で、口をあんぐり開けていたり両目が空白の場面がしばしば出てくるが驚きなのか、呆然としてなのか感情がわかりづらい。

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