5.0
宿命を背負う定め
歴史的にも内容的にも難しい設定で、でも絵も綺麗で目が離せなくはなります。美しい亡国の生き残りのエリザベータ皇女は国の再建と愛する弟アンドレイの墓を建てるという約束だけで生きることを諦めない。そのためなら敵国の竜人の子を身籠ることも……。その竜人レゼットは皇女を愛してしまうはず。そして竜人の子は生まれる時に母体の胎を破り産まれる、そして母は死ぬ。でも、なにかの秘密があってエリザベータだけは竜人の子を身籠って産んでも死なないのではないかと今から思う。その秘密を考えただけでついつい読んでしまう。
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これはあくまで契約結婚