5.0
2度目だからこそ出来ること
ミラベルの母は、大公家の娘だった。
身分違いの恋が認められないと考えて、駆け落ちしたのだ。
でも、病気で先が短いことを悟って、娘のことを考えて父親に手紙を出したのに、何も返事が返ってこなかった。
それは父親が許してくれていないからだろうと考えていたのに、実際は手紙は彼にまで届いていなかったのだ。
大公に真実を伝えたところで殺されてしまうミラベル。
傭兵なのに、あっさりと。。。
それからやり直しが始まるわけです。
まずは病気のお母さんを助けないとと、母に内緒で帆馬車の中に隠れて都まで行くミラベル。
大公に会えたけど、いまいち信用していなさそうだけど、一緒に来てくれることになった。
お母さんに会わせることが出来るのだ。
実家に戻って、病気の治療を始める母。
穏やかにすぎる時間。
ミラベルは幸せ。
馬車の中で出会ったジェフリーものちのち出てくるみたいだし。
元々の婚約者にも会うことになるでしょうね。
1話が長いし、話がしっかりしているので、読んでて楽しいです。
ちょっと母親のコーネリアが早く溶け込みすぎに思えるけど。
で、ミラベルはどこまで未来を変えることが出来るのか。
楽しみです。
-
0
大公家の愛される孫娘