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儚い愛
藤四郎と千鶴は思いあっていたのに、慣習が邪魔をして素直になれず。
千鶴が生贄になるときにようやく藤四郎が自分の気持ちを吐き出すけど、時はすでに遅し。
自責の念から藤四郎も自害してしまいます。
やり直しの機会を得た千鶴は、前世で聞いた藤四郎の気持ちと寄り添って、生贄の儀式の日まで夫婦として寄り添おうとするのです。
孤児だから生贄にしても誰も苦しまないし。って都合の良い考え。
自分が嫌だから押し付けるだけじゃない。
昔はこんなことがまかり通っていたのでしょうが、、
チャンスをもらった千鶴は、最悪のケースから逃れることができるでしょうか。
ただ人並みの幸せを望んでいただけなのに、悲しいです。
それでもプロローグの2人の想いが通じ合った穏やかな幸せがいつなのか気になります。
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千鶴の夜明け~わたしに一途な旦那さま~