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余命一年と言いつつ
義姉に縁談が来た。と思ったら、義姉は相手の姿を見て逃げ隠れてしまう。
仕方なく義姉の両親はエディスにその縁談を持ちかける。
相手はライオネル。
かなり重い病気にかかってしまっていたようで、自分で歩くこともできないくらい。
確かに、病気で余命わずかな彼と結婚しても、子供も望めなくて、すぐに未亡人になるのがおちだ、と思ったのだろう。
でもエディスはなんとかライオネルの力になろうとするのだ。
ライオネルの父親もエディスが受け入れてくれて、ほっとした。
弟の縁談が先に決まりそうだったのだ。
エディスは薬学に詳しい。
両親が薬屋を営んでいたからだ。
事故に遭い、2人ともエディスを残してなくなってしまう。
エディスの薬学により、だんだんよくなっていくライオネル。
彼はもともと性格がいいから、体さえ元に戻れ、きっと。。
姉もだけど、その両親も借金をライオネルの家に肩代わりしてもらうことでニマニマ。
姉は早速新しい装飾品を!と言っている。
まあエディスがいなくなったら、すぐに断ち行かなくなるでしょう。
次にライオネルの家に泣きついても、エディスにしたことが明るみになって、援助はもう受けられないでしょうね。
エディスの力が悪用されないことを祈ります。
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義姉の代わりに、余命一年と言われる侯爵子息様と婚約することになりました