ずっと読んできた。
チヌも姉さんも、どっちも地獄だ。
チヌはたまたま、姉さんもたまたま、出会った男が違ったという話。
それを女性の美貌や生き方の違いの話にするのは、違う。そもそもなぜ体を売らねばいけないのか?なぜ女性だけが売ることで、生き続けられるのか?
姉さんが、瀬島に辿り着けて本当に良かった。初めて持った自分の意思を全うできた27歳。
こんな悲しい時代に戻ってはいけない。
貧しさは、政治の貧困は、必ず女性の体と自由を奪う。
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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~(分冊版)
338話
第102話(3)