紫 杏子さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全35件
  1. 評価:5.000 5.0

    古墳の魅力と恋の行くえ

    先ずはタイトルに惹かれて
    「やまとは恋のまほろば」
    ロマンチックなんだか堅苦しんだかよくわからないけど
    神社仏閣や、お城、遺跡、果てはシーラカンスやアンモナイトなど結構な古いものが
    中学生の頃から(55年以上前か…)好きで本当は考古学者になりたいなんて夢を持っていた私には
    興味津々なタイトルだった。

    ヒロイン穂乃香は地味でちっちゃくてそのくせぽっちゃりでお顔も愛嬌はあるけどって言う
    正直に言えばモテないだろうなぁって容易に想像できる大学1年生。
    舞台は京都だから1回生か。
    大学に入ったはいいけどそれぞれ大学デビューを飾った友人たちに気後れし、疎外感を感じているようなちょっと見は人見知りっぽい子。
    (実はそれほどでもないが、自分に自信が持てないんだと思う)

    それでも自分に合いそうだなと古墳研究会(通称古研)に入り、そこであることが切っ掛けで同級生の飯田くんに心が動き始める。
    飯田くんはなかなかイケメンさんで、本当は結構モテるのだが、それを意に介さないというか気にしないというか
    フラットに接していく穂乃香と一緒に居る事が多かった。
    そんな穂乃香に先輩の可児江さんが絡んだり、ガチで古墳を愛する女性の先輩鈴川さんが絡んだりしていく。
    現在28話を読み終わったところでまだまだ序盤だが、もう、古研の合宿でひと悶着あったりして、読むこちらを飽きさせない。
    因みに27.28話は穂乃香に肩入れしてる私としては、結構衝撃的で何回も読み返しちゃった。
    (こういうのこれから先にもあるだろうけど)

    お話全体に色々な古墳の歴史だったり、その背景が丁寧に描かれ凄く面白い。
    思わず自宅近くに古墳は無いのかと調べちゃったくらい。

    そして古研の中で起きる出来事や友人たちとの関りも丁寧でこちらも面白い。
    人のエゴって言うか、いちいち私の心に引っかかってくる。
    もう遥か昔に過ぎてしまった自分の学生時代や若い頃を思ってみたり、
    それを俯瞰してみてる自分だったり、
    いやいや漫画なのに、その上あと数年で古希なのに
    腹が立ってこの怒りをどこに持っていこうか分かんなくなってる自分がいたり…
    な~んか侮れないわ、このお話。

    願わくば、私が心から応援してる穂乃香の恋が、なんとか実を結びます様にと願うばかりです。
    毎日少しずつ成長していく穂乃香を感じながら、完結までお付き合いしたいなぁと思っています。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    チャーミング

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    作者さんの描く女の子が基本的にチャーミングで好きです。
    いつもちょっと一癖ある感じで、目を逸らさない様に細かく読んでいきたくなります。

    本作のヒロインいろはも人見知りで口下手でちょっと吃音気味な女の子。
    一人ぼっちみたいだけど、いろはには秘密の先輩がいて、いつもいろはが欲しい言葉をそうっと言ってくれます。
    いろははそんな先輩の言葉に守られたり勇気づけられたりしながら高校生活に突入します。
    普通の女の子よりクラスに溶け込むのが遅いけど、それでもいろはなりに一生懸命学校生活を送ろうとしています。

    でも秘密の先輩が探しても探しても学校に居なくて、いろはは時々不安になります。
    そう、いろはの秘密の先輩「阿久津想」くんはいろはの心の中でしか存在しなかったのです。
    妄想の中で生きてる先輩。
    でもある日その先輩が。。。

    現在配信されてる全話を読み終わったところです。
    これからどうなるのと何時も先が待ち遠しくて。
    今回はいろはと想くんが心待ちにしているクリスマスまでに
    いろはが抱えている不安が解消されるといいなぁと切に願うところで終わっています。

    そう、イマジナリーでしかなかった阿久津想先輩は、今はいろはの目の前にちゃんといて
    想くん、いろはと呼び合う仲にまで発展しているのに、付き合ってはいないという状況です。
    (少し面倒臭いことになってます)
    いろはは勿論の事、想くんもいろはを好きだと言っちゃいそうなシーンはふんだんに出てくるのに
    未だ言えずにちょっぴりもたもたしてるところです。
    いろんなモヤモヤが蓄積され始めちゃったなぁと少し残念。
    それでも課金は止まらないし、絶対に最後まで見届けるぞと思っている今日この頃です。

    想くんの男前な容姿も心意気もとっても好きだし、
    ちょっとお鼻が上向いてるように見える可愛らしい顔や自分に自信がなくて時々妄想の中の想くんに頼っちゃういろはも大好き。
    また、紅ちゃん(いろはの親友?いい味出してる)はじめクラスメイトの神山君やそのほかの人物も丁寧に描かれていて
    いつもながら作者さんのキャラたちへの気配りが利いてるなぁと感心しちゃいます。

    どうかいろはが悲しい思いにならない様に。
    どうか二人の気持ちがちゃんと通じ合って幸せになりますように。
    完結するまでわくわくしたり、モヤモヤしたりしながら読みたいと思います。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    作者さんが大好きで読み始めたけどドはまり

    今はもう大昔、元巨〇軍の原辰×監督が東△大相◇高校に在籍していた頃、
    同学年の私は、電車を乗り継いで追っかけをしてました。
    それ以前から高校野球は好きでしたが、彼の出現は衝撃的で。
    もう夢中になってスコアの付け方を覚えたり、彼の学校は勿論、あっちの球場、こっちの球場と
    まるで今のアイドルを追いかけるようだった頃を思い出しました。
    (余談ですがまだ横浜ス〇ジアムが出来る前で平和球〇ていうのがあったの)

    私自身は中学時代バスケ部でしたが、極度の貧血でドクターストップがかかり体育さえも出来なくなり、
    文化部なら大丈夫かと思い音楽が好きだったので吹部に。
    でも、ご想像通り吹部はただの文化部じゃなく何度も貧血で倒れてこれも出来なくなってしまいました。
    (そう、追っかけも貧血起こしながらしていて、母にバレて高2の最後の方から出来なくなった)

    このお話にはそんな私が憧れていたエピソードがそこかしこに散りばめられていて
    羨ましいやら、悲しくなるやら、悔しいやら、微笑ましいやら。
    つばさと大介くんの頑張りや恋心や大人になる一歩手前の心情が
    河原先生お得意の読む人の心の奥をサラッと、時にグサッと突いてきます。

    大笑いしたり、一緒に先輩方の言葉に傷ついたり、そこにはただ上っ面のものではないリアルな場面が描かれています。
    勿論、今現在こんなことをしたらきっと問題になるでしょうけど、少し前まではこれが当たり前だったのです。
    強豪校であればあるほど、厳しく辛く友達と遊び歩くなんて以ての外の時代があったんです。
    そういう青春時代を過ごした人たちが、現実に居たんだよって言う事を少し見てみて下さい。

    でも、それは不幸じゃなくて、遣り甲斐だったり達成感だったり
    本当の意味の友情であったり、真剣な恋であったり
    読み人のこちらに訴えかけてくれますから。

    どうかそんな時代もあったんだなぁッと、
    こんな高校生たちもいたんだなぁッと感じてみませんか。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    タイトルが綺麗で

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    『椿町ロンリープラネット』でやまもり先生を知り『ひるなかの流星』『ひるなかの流星番外編』を経てここを知って。
    絵は勿論の事、気が付いたらそのタイトルの綺麗さにも惹かれていたんだなと思いました。

    『うるわしの宵の月』タイトル通りもうそのままで主人公”宵”と”琥珀”がとても綺麗な子達です。
    宵は女の子としては背が高くスラッとしており、自分で言うところの男顔だけどいかついのでは無く、
    媚びないというか女の子のなよなよさが全くない子。
    だからと言ってガサツでは無く、ちゃんと人の心が分かりきっぷもいい所から「王子」と呼ばれている。
    そんな宵に関心を寄せたのが高校の先輩琥珀だった。
    琥珀も容姿端麗、眉目秀麗な男の子。
    そしてこちらも「王子」と噂されておりここに二人の王子が出会う事となる。

    最初は敬遠していた宵だが、だんだん琥珀の持つ魔力のような性格や仕草に惹かれていく様は、
    読んでいてきゅんきゅんするところだった。

    それまで恋愛に疎かった宵だが、琥珀を知れば知るほどその魅力にハマっていき、気が付けば付き合うこととなった。
    琥珀も宵の嘘のない言葉や行動に最初は興味半分だったが、こちらも掴まれたように宵に心を持っていかれる。


    お話は学校の内外でのエピソードを紡いでいく。
    配信されている全話を読み終わったところだが、宵が思っても見なかった重大な事が起きる。
    二人の間に流れる家族と言う切り離せないもの。
    その為に別れが訪れてしまう。
    その理由とは一体。。。


    全体を通してと言うかやまもり作品はいつも、人物の個をとても大切にしているなぁと思っていて、
    今回も主人公二人の心の動きや周りを取り巻く友人、家族も丁寧に描かれていると思います。

    二人のうるわしさやその時見せる嬉しさだったり、淋しさだったりが手に取るように分かって
    時に涙しそうになる場面もありますが、途中で辞めずに読んで欲しい作品だと思っています。
    切なすぎて苦しくなるところもたくさん出てきますが、先へ先へと心が持っていかれる素敵な作品です。
    どうぞご一読を。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    序盤だけど

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    作者である日高ショーコさんの描くBLが大好きです。
    ただえちシーンを追うのではなく、当事者二人の心の機微とか
    周囲の人たちの個性も丁寧に描かれて、
    特に「花は咲くか」が好きです。

    その日高先生が描く女性漫画とはどんなものなのか。
    また、色気があってビジュアル最高な男子は出て来るのかとか
    そんな風に思いながら読み始めました。

    男性陣のビジュは最高だけど、どうも主人公であるこの老舗大店の呉服店「三つ星」の三男虎三郎がなんかパッとしません。
    パッとしないどころかいきなり大番頭である雀さんと大喧嘩を始めると言うところからお話は始まります。
    面白いのかなと半信半疑でやっぱりBLとは違うからなぁと思ってましたが。

    虎三郎はこの老舗の三男坊。
    このお店を立て直すつもりでイギリスに勉強に行かされていた。
    ここの主人である長兄の在虎は帰国してみれば、おなたの経営に手腕を振るどころか
    何に使ったのか借金まみれの上、お店にも顔を出さない状況。
    帰国当日でこそ面食らい、使用人たちが長兄を疎んじており腹が立ったが、
    三年間の勉強の成果を持ってすればきっと立て直せるはずと、心を入れ替え
    番頭である五百雀(いおさき通称雀?)さんに頭を下げ、お店に置いてくれれば下働きから何でもすると頼み込む。

    一方、このお話のヒロインになるであろう時子も手っ取り早く言えば、学問をしたばかりに行き遅れた女性。
    明治の時代にはまだ早すぎる趣味嗜好を持ち、一応お嬢様の立場故下手に働きに行くことも出来ずに家でうろうろ状態。
    そんな折、またまた美丈夫な鷹頭(こやつ何物?)が現れ、時子を「三つ星」の店員にならないかとスカウトにする。
    え~、鷹頭って虎三郎の知り合いなの?。どんな関係?
    全然接点が無さそうな、それでいて在りそうな風貌なんだけど、一体どうなるの?

    明治末期、世の中がどんどん変化する時代に、虎三郎、鷹頭、時子がこれからどう生きるのか、
    果たして「三つ星」は再建されるのか、それにまだ面白い人物が登場してくるのか。
    俄然興味が湧いた第7話。

    まだまだ序盤ですが、日高先生の手にかかると不思議と引き込まれて行くから
    この先が楽しみで仕方がありません。
    もう、この段階で課金決定です。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    彼の誠実さが素敵。

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    美月28才は芸人になる夢を持ってた年下の彼から、先輩芸人の彼女を妊娠させちゃったから別れようと言われてしまう。
    二人で大阪に転居し、彼の夢は自分の夢とばかりに、仕事も辞め付いていくつもりだった。
    その為、彼氏どころか住む場所も仕事さえも無くして、途方に暮れる。

    が、世の中は不思議なものであんなに落ちまくってた選考だったが、
    超有名大手会社に何故か通過。
    面接まで漕ぎつける。
    これが1話のあらすじ。

    人生は本当に面白い(これって漫画なんだと言う事を時々忘れる私)
    美月は面接を受けるために会社を訪れ、エレベーターに乗るのだが
    この中に自分の人生を左右する人と初めて出会う。
    で、何故か面接で失敗したにも関わらず採用となるのだが。
    その上司『最上正義』はまるでこの名前の如く、誠実で正直、その上正義感も責任感も強く、仕事もスタイルもお顔も良くて、ただ見ている分には文句の付けようもない人物だ。
    だが~その実一本気で頑固で融通が利かず、ニコリともしない厳しい人だった。
    そしてあろうことか彼の専属秘書となってしまい怒られまくる毎日を過ごす。

    最初は何だこれっ。ただ厳しいだけじゃんって連続だったが、時折見せる正義さんの優しさや意外な一面を見るにつけ
    この人って本当は凄く心の柔らかい温かい人なんだと、美月が惹かれていくのと同じように私も彼に傾倒していった。
    読み進めるにつれどんどん、内容が心温まるお話になっていき、二人は愛し合い結婚するのだが、お話の端々にほろっとしたり、きゅんとしたり、納得させられたり、なんて素敵な人達だろうと思わずにはいられなかった。

    最終的に彼女が妊娠し、可愛い子供が生まれるのだが、最終回の最後の最後まで正義さんの温かみが感じられて課金しても何の後悔もない。
    自分の愛した女性をこうやって思ってくれたらどんなに幸せだろうと、多分読んだ方はみな思ったのではないだろうか。
    自分本位ではなく彼女を思いやり、彼女の立場になって寄り添ってくれるそんな男に出会いたい。
    もう遅いけど(だから漫画だってば)

    この先、心がギザギザした時はきっとこれを読みに来る。
    そんな気がするお話でした。
    願わくば、彼らの日常をもっと見せて欲しいのでどうか続編をお願いいたします。
    ラブラブの二人にいや子供たちも一緒に沢山の幸あれ!

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    作者さんが好き

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    テリトリーMの住人で作者さんの描く絵やお話にどっぷりつかり、大好きになりました。

    主人公未仁(みに…って、え~?)は高校1年生。
    中学時代からの友人で双子の七緒と七音といつも一緒に居て、背の高い二人に守られているよう。
    背が小さくてふわふわっとした感じの未仁がもし身近にいたら、守ってあげたくなっちゃうだろうなって思うような可愛い子。
    未仁は中3の高校訪問で行った文化祭で、絡まれていたところを知らない男の子に助けられ、その後また会いたいとずっと思っていた。
    今は念願のその高校に合格しここで彼を見つけたい、会いたいと心から願っている。

    ある日その男の子とばったり遭遇。
    背が高くてカッコいい彼がどんどん気になるものの、自分が恋だと錯覚し相手を傷つけてしまった過去があるため臆病になっている未仁。
    それでも彼が気になって仕方がない。
    未仁はその子楠瀬千耀(くすのせちあき)くんに対して恋をしているのか、そうじゃなくて恋のようなものなのか悩み始める。
    そのうちに素敵なヘアサロンを見つけそのお店に入るがそこは偶然にも千耀の家だった。
    ひょんなことでそのヘアサロンでバイトを始めた未仁。
    そこで千耀が幼い頃同じ音楽教室で仲良くしていて、のちに大嫌いと言われその後会えなくなってしまったがずっと会いたかったちぃちゃんだと知る。
    女の子だとばかり思っていたちぃちゃんが男の子で、それも千耀だったことに嬉しさと一抹の不安を感じる未仁。
    好きかもという気持ちは幼馴染だった事もあり、転がるように傾斜していく。
    紛れもなく恋だと自覚した時、千耀に遠恋中の彼女が居ることを知る。
    この気持ちは恋をしたかったから千耀を当て嵌めただけだったのだと、自分に言い聞かせ諦めようとする未仁。
    だが、一度自覚してしまった好きという気持ちは止まらず、反対にどんどん膨らんでいき。。。

    この作者さんが描く主人公はいつも一生懸命で、可愛くて、それでいてはっきり自覚していないものの芯が結構強くて、可憐で読んでいて肩入れしちゃいます。
    今作の未仁も身体は小さいけれど、懐が深く、思いやりがあって、ただ突き進むのではなく、
    相手の気持ちを推し量ったり、周りの友達にも気を配ったりと愛すべきキャラクター。
    なのでどうか千耀と想いが通じ合えますようにと願わずにいられません。
    まだまだ無料分は沢山あるけれど、もう課金する気満々です。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    切っ掛けはドラマ化

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    まずはドラマ化、おめでとうございます。

    このお話の取っ掛かりは私が大好きな俳優さんが主演することになってそこで初めて知った。
    なので、最初はこのお話の主人公はどんな人なのか、彼はどんな役を演じるのかという興味だった。

    医療物ということは知っていたが、それが総合診療科でその専門医である総合診療医というあまり耳馴染みのない医師をするのだなという事を読み始めて知った。

    主人公の徳重先生は穏やかで温かく、ともするボヤッと見えることも有り、そして患者を否定しない感じがした。
    だが、読み進めると、内に秘めた熱量が半端なく、自分で疑問に思ったことは結構シツコクとことん掘り下げる。
    患者さんが発したことを聞き逃さない様に耳を傾け、自分でしっかり考え分析し、ある程度の推測をし病名に当たりを付け、足りない事や分からない事は患者さんだけでなく、臆せず専門医にコンサルをお願いし、納得し、最後は自分できっちり責任を負うタイプの人だった。
    そして、少しだけ覗けばいいやと思っていた私は、すっかりこのお話の虜になっていた。

    私自身子供のころから身体が弱く、何度も入院し、幼稚園は1年しか通えず、二十歳まで生きられるのかと言われたこともあった。
    近年では昨年とても体調が悪く、浮腫みで歩けなくなったり、吐き気や頭痛、不眠とほぼ一年間を棒に振ったところだった。
    何件もの医療機関に掛かったが、結局原因は判明せず、なので病名が付かずお薬もいただけなかった。
    今はかなり元気になったが、あの時こんな先生が自分の傍にいてとことん話を聞いてくれたら、どんなに良かっただろうと思ったりもした。
    年齢的なこともあるが今もたくさんの先生にお世話になっている。
    それは本当に感謝している。

    総合診療科も存じているが、その専門医に診ていただいたことは実は無い。
    この科はまだまだ設置されている病院も少ないと思うが、徳重先生や滝野先生(徳重先生に憧れて整形外科より転科)の様な先生がもっと増えて、不安な患者を助けてくれたらホントにいいのになと思った。

    最後にきっと読者は何かしら思い当たることがあると思います。
    そしてこんな先生が居たらいいのにと願う事請け合いです。

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    この先が楽しみ

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    現在39話まで読了。

    主人公リリコは高校1年生の15才。
    思い付きで脱サラし便利屋を営む父と兄、弟の4人暮らし。
    お母さんは10年前に亡くなっていて、その為かとってもしっかりもの。

    ある日、父が過労による急性腸炎で倒れ、暫く入院が必要となるが、
    その日の18時に依頼が入っており、父に代わってリリコが対応することに。
    便利屋の仕事は片づけ、ごみ処理が大半なので、家事分野なら自分にもできると判断し依頼先へ急ぐ。
    そこに居たのは、電車の中で咳き込んでた女性にのど飴をさりげなく渡していた好青年だった。
    嬉しくなったりリコだったが、未成年であるためなかなか信用してもらえなかったが、父が倒れて入院したと一生懸命説明すると受け入れて貰え、そこで依頼をこなそうとする。
    だがその内容が過酷で。それでもリリコは一生懸命仕事する。
    その依頼主周防湊から新しい仕事を受け、湊がどんどんリリコの心の中に入り込んでくるようになるが。。。

    高校生同士の恋。
    わがまま(本人は自覚が無い)御曹司の湊と苦労人(本人は殆ど自覚が無い)のリリコ。
    初々しい二人がどんな日常を過ごし、どうやって惹かれていくのか。
    少女漫画の王道の様なお話みたいだけど、とってもキラキラしていてキュンがあちこちに散りばめられていそう。

    これからの二人を見守りつつ、どっぷり浸かれそうな予感。
    すっごく楽しみです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    思い出と共に

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    めちゃコミのトップに大きなバナーで紹介があったため。
    また、海軍夫の小さな文字に引かれたため読み始めました。
    私の亡くなった父は若い頃海軍の飛行機乗りだったので、少し違うけどそんな頃の父がちょっぴりでも分かるかななんて。

    昭和の初めの頃のお話。
    その頃は結婚って言っても殆どが親の決めた結婚で、このお話のヒロインなつ美もその一人。
    夫は帝国海軍の中尉でなつ美のお父様が決めた相手。
    会うことも無く結婚式当日となるが、そこに瀧昌さんなる人物は現れなかった。
    なつ美は黒の振袖を着て文欽高島田を結い、写真の瀧昌さんと並ぶことが結婚式だった。
    誰のための結婚式なのかと思うがその頃は家同士、後継ぎなど本人の意思とは違うところにあることが多かったらしい。
    (私が祖母から聞いた話だが)
    その後初めて瀧昌さんと会うのはなんと、2週間後。
    それも瀧昌さんが結婚前にお世話になってた上官の家。
    そこで江端瀧昌ですと自己紹介をされるが、その頃のいい家のお嬢さんは家族以外の男性と話したことが無い人が多くて、
    (これも以前祖母に聴いた事)
    なつ美も何を話していいか分からず黙って座っている姿がいじらしかった。

    瀧昌さんも真面目で実直な人の様で、堅いしちゃらちゃらしてないからこちらも固まってしまってて良き。
    お~いって声をかけてあげたくなるほどの出だし。
    その先を少し読むも生活の事は勿論だが、男女の事も初々しくてこのまま初夜を迎えられるのかなと読んでるこちらが心配しちゃうくらい。

    この二人が縁あって夫婦となり、だんだん自分たちの家庭を作っていくんだなと見守りたくなる。
    そしてこの時代では当たり前だったのかも知れないが、瀧昌さんが誠実な分将来的な話を全然しません。
    海軍の任務は当然極秘情報なので、いきなり何日も家を空けることも。
    何処に居るのかも、いつ帰ってくるのかも知らされないまま家庭を守らなければならなかった妻が
    どんな思いで生活していたのか、またどんな気持ちで夫を待っていたのか。
    昨日まで他人だった人とどうやって生活していくのかとても興味を引きました。

    • 6

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