4.0
黒崎さんのビジュアルが
いきなり10億円を持ってプロポーズに現れるところからお話は始まります。
小春は小さなお弁当屋さんをしている父秋平としっかり者の弟千冬、年が離れてる弟夏希と暮す高校2年生。
母の遺したお店で健気に元気に父を手伝っている。
そこに主人公である黒崎さんが常連として通っているという設定。
1話から突っ込み所満載で。
なにしろ恋したからと言って、いきなり10億持って高校生にプロポーズって言うのがそもそもおかしい。
それを100歩譲って、いくら常連さんと言えどもよく知らないそれも男性を家に上げるのも危なすぎる。
その際、レジ代わってと声を掛けられた父親も、常連と分かってても男性を家に入れる娘を止めることもしないなんて、どう考えても変でしょ。
まぁ、これが作者さんの考える黒崎さんの一途な愛だと一旦受け入れるも、なんかお金で頬を引っ叩くまで行かないものの違和感が有りまくりで、その先を読んでいくのを少し躊躇した。
それでも未だに読んでいるのは、黒崎さんのビジュアルが最高で。
少し吊り上がった涼しい目(これ標準装備が基本。男性のこの目に堕ちることしばしば)
広めの肩幅、なよなよしてない体躯、しなやかな長い手足。
そして彼女との身長差(キスする時上から被さるような差が大事)
お話は黒崎さんが売れっ子作家さんということで、授賞式があったり
記者に追われたり(黒崎さんがこの作品は大事な人に捧げますみたいなこと言っちゃったので)
平凡な学生や社会人ではないし、莫大なお金を所持している人なのでいちいちやることが大袈裟になって
面白いっちゃあ面白い。
ただここは見解が別れる所でもあって、余りにも現実離れしているからと引く人もいるかと思う。
私自身その境界線上に居るところです。
まだまだ序盤。
無料分もかなり残っているのでそこまでは読みたいと思っています。
この先、黒崎さんがどう小春の心を捉えていくのか、黒崎さんに傾きかけた小春はどうするのか。
二人は黒崎さんが望んでいる結婚まで辿り着くのか興味がほんの少し湧いてきたところです。
絵はとても丁寧で、小春が素朴な感じの表情で好感が持てます。
小春の弟なっちゃんが癒し。
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黒崎さんの一途な愛がとまらない【単話版】