5.0
凄く明るいお話です!
主人公くんは最後に本当に自分が描きたかったものを見つけます。最高です。退廃的エロスの巨匠として、彼は活躍するのではないか。将来が楽しみなカップル。
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レビュアーランキング 18005位 ?
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主人公くんは最後に本当に自分が描きたかったものを見つけます。最高です。退廃的エロスの巨匠として、彼は活躍するのではないか。将来が楽しみなカップル。
初っ端の攻めの行動があまりにもサイコでは?怖すぎ。それに対してトラウマ持ちの受けの反応がなぜか寛容。それなのに他のとこではトラウマ持ち出すし。なんだかトラウマを物語を動かす都合の良い道具として使いすぎでは?と感じた。
まあ、オネエ売りしてるタレントに男の恋人がいるからってスキャンダルにはならないわな、と。話し作りに無理があった。2年近く続きが出てないので、止めちゃったのかな?絵は好きだったので残念だ。
表題作だけ読んだがそれらしいフレーズや心理描写のように見えるポエミーな言葉の羅列から成り立っているようにしか思えなかった。表現に酔ったような言い回しが多く、深いように見えて、描かれている内容は薄い、そんな感じがした。
いわゆる恋愛漫画としての要素は皆無で、エロだけが繰り広げられるタイプの作品。
同じ傾向としては命わずかさんの作品があるが、命わずかさんにあるような、独特のユーモアみたいなものはないかなあ、と思いました。
2つの物語が収められているが、両方とも、好き!ってなるタイミングが唐突に感じた。表題作は色々世話焼いたりされる中でそれが日常になって、あるときそれがぱったりとなくなり、寂しさを覚えて、みたいな構造の物語。それはわかるけど、なんか突然好き!ってなった感じがして。好き!じゃなくて、あれ?好きかも?という感じがもうちょっと具体的なエピソードで欲しかったかな、と。
絵柄は綺麗で好みでしたが。
バイトで一度だけ経験したBLドラマの撮影相手に、どうしようもなく意識がいってしまう哲平くんが可愛い。その意識がいつしか明確に恋という感情に固まっていく。
室賀くんと両思いになった後の、二人の燃え上がるえちえちは表情の描き方が素晴らしいと思いました。長い描写ではないけど濃度が高いな、と感じました。
りつくんのデカすぎる喘ぎ声には最初笑ってしまいました。しかし、情事の描き方が凄く上手で、特に表情の描き方が魅力的で堪能致しました。
こども〜の方も前の作品から見知った二人で、好きなカップルで、二人が上手くいっているようで安心しました。
それまでキスさえ、いや、軽いスキンシップすらなかった二人が最後に一線を越える。その流れが自然だった。色気のあるシーンなんて、それまで全くなかったけど、この二人の関係性なら、容易に最後までしちゃうよな、と。
後半、椎名の部下が、取引先でブチ切れる。原因は椎名がゲイであることについて差別的な発言があったから。
と、ここから三間の過去が語られ、ゲイであることにより、酷い経験をし、父親にも差別的に扱われていると。
うーん。
ドラマティックではあるが、ちょっと今どきゲイであることを差別して云々は古臭いかなあ、と感じた。
それに、弁護士がゲイを差別することは今では大問題。なぜから日弁連はLGBTの支援者を自認する組織だから。そこの大物がゲイの息子を差別していた、となれば、一大スキャンダルに、今の時代ならばなる。
その点も気になりました。
前半から中盤にかけて、ネコになりたい椎名が右往左往する展開は凄く良かった。
でも、後半になると、なんかこの作品の主題ではないところが展開していった気がしたのです。残念です。