3.0
進むにつれて藤井さんが普通になってしまう
40過ぎ非正規で友達も恋人もいない孤独な人。はたから見たら可哀想な人。でも、実態はそうじゃない。そんな形で始まるのだが、田中くんや石川さんが「いつメンの友達」になる辺りから、なんだ、藤井さんも普通なんだ、てなり、魅力がやや落ちる。「いつメンの友達」とかいない藤井さんが魅力的だったのにな。
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40過ぎ非正規で友達も恋人もいない孤独な人。はたから見たら可哀想な人。でも、実態はそうじゃない。そんな形で始まるのだが、田中くんや石川さんが「いつメンの友達」になる辺りから、なんだ、藤井さんも普通なんだ、てなり、魅力がやや落ちる。「いつメンの友達」とかいない藤井さんが魅力的だったのにな。
久しぶりに作者の作品を見つけ、作者買いした。
テイスト的には重すぎずほどよくコメディの混じる感じ。
同じ作者の大天使シリーズと同じ系譜のものだろう。
元々絵が綺麗というか、独特の色気に満ちた絵を描く人だったが、デジタルを導入したのかさらに美麗になっている気がする。
キャラクターは生きていると思ったし、どこかアナログ感のある素朴な、少年漫画のような絵も好きだった。そして剣次とマーチンのえちち、ラブラブ感も。
ただ、後半、怒涛の駆け足になり、二人が離れ離れになり、女騎士の正体、そして、とキャラクターの心理より物語の動きが勝り、めまぐるしすぎて着いていくのが大変だった。
なんだろう、急にダイジェストシーンが羅列され、俺たちの戦いはこれからだ!と終わる、某誌の打ち切り漫画を読んでいるようで、なんとも言えない気持ちになった。
行為の時に甘えてキスしながら「由良」って名前を呼んでしまう吸血鬼くんが可愛い。二人はまだラブラブとはいかないが、バカップルになりそうな片鱗はすでにある。楽しみである。
主人公が現代から西遊記の世界、孫悟空に転生しちゃうBL物語。普段はめちゃくちゃ生意気なのにビーヤク盛られてわけわかんなくなってるときに「お師匠様ぁ、たすけてぇ」って口走ってしまう悟空ちゃんが可愛い。ギャップにやられた。追っていきたい作品だ。
顔は可愛い感じだけどカラダは男らしいムキムキ感が強い絵柄。タイプです。特に腕とか太腿に血管が浮き出ているのが、他では見ない描写でキュンとした。内容はネタバレがいらないほど、ほぼヤッてるだけなんですが、受けのみーくんが、最終的に攻めのゆきひこくんに対して滅茶苦茶一途になり、会えない時に寂しくなり、ゆきひこーゆきひこー、と呼びながら泣いちゃうシーンは可愛い。ストーリーよりは可愛い二人のイチャイチャを側から眺めている感じかな。
襲い受けの博士に良いようにされてしまう童貞ヤクザのトラが可愛い。けっこうピュアな子だし、展開がたのしみ。
いやあ、これは明らかにネタ系のショートショートBLなのですが、レビューは手厳しいのが多くて笑いました。これはリアリティとか求めて読むものではなく、お笑いコントと同様、その非日常を楽しむ読み物でしょう。
最終章がメインの二人の話ではないスピンオフで進行し、ハッピーエンドになったところで、みんなそれぞれの幸せが云々、とメイン受けちゃんがシメる。しかもちょろっと2コマほどしか、出てこない。
作品自体の雰囲気とか、キャラとかは好きなんだけど、このシメ方はなんだかなあ、と消化不良。
いくらなんでもすぐヤリすぎ!って話ばかりだった。まあ、濡れ場がないと商品としてダメなんだろうけど、いくらなんでも。
なんかすぐ浮気すんじゃね?貞操観念ゆるすぎねえ?って思ってしまった。
絵は可愛いし、綺麗なんだけどな。
路傍のフジイ