1.0
ちょっと無理があるかなあと。
全部読みましたが、なんかなあ、シリアスな設定を入れてしまうことで、そんな簡単に割り切れるの?愛があればご都合展開も許されるの?って思ってしまった。神崎さんがやったことってかなり酷いと思うんだがなあ。だって会長本人に復讐するだけなら、あの丸秘ファイルをさっさと公表すればいいだけでしょう。それを、あえて会長とはあくまで別人格の穂澄を苦しませる方法を選ぶ。意味がわからなかった。愛があるから良いのか。
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18866位 ?
全部読みましたが、なんかなあ、シリアスな設定を入れてしまうことで、そんな簡単に割り切れるの?愛があればご都合展開も許されるの?って思ってしまった。神崎さんがやったことってかなり酷いと思うんだがなあ。だって会長本人に復讐するだけなら、あの丸秘ファイルをさっさと公表すればいいだけでしょう。それを、あえて会長とはあくまで別人格の穂澄を苦しませる方法を選ぶ。意味がわからなかった。愛があるから良いのか。
好きな子に気持ちよくなってほしいという純粋な気持ちが、この作品の原動力かな。ただ、かなりあっさり目で語られない部分も多いから、色々想像しながら読むといいかも。想像力ない人が読むと酷評するだろうな。
正直、拓海も吉沢さんも、そんなにキャラ立ちしてない。ただ、三ツ屋社長が凄く良いキャラで、拓海に執着して駄々をこねたり甘えて来たりストーカー化したり、笑える部分も多かったし、属性はスパダリでバリタチなんだろうけど、可愛く見えた。三ツ屋社長のキャラだけで読ませる作品と言っても過言ではない。
ほどよく臭そうな、良くあるムッチリ系ではなく筋張った筋肉質なカラダの描き方に個性を感じた。ただお話自体はノロケというかなんかただヤッているだけで、えっち以外の日常シーンで、こいつのこういうとこすげえ好き、みたいのはあんまりなかったな。
この作者の男性のカラダの描き方が生々しくて、そこに作者の偏愛を感じる。絵柄も美麗ではないけどチャーミングで個性的だと思う。表情がよくわかる。他の作品も読んでいるけど、シリアス過ぎない、でもペラペラに軽いわけではない、ちょうどいい塩梅の作品を描く人なんだと思う。続きも読みたい。
レビュータイトル通りなので、基本的にはラブラブえちシーンが好きな人向けかと。
二人の出会いや関係性の変化を楽しむタイプの作品ではないです。
ただ、受けの子が、ある悩みを抱えていて、それが単なる杞憂であることがわかる、みたいなのは、オチとして用意されていて、そこは、落とし所として上手だなあ、と思った。
昔天使のように可愛かった子が今はイケメンになるが、本人は天使ではなくなり、醜くなったと、かなりコンプレックスを持っていて、という話。
攻めの子が、お前は今でも可愛い、と言ってコンプレックスやトラウマを解消、乗り越えていく話ではあるけど、ちょっと、受けの子の愛が見えにくいかなあ、と。最終的にハッピーエンドだけど、なんか薄味な感じがした。薄味だけどところどころ重くて、そこもアンバランスというか。
他のジャンルに比べて、BLって結末さえハッピーになれば合意なき行為が描かれていても構わない、という風潮がある。これはそんな深い意味はないだろうけど、まあ、合意なしでやれば、当然こうなるよね、という結末になっている。
あらすじのお話ではなく、絵描きの話でした。日本が舞台で、攻めも受けも日本人です。
作品のクオリティとは別に、この作者には別の作品にもゲイを社会的な禁忌として描いている作品があり、そういう扱われ方のゲイを描くのが好きなのかな、と思い、それが少し引っかかった。
悪いとか悪くないの話ではなくて、価値観というのは変わりゆくもので、ゲイに対して禁忌的扱いをすることが今はダメだよと社会的になり始めた中、この作者はずっとこの調子でいくのだろうか、と、思っただけである。
たとえ囚われの恋でも